12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

水野俊治陶展 2024.5

2024-06-08 20:00:15 | 陶磁

瀬戸から70㎞あまりの美浜町へ出かけた。

野間郵便局旧局舎は登録有形文化財。

なんでも、郵便制度が始まった明治初期に廻船問屋・味噌醤油製造業を営んでいた森田伊助が明治 13 年(1880)に5等郵便局初代局長として旧野間郵便局舎近くにある自宅の一部を事務室に改修して開局したことが始まりとのこと。

野間郵便局旧局舎は、伊助の孫の森田定吉が、昭和 6 年(1931)に現在の地に新家として建設し、普通3等郵便局3代目局長として引継いだ建物。なるほど~🙄

 

解説によると

知多半島の伊勢湾側に建つ、もと郵便局舎。大屋根と、中央前面に張出す玄関の屋根を半切妻とし、玄関の左右屋根上に切妻のドーマー窓を配して特徴的な外観を形成する。外壁の横板張に上下窓を配すなど瀟洒な洋風意匠になり、地域のランドマークとして親しまれる。

 

なかなか味わい深い。

 

 

さて、本題はここからです(笑)。

この横を通り・・・

 

 

見えてきました。

 

 

頂いたDM。水野俊治陶展。

 

 

会場は旧森田定吉邸。そう、先ほどの郵便局の三代目の邸宅。リフォーム仕立ての玄関。

 

 

水野先生と作品。
窯業専門校時代に轆轤講師として指導をうけて、専門校終了後もずーっとお付き合い?させて頂いて現在に至る。工房・自宅によってご馳走してもらったりしている。😊

 

 

こちらの割れた壺。穴窯焼成中に薪が当たり割れてしまったのだが、逆に味わいが出た様子(笑)。

 

 

灰被りが良い感じ。

焼成中、停電が起こりデジタル温度計が使えなくなったそうだ。

薪窯焼成の経験者が炎の色を見ながらなんとかピンチを超えたとのこと。😆

 

 

会場全体。食器や花器が中心の作家である。

 

 

こちらは、花器。

 

 

花が入ると雰囲気ある。

 

 

話が前後するが、こちらの建物は知多郡武豊町で有名な喫茶店『治郎兵衛』(2023.2閉店)の連れ合いの本家となるそうだ。

その『治郎兵衛』のカップ&ソーサーなどが水野先生の作品であった縁で今回の陶展となった。(先生談)

急きょ、コーヒーも出すことになって治郎兵衛ファンが駆けつけて、陶展をメインにする人よりも多かったらしい(笑)。

 

1年ぶりぐらいに色々と話をして、飯碗を購入。会場を後にした。

せっかくここまで来たのだからとすぐそばの海に向かう。引き潮の静かな海が広がる。😃

 

何事も長く続けていると、色んな人との出会いや繋がりがあるものだと思う。

経済的財産より、人との繋がりが財産だよな。と年齢が進むにつれて思うのである(笑)。

 

💖

 


美濃加茂の岩場 2024.5

2024-05-13 21:58:13 | 

大型連休も関係なく仕事している一人である(笑)。ただ連休最後の月曜日に休みをとった。

天気は微妙だが、岩登りに行く計画だ。

これまでに、岩でのボルダリングやトップロープでの岩登りはしていたが、今回はマルチピッチ。

マルチピッチとは、2~3人で一組となり(今回は2人)でリード(先頭)とフォロー(2番手)を繰り返して登るシステム。

ロープの長さ(50~60m)を1ピッチとし、10回繰り返せば10ピッチと言うことになる。

フォロー(2番手)は、リード(先頭)が登っている間ビレイ(確保)して、リードが終了点に着くと今度はリードが上からフォローをビレイする。

 

支点に繋がっているトップロープだと登りに失敗しても気軽にロープにぶら下がっていられるが、

リードになると途中の支点から支点までの距離が長いとロープを掛けるまでは落ちられない緊張感がある。😨

 

マルチピッチは初めてである。必要な技術を習得するために、プロガイドに講習を受ける。

まずは懸垂下降。消防などがビルの上から降りて来るアレである。

こちらで講習を受けた。前日の雨が残って岩は滑るのだが、懸垂下降なのでまあ何とか(笑)。

 

 

降りること自体は難しくない。降りる体勢になるまでの道具のセットを間違わずに手早くセットできるようにする。

間違えると数メートル下の地面まで墜落する。懸垂下降の事故は少なくない。

その他、自己確保のロープワークなど最低限のことは身に付けねばならない。

 

さて、当日天気は曇り。雨は持ちそうだ。

車を止めて岩山を見上げる。

 

 

林を抜けて最初の岩の取り付き、1ピッチ目。

ここは、アプローチシューズや登山靴でも登れるぐらいだが、練習もかねてロープを出す。😁

 

 

ロープが付くとこんな感じ。最初に登る人(トップ)が、支点を作りながらロープを引く。

登ったら上で自己確保しながら、次に登る人(フォロー)を確保する。

 

 

2ピッチ、3ピッチ目と順調に登る。

足元に見えるのは支点用のボルトと残置ロープ。高度感はそこそこある。

 

 

マルチピッチは10数年ぶりと言うザイルパートナー。色々忘れてると最初話していたが少しずつ戻ってきたようだ。

 

 

さて、ここから約25mの懸垂下降である。練習の成果を出すときだ(笑)。

 

 

4ピッチ目がなかなかだった。直登ルートはグレードが上がる。

逆相スラブを一段登った所から左にトラバースする。最初は見えていたトップが見えなくなる。

あとはロープの張り具合を見てロープを出す。核心部分を超えれば声で応答する。

リードしてもらったらフォローは道具を回収しなければならない。

登りながら思う、ここをトラバースしたのか、なかなか悪いな。踏ん張って道具を回収。自分もだが道具も落とせない。😓

 

 

そのあと5ピッチ目、今回のルートで核心となるグレード5.9を登った。

オーバーハングしているところで、ムーブ(体の使い方)を考えた。😎

 
 
GORO8 さんより参考動画。
 
 
 

で登り返したら、先ほど登ったところからわずか数メートルのところへ出た(笑)。

対岸の岩山も凄そう。

 

 

7ピッチ目。パラっと雨が来るが何とかまだ大丈夫。

 

 

8ピッチ目、岩の正面ルートはグレード5.11ある。

ザックを背負ってなくても、落ちずに登れるか微妙だ。まずはトップロープで遊んでみたい(笑)。

 

 

でこの横面が5.8~5.9となっていてこちら側を登る。楽しい!

 

 

山の緑が元気!曇り空でクライミング日和。ピーカンだと直射日光と岩も熱を持ち汗で手が滑る。

 

 

9ピッチ目5.5はリードをする。途中のボルトにクイックドローをかけてロープを通すまでは落ちられない。

やさしいルートでも油断禁物。😅

 

 

最後の懸垂下降。随分慣れた。

 

 

ラスト10ピッチ目。ここを登ればゴールだ。

 

 

抜けてゴール!

 

 

初のマルチピッチ一度も落ちずに登りきれたー!😆

 

 

久々に一句読んでみる。

 登攀の ロープが繋ぐ 岩の上 眼下に望む 緑の田面 

 

 

ここから少し山を歩き。ゆっくりできる場所へ移動。

この岩場、高木山の一角にある。高木山は遊歩道が整備されていて、天気の良い日にのんびり歩いてみたい。

 

 

帰りは山道を下りながら、岩場の下見。

 

 

なかなかの迫力だ。

 

 

人と比べての大きさ。何本もルートがある。

週末は賑わっているようだ。

 

 

無事下山。

いやあ、楽しかった。途中の逆相スラブとそれに続く5.9のルートを登っているときは、

これが続くと最後まで無理かもと思ったが、あとは差ほどでもなく登れた。やさしいところはリードも経験でき良かった。

少しずつ経験積めば中級ぐらいの岩は登れるかな。

それにしても8000mの高所登山を、それもソロで。そんな登山家の技術と精神力はケタ違いに凄いと思うのである。

 

💖

 

 


桜、サクラ、さくら 2024年

2024-04-13 19:46:09 | 日記

4月である。卯月、植月(うつき、うゑつき)とも言うらしい。

卯の花が咲く頃とか、田植えを始める頃とか言うのだが、それってどちらも5月初旬ごろじゃない⁉

と思ったのだが、和名の月名は旧暦なので、田植えや卯の花の時期と一致するのである。😁

 

さて、瀬戸もここ数日桜が満開である。

この文章を書き終える頃は、葉桜になりつつあるかも(笑)。

毎年楽しみにしている近所の桜の木。
 
咲き始めのころ。

 
 
 
近づいて。
 
 
 
 

数日後、大雨が降った後の青空。気持ちいい!

 

 

 

山あいの町、瀬戸の風情が好きである。

 

 

満開になった!

 

 

 桜の木の影に、散った花びらが・・・

 

 

 水たまりに敷き詰められた、花びら。

 

 

桜ソメイヨシノの花を観察していると、最初は薄いピンク色。日が経つにつれ色が濃くなっていくようだ。

特に中心部は、次第に赤く染まっていく。

 
 

そして隣から若葉が出てきて、花びらが散る。

 これは、2022年の満開時。天気と満開のタイミングが良かった。 😁

 
 
 
日本の桜は海外でもかなり有名らしい。
 
オランダのチューリップ、イギリスのバラみたいなものかな。😊
 
桜が終わると初夏だね。
 
💖

スキー練習

2024-03-30 17:38:19 | 

今シーズン4回目のスキーは、木曽福島スキー場へ行く。

年末年始まだ雪が不十分だったころ、リフトで上がってリフトで降りて来るスキー場とか、コースが一つぐらいしかオープンしてなかったりとか、もろ暖冬だった(笑)。

今年に入ってまとまった雪が降った時は、木曽駒ケ岳へ雪山登山に行った。それから1カ月の間、また暖くなり雪が融け、寒波が来て再び雪が積もったり・・・。

そのあたりでナントカ休みを調整して4回目のスキーに漕ぎつけたのである(笑)。

この日は町民デーで、町内の人は無料滑走できるらしい!そのためか駐車場が満杯。

 

 

 

軽バン1台ぐらいは入るスペース見つけて駐車する。その後隣に普通車が入っていて少し驚いた。

駐車場は、チケット売り場から少し上部。準備をしたら軽く滑っていく。

さあ準備良し。ファミリーゲレンデで慣らし滑りから(笑)。少し慣らした後、もう一つ上のリフトへ。

以前はこの中級⁈ぐらいの斜面で転んでいたのだが、とりあえずはコケ無いで滑れるようになった。😁

 

 
 
 
今日は、実に天気が良い!                                
 
御嶽山が見事。
 
 
 
 
ここも、以前は滑れなかったので林道から回っていたところ。
 
かっこよくは滑れないが半分横滑りで転ばず降りられるようになった。😊
 
スキーヤーしかいないのがここの売り。(ボード禁止)
 
 
 
 
早めにお昼休憩してから、最上部まで上がってみた。傾斜が一番急な所。
 
ここは、ほぼ横滑りで降りた(笑)。
 
中央アルプスが見える。
 
 
 
 
もちろん御嶽山も。
 
 
 
 
山並みが幾重にも重なる。
 
下の方にゲレンデが見える。かなり高いところにいる。
 
 
 
 
この日は、バッジテストがあり。1級2級に皆さん挑戦していた。
 
2級の合格率は3割ぐらい。1級は1割少しとなかなかに厳しい。🤔
 
 
 
 
午後になっても、快晴のまま。👍
 
 
 
 
中央アルプス。地図によると、手前から木曽駒ケ岳、三ノ沢岳、檜尾岳、熊沢岳、東川岳、空木岳と並ぶのだが、
 
見えている範囲がどこまでなのか良く分からない。😅
 
 
 
 
何度見ても見飽きない御嶽山(笑)。
 
今年は、ドラゴンアイを見に行きたい。
 
 
 
 
コケ無くなったけど、滑りはこれぐらいのレベル。
 
もっと通わないと上手くならないね~。
 
 
 
 
あと1回、できれば2回滑りに行けるかな~。
 
白馬辺りまで行けば、まだまだ滑れる。しかしそこまでの気合は、山ほどにはないのでぼちぼちね(笑)。
 
数日前、並んで電線にとまっている2羽の燕を見かけた。
 
春来たり。
 
💖
 
 

中岳・木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳) 2024.2

2024-02-27 21:06:35 | 

昨年に引き続き、今シーズン最初の雪山登山は木曽駒ケ岳を計画する。

天気予報では、雪のち晴れ。どうなるかなとも思いつつ、晴れ男なので大丈夫でしょうと床に就く。

しかし、起きると小雨が降っている!そのうち高気圧に入るはずと出発する。😁

 

ロープウェイを使う木曽駒ケ岳登山は、マイカー規制で菅の台バスセンターからだ。瀬戸からざっと130km、1時間30分とグーグルマップ。

サービスエリアでの朝食、駐車場ついてからの準備等考えて、始発のバスに乗るために家を5時に出る。

時々思うのだが、前泊しない日帰り登山は家を出るのがとても早い。時には4時出とか、3時出とかになると車中泊か迷う(笑)。

登山している人ってほとんど寝不足だよなぁ。

行動中は気が張っているので差ほどだが、お昼食べてゆっくりしていると眠くなる(笑)。


さて駐車場に入るところで目にしたのは、ベンチにずらっと並んだザック。あらま始発バスに乗るための順番取りか。

準備を整えてバスの時間に並ぶと、バス停からはみ出て最後尾(笑)。

前方におそろいの赤と黄色ツートンのジャケットのグループがいる。どこかのクラブ、山岳会かなと思っていると

背中に『遭対協』の文字、腕には『NAGANO POLICE』のワッペンが見えた。混同してしまうのだが、遭対協は長野県山岳遭難防止対策協会で通称:遭対協。

民間組織で山小屋関係者やガイド、市町村職員などで構成されている。一方警察組織として長野県警察山岳遭難救助隊がある。遭難に対しては官民協働の歴史がある。

昨年は見かけなかったので、登山者が集中する土日祝には入るのかもしれない。

バスは、始発には人数が多すぎて乗れなかったが臨時便が間もなく出たので良かった。😊

 

朝早いロープウェイの中はほとんど登山者、数名の観光客と写真愛好家がいる。

山に登らないならそんなに早く出かけなくても十分楽しめる。😄

登山者は、駅を降りて準備を始める。12本爪のアイゼン、オバーグローブ、ゴーグルかサングラス、ヘルメット。

その登山者等に声掛けをする救助隊の隊員たち。準備できた者から次々に出発していく。

冬用スパッツのファスナーが上手く入らず手間取り、外へ出たら思った以上に風が強くてオーバージャケットを取り出したりしているうちに最後の出発になった(笑)。

 

この景色サイコー!!
キラキラしているのはダイアモンドダスト⁉



既にありの行列(笑)。



トレースはしっかりついている。
木曽駒ブルーが素晴らしい!



天気良し!



時より吹く強い風。



カールを登りきったところで、宝剣岳を望む。



伊那前岳方面。昨年より雪がある。



さて、木曽駒ケ岳目指して歩く。
だいぶ登ってきて振り返る。宝剣岳と奥に中央アルプスの山々が良いね~。😎




東側には南アルプスが連なる。




今いる中岳から一度下って登り返せば頂上だ。




ほどなく到着。




頂上からの眺め。御嶽山は雲の中。



富士山が見える。昨年はなっかた雪が今年はあるね。




山頂に立つ木曽駒ケ岳神社。この山には信州、木曽、伊奈と3つ神社がある。
そのうち山頂には2つの社殿がある。木曽側にあるのがこちらで、もう一つ伊那側にあるのが伊那駒ヶ岳神社である。
そして、ロープウェイ千畳敷駅すぐ出たところにあるのが信州駒ケ岳神社。
神社をいう場合、駒ケ岳でなく駒ケ嶽と書く場合もあるようだ。御朱印は駒ケ岳となっているのでどちらもありかな(笑)。




エビの尻尾(シッポ)が見事。




風が強いと行動食をかじるぐらいで終わることもあるが、今日はさほど風もなく天気も良い、お昼はカップ麺を食し温まる。コーヒーも入れた。😁
たっぷり休憩して下山だ。降りてきて振り返る。まあまあの高低差。登るときはこれ登るのかと思うが、歩いていれば着くのだ。体力はそれなりにいるけど。




下山方向にそびえる宝剣岳。良い感じに撮れた。😎



双眼鏡で覗くと、トレースが見える。



あの斜面で滑ったら、この世とサヨナラね。



さて、千畳敷カールへ降りる。昨年は、凍った所と腐った雪のミックスでかなり緊張して下ったのだが果たして今年は・・・入ると雪が深くモフモフ!
午後からでも、パウダースノー状態がキープされてて安心だ。これだけモフモフだと滑落する前に雪に埋まるぐらいだ。
少し緩くなった斜面で尻セード(お尻で雪斜面を滑ること、スピードコントロールは必要)で楽しい!
さらに斜面が緩くなったところで立ち上がり歩く。スキーしてる人はいなかったが山スキーが十分可能だ。




駅に到着して、一息入れる。
左側のトレースは夏道ルート。信州駒ケ岳神社から延びるルートはバリエーションルート。




記念撮影、宝剣岳には登ってないけどね(笑)。



無事下山。
頂上では桂小場 からのクラシックルートで登ってきている人もいた。
味わいありそうだな。
今回はピストンでゆっくり登山。初級者に優しい雪山だが、天候が崩れると完全にホワイトアウトになる。
隊員の話では、カールの降り口間違えて救助した例もあるとのこと。油断は禁物。
今年は暖冬だが、この日の木曽駒ケ岳はサイコーだった。😆
駅のある建物の中から見る富士山と南アルプス。


先週の長雨で、雪の解けた山も多い。スキー場も閉じたりして。昨年登った伊吹山は完全に溶けて夏道が見えている。先日は落石があり1人が亡くなっている。自然相手の遊びに慎重さは必要である。特に雪シーズンはいつもより慎重でないと、と毎度思うのである。

今シーズンもう1回ぐらい登れるかそれともスキーかと休める日と天気サイトを眺めながら悩ましい(笑)。
昨年のブログはこちら

💖