電子書籍で「銀河鉄道の夜」を読み終りました。
この本が実は「タイタニック」と繋がっていたということを初めて知りました。
興味をそそったので簡単に書きますね。
主人公のいじめられっ子、ジョバンニは夢の中で親友のカンパネルラと一緒に銀河鉄道に乗ります。
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その銀河鉄道に乗り込んできた6歳くらいの男の子と12歳くらいの可愛いらしい女の子は姉弟、
黒い外套を着た青年は男の子の家庭教師。
青年は自分たちが乗った船が氷山にぶつかって沈没して命を失い、天上に向かうための
銀河鉄道に乗り込んだと語ります。
これがタイタニック号沈没事件をモデルとしていることについては、
賢治研究者の間ではすでに知られていたことだそうです。
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学校にもいまいち馴染めずに家庭でも孤独を感じていた主人公のジョバンニが、
突如として宇宙空間を走る列車に乗っているシーンが幻想的です。
夢から覚めたときにジョバンニは親友のカンパネルラがいじめっ子のザネリの
犠牲になって死んでいたことを知ります。
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賛美歌306番というのが出てきて調べて、306番はないことを知りました。
賛美歌は番号が特定されていなくて、この306番は賛美歌320番と同じで
私はタイタニックの映画を見ておりませんので知りませんが、
タイタニックが沈むときに音楽隊が演奏したとのことです。
歌詞をご紹介します。
主のよ、みもとに近づかん
主よ、みもとに 近づかん / のぼるみちは 十字架に
ありともなど 悲しむべき / 主よ、みもとに 近づかん
さすらうまに 日は暮れ / 石のうえの かりねの
夢にもなお 天(あめ)を望み / 主よ、みもとに 近づかん
主のつかいは み空に / かよう梯(はし)の うえより
招きぬれば いざ登りて / 主よ、みもとに 近づかん
目覚めてのち まくらの / 石をたてて めぐみを
いよよせつに 称えつつぞ / 主よ、みもとに 近づかん
うつし世をば はなれて / 天(あま)がける日 きたらば
いよよちかく みもとにゆき / 主のみかおを あおぎみん
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昨日はウォーキングを休んだので、今日は歩きました。
実益を兼ねて、ニャンコの缶詰を買いにいつもは車で行くところを
リュックを背負って歩いて行きました。
玉川上水沿い
玉川上水は、かつて江戸市中へ飲料水を供給していた上水道です。
鯉が泳いでいる。
鴨も泳いでいる。
木立がきれいです。
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ラナンキュラス
サイネリア
ジュリアン
見ていただいてありがとうございます。
昨日はウォーキングお休みでした。