今週後半にきいてきたのは、ロナルド・メルカーと福田理子の「Bach: Sonatas for Recorder and Harpsichord」(2005年録音)。収録曲は4曲のリコーダーとチェンバロのためのソナタ(もちろんすべて編曲)で、これからきくのはヴァイオリン・ソナタ第3番(BWV1016)を原曲とするソナタです。編曲にあたっては原調のホ長調からヘ長調に移調されています。メルカーが吹いているのは歴史的楽器にもとづくフランス・トワールフホーフェン製作のアルト・リコーダー。福田が弾いているのは18世紀中ごろのフレンチ・タイプのチェンバロです。
CD : ACD HA 007-2(Aliud Records)