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あげちうのブロマガ

そこに残ってしまう願い

「けものフレンズ」は現状、如何なる状況なのか。

ともかく、「けものフレンズ3」は、最初の1年で、ちょっと無理は出ている。

今考えると、か。ともかくこのネタ、始まりから面倒を抱えている。
まず、元ネタが「薫風と菫の動物園」そんなSSである、自分が旧2chで、お題的に書いた物だ。

「薫風と菫の動物園」
薫風(くんぷう)は、今日も、動物園に出向いた。
そこは普通のそれとはちょっと違う。みんな、少女の姿をしている。
薫風には、良く行く檻がある。そこには”菫(すみれ)”と言う名のキリンがいて。
薫風は金を持って居るので。その檻の中に入る事が出来る。楽しいひと時だ。
その夜も、薫風は菫と楽しく遊んで、そして二人で、眠りについた。

次の朝、薫風が首筋の痛みで目を覚ますと。隣で寝ていたはずの菫は姿を消していた。
気付くと、首に奇妙な”首輪”がされていた。ワイヤーが少し食い込んでいて、
首の後ろには箱状のモノがあり、激痛はそこから発せられていた・・・刺さっている。

動物園は、もぬけの空・・・だ。そして薫風は檻の中に居た。檻には鍵が掛かっている?
ともかく、檻を破る事が出来ない。そのまま狼狽えつつ、気づく。ワイヤーが少しずつ締まってくる。
様々な事が頭をよぎる。後ろの”それ”が、爆弾だったら?自分だったらどうするだろう?
切ったとたんに爆発する様にする。もちろん止められない様に、万全の対策はするはずだ。

これは、気まずい状況だ。薫風は悩んだ、とにかく首輪を、直ぐに、外さねば、ならない。
何故、こんな事になったのか。とにかく、首輪を外す方法はある筈だ。


結局はこの、「売春婦を動物扱いしていた人が、応報される話」を足場に、「けものフレンズ」は何故か発起している。ともかく、ウケたと言うのはあるのだろう、だからこそだ、それを足場にする事で、それは相応の輝きを見せたが。同時に、それは要求を言い始める。結局は?売春婦、という境遇その打開だ。しかし、話は深刻になっていく…客を否定しても、その後に職とかが無ければ、元の場の方が良いかもしれない。その為には何が必要か?

この機械式トラップとかは、「SAW」とかのホラー映画にも少しイメージは出ている。そう言うのを色々考えると、一部にはかなり、ここに陥った絵が否定しがたい悪夢だった、と言うのは有るかもしれない、或いは自身の末路の様に。何とか脱出する話を求めた、或いは本来の想起は”そこ”だったかもしれないしかし。現場的には当然か、ベクトルは逆に向いている。

色々経緯があり、自分はテレビシリーズともからめる感じで創案プロットは書いてる。


「けものフレンズ3」スマホゲーム版
ジャパリパークが誕生するも、セルリアン問題が打開出来ず、開園に至らない。
何とか打開したい人々をあざ笑う様に、セルリアンは巨大化、凶暴化していく。
やがて、それは対処出来ない事態に至り、やむなく封印、閉鎖、という事へ。
フレンズらはセルリアンの暴走により崩壊したジャパリパークに取り残される。
外部との交信は遮断されるが、しかし?その前に持ち込まれたロボットかがその後、
「かばんちゃん」と呼ばれる、フレンズ?とも言えない個体として発現する事に。

「けものフレンズTVバージョン」
※これは別に自分が書いた訳じゃないが、その後がここに繋げる為に、なので
「かばんちゃん」と呼称される様になる個体は、主にサーバルらと仲良くなる。
かばんちゃんは彼らと共に、崩壊しているジャパリパークの維持を目指すが。
やはりと言うか、セルリアンの脅威は鎮まらず、彼は身を挺し一つの打開には至るが、
結論では上手く行かない。自身の存在理由などを探しに、彼は再び旅に出る。

※ちょっとテレビ2期はネタが微妙なんで、無かった事に(・・・)

「けものフレンズPv3」
結局、道に迷った末にサーバルらの元に戻ってきたかばんちゃんだが、同時に、
「ボス」と呼ぶ端末に”外部”からのアクセスがある、状況は悪化している。
そのサポートと共に、彼らは再び盛んに成って来た大型セルリアン退治を目指すが、
その脅威は簡単な物ではなくなっており、彼らは敗走を続ける事に。
漸く打開案が見出され、かばんちゃん、その「能力」により元凶を破壊する事に成功、
それにより大型セルリアンの脅威はほぼ完全に消滅?する、が。同時にサンドスター、
その供給源である「ジャパリまん」と言うモノを、環境は生成出来なくなってしまう。
それが供給できないと、従来のセルリアンさえもやがては倒せなくなる、事から、
何とかその打開を目指す事になり探索を続け、漸くか、その方法が発見される。
機構の補修は、カバンちゃんの能力でどうにかなる。
ただその為には、フレンズら自身で「材料」を集めねばならなくはなるが、
ともかく機構は復活し、フレンズは維持可能に戻る。
しかし、かばんちゃんのセルリアン化は、それらの行為の結果で、着実に進行していた。

同時に、この頃から「キュルル」と言う、かばんちゃんに似た個体も現れ合流、
彼らは共に、自身の存在理由その他を見出さんとする事にはなるが。

※この辺は、けものフレンズ2期ネタの合流、という点での後付けではある。
しかし、キュルル側とかばんちゃんとで、意見が対立していく様になる。
キュルルは、ジャパリパークを覆う封印を解除し、再び”元”の姿に戻す事を提言。
かばんちゃんは、それに対して否定する。この場はフレンズら自身で維持出来ないと、
またあの大型セルリアンが現れる事になる。その対立は乖離を産み、やがてキュルルは、
何かの暴走を始め、遂には自身が、あの巨大なセルリアンになってしまう。
それを倒さねばならなくなった結果、カバンちゃんのセルリアン化もまた、既に。

フレンズらは、変質し始めたカバンちゃんを抱えつつ、その打開を目指す。
”外部”の協力と共に、過去の研究施設を発掘、その場で何とか「カバンちゃん」を、
「改良」する事になって。かばんちゃんは、その特殊な能力を失う事にはなるが、
何とか「フレンズ」として再生、事態は何とか打開される。

結果的には、セルリアンの脅威が薄れた事から、封印も解除が可能にはなる。
ただ、自由に暮らす彼らの様に、自身らが介入すべきか…研究者らは、少し思案中だ。


大体、こんな所で「良かったね」オチ、というニュアンス。


プロットは楽…?ではある。漫画ですから、それは言いやすい。

ただ、これをまともに描こうとすると、相応に面倒である、それもまた現実。

「セルリアンとは何か?」要するに、娼婦を必要とする客層”全て”ではある。その中には、かなり剣呑な人々も居る訳だ、それを結局は否定せねばならない、時。現場としても、ちょっと重さは間違いなく、あって。

細かい事は言わず、単に現場は言う通りに描いて、プロット側に全責任を向けていればいい。

と、そうも言えないのが現実、だろうか。

「仕事」をしなければ、維持は出来ない、のだけど。


使用イメージ
https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im10858052
https://publicdomainq.net/jacopo-bassano-0018774/

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