たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

(再掲)宙組『MAKAZE IZM』

2023年12月16日 00時27分17秒 | 宝塚

宙組『MAKAZE IZM』-2023年1月15日ライブ配信

宙組『MAKAZE IZM』

フリーペーパーを断捨離するにあたっていま一度振り返り。

少ない人数でしたが素晴らしい宙組コーラスをきかせてくれて、最後にみんなでぎゅっぎゅっと団子になって、裏側では不協和音が起きていたとは思えないひとときでした。週刊誌に続けて記事が出てしまったことから生れた上級生と下級生の溝。コロナ騒動の過剰なカンセンタイサクによりコミュニケーション手段が断たれたことはすでに相当心身に影響を及ぼしていたと思います。特にまだ若い下級生への影響は半端ないと思います。それでも舞台に立つためになんとかここまでやってきていたであろうことが週刊誌のせいでふっつりと切れてしまったという側面があると思います。名前書かれた生徒さん、この頃から相当きつかったんやろうなあ。だからといって無理に笑顔をつくっていたとは思いたくありません。舞台の上ではみんな全力で生き抜いていたと信じています。

いま宙組を建て直すべく、真風さんからバトンを引き継いだキキちゃん、新組長をはじめとする上級生たちがひっぱっていこうとがんばっているのなら全力でエールを送るのみです。必ず戻ってきてください。待っています。

 

TCA PRESS 2023年3月号より

「真風涼帆ヒストリア」にファンと宙組メンバーが愛を刻んだ瞬間

 宙組トップスター真風涼帆が、東京国際フォーラムで宝塚生活最後となるリサイタルを開催した。

 弾けるビート、近未来的なコスチュームで華やかに幕を開けた『MAKAZE IZM』は、まさに真風の男役人生が凝縮されたステージだ。

 海外ミュージカル、オリジナル、ショー作品・・・、真風が全身全霊で務め上げたこれまでの舞台作品からの懐かしいメドレーで、会場の熱気は早くも最高潮に。ここで『風と共に去りぬ』のレット・バトラーに扮した真風が「♪さよならは夕映えの中で」を。スタッフに尋ねた真風に歌ってほしい曲でダントツだったのが当公演曲だったそうで、確かに真風には大人の男の哀愁がよく似合う。「♪NIGHT AHD DAY」では真風の原詞歌唱に続き、同時退団となるトップ娘役の潤花と共にエメラルドグリーンの衣裳に身を包み息の合ったデュエットダンスが披露された。

 「ジャポネスク」コーナーでは、故郷・熊本の民謡「♪田原坂たばるざか」や、潤の故郷・北海道からの「♪YOSAKOIソーラン」で息を呑むほどの迫力を見せた。続くコーナーでは、ポスターを飾った爽やかな衣装に着替え、宙組生たちと「危険な男メドレー」の展開の後、全員の想い一つに「♪ONE HEART」を熱唱した。

 潤、桜木みなと、組長(寿つかさ)、副組長(松風輝)が観客の協力を得て、真風への愛を賑やかに告げる和気あいあいトークを経て、フィナーレへ。ファンがリクエストしたJ-POPに応えて多くの曲を歌い上げ、最後は『Hotel Svizra Houseホテルスヴィッツラハウス』から「♪Lives in the theater(劇場 ここに人生が)」の合唱で幕は降りた。客席ではファンが色の変わるペンライトを揺らして愛と応援を送り続け、真風たちもその姿に励まされ力の限りの歌唱で応えた心温まるラストリサイタルとなった。」

 

 


この記事についてブログを書く
« 日比谷シャンテステージ衣装... | トップ | 東京宝塚劇場に灯りがともっ... »

宝塚」カテゴリの最新記事