Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

旧知の仲間との”奈良の旅”第三弾に備えて、奥吉野ソロドライブ記録

2024-04-19 17:46:56 | 旅行

これまでこのブログをご覧いただいたみなさまには

周知の事実なのですが

この私、誕生月が睦月の1月、山羊座、六星では六白金星

その上、血液型が大雑把なO型で

幼少の頃から協調性のない”お山の大将”気質

(学生時代もその後も『あんたが大将』と半ば呆れながら揶揄されたものでした)

 

そんな性格だからか

小学生の頃からイベントを企画して幹事するのが大好き

 

小学生の時からずっと同窓会やキャンプ、親睦会・懇親会を続け

最初に就職した船会社の同窓会(?)に

SNS仲間との泊りがけでのオフ会も数知れず催してきたのですが

 

2011年には、青年海外協力隊の訓練時代の仲間に声をかけ

訓練所に集ってから30周年記念同期会を思い出の駒ケ根で開催

約100名の同期のうち、なんと30名が世界各国から集ってくれたんです

 

任国に派遣される前の僅か三か月半、広尾と駒ケ根の訓練所で過ごしただけなのに

貧困と熱帯病が蔓延し、電気も水道もないような生活を厭わず参加してきた仲間だったので

心の底から繋がってる生涯の友

 

その同期会がキッカケとなって

その後は頻繁に全国津々浦々で同期会を開いてきたのですが

 

一昨年の2022年の年末に

奈良の我が家で”猪鍋をつつく会”しませんか?と声をかけたところ

関東方面からわざわざ4名が集まってくれ

初日が猪鍋、翌日は山の辺の道から吉野山・奥吉野を案内したのですが

九州の福島(伊万里の対岸)に出張した帰り道

博多に立ち寄ってその同期会をやむを得ず参加を断念した同期と会って食事したところ

とても残念がって「春に吉野山で花見する?」と誘うと即快諾

 

それならばと、すぐにまた同期に声をかけ

2023年4月に吉野山での花見同期会を開催したのですが・・・

開花が早すぎて吉野山は奥千本以外すでにしっかり新緑

天川・洞川・川迫川に沿って紀伊山地を越え

ナメゴ谷ビュースポットからは山桜の登り龍に大感動してくれて

今年は、”吉野山へ去年のリベンジに訪れよう”との提案をしていただき

大喜び

 

それじゃあ、ついでにもっとディープな奈良を知ってもらおうと

なかなか行くことのでき”不動七重の滝”と”修験道の聖地:前鬼山集落跡小仲坊”をメインに

できれば

下北山から日本三大酷道のひとつ、酷道425号線で玉置神社経由で瀞八丁

日本最大の村、十津川村の元祖源泉かけ流しの温泉宿に泊まり

果無集落から熊野古道を眺め、再び酷道425号線で日本三大美人湯の龍神温泉に出て

護摩壇山から高野山奥の院に立ち寄る

 

そんな壮大な秘境探検ルートを考えていたのですが・・・

2023年の年末に、国道169号線が下北山で大崩落が発生

復旧までには数年かかるらしく

 

更には酷道425号線も通行止め箇所だらけになって

周回ルートは諦めたものの

 

せめて”不動七重の滝”と”前鬼の里”に行けないだろうか

と下見を兼ねて3月30日にソロドライブした旅の記録です。

 

周回が無理だとわかり、その代案として見つけたのが

JR東海の”いざいざ奈良:奈良大和四寺編”の長谷寺と室生寺

 

とりあえず長谷寺に向かいました。

門前の枝垂れ桜は見頃で『よしよし』と頷き

続いては室生ダムに立ち寄り(一人がダムマニアなので)

室生寺の様子を窺い

室生の里の桜の名所(西方寺)の枝垂れ桜を下見して

鴨撃ちで馴染み深い 林道赤埴カトラ線に入り

唐戸峠を抜けて

榛原、菟田野、東吉野村を抜けて川上村に入り

三重県との県境の日本のマッターホルン高見山を水源とする

高見川に出て

吉野川との合流地点から国道169号線で上流方向へ

大滝割滝に沿って

大滝ダムを下見して(ダムマニアが喜ぶように)

川上村の道の駅でトイレ休憩

お腹が朽ちて眠らくならないようにとアッサリとカレー南蛮(蕎麦)

続けて、その昔は入之波温泉や冬以外はヤマビルだらけの三之公から明神滝へ行ったり

北股川へ家族でBBQと水遊びと当時は頻繁に通った大迫ダムを下見して

 

紀伊山地の東の南北の分水嶺、大台ケ原に隣接した和佐又山トンネルを抜け

池原貯水池を横目に下北山村に入って前鬼橋が目の前

(ここまでに通行止めゲートがありましたが、

事前に前鬼橋までは通れると確認しておいたので警備員に説明して無事通過

ここを右折して前鬼に向かいます

大雨の直後で落石と路肩が崩れそうな箇所だらけだったので

慎重に、でもなんとしても不動七重の滝まで行かなければと猪突猛進(笑)

(その昔は未舗装の砂利道だったのですが、いまは一応アスファルト舗装されています)

 

その昔、家族連れで何度も歩いた遊歩道入口に到着してホッと一息

展望台から轟音を響かせている不動七重の滝の眺望を楽しんでから

前鬼山集落の入口で車を置いたのが14:25

歩くとそこそこ傾斜のある林道を黙々とのぼること約30分

前鬼山集落跡に到着

 

鬼の子孫の集落最後の宿坊”小仲坊”に到着

日本遺産というよりも世界遺産

その昔は、修験道の行者くらいしか訪れない土地で秘境感あふれる場所でしたが

世界遺産となったことから

一般の人々にも知られるようになってしまったのが

嬉しいような悲しいような

護摩木をお供えようと声をかけさせていただいたところ

鬼の61代目の子孫 五鬼助さんが出てきてくれました。

なんせ携帯の電波も届かない谷深い場所

世界遺産に登録され、わざわざたぶん大工事して有線の電話が敷設されました。

↓この写真の左端の建物が、これまた世界遺産登録で新設されたトイレ

知り合いの昔から修験道で訪れてた行者さんは

快適に用が足せるようになったととても喜んでました(笑)

この宿坊の奥に 前鬼ブルーとして有名な

修験道の靡きのひとつ”前鬼川の垢離取場”があるんですよ。

ほんとは、あまり知って欲しくない聖地なんですが

仁淀ブルーなんて比較するのも恥ずかしい絶景

 

まあ、わたしのブログなどほとんど閲覧されてないから杞憂ですよね

 

どんな場所か、検索していただけたら幸いです。

https://www.google.com/search?sca_esv=e91e320a5f7b7808&sca_upv=1&sxsrf=ACQVn09xNA_UQdi2vv2FfMIs7B7KQxfaIA:1713515841608&q=%E5%89%8D%E9%AC%BC%E5%B7%9D&source=lnms&uds=AMwkrPtj_6WzK1FzqxqgFKqG_8Y6DNdPbQgI0oPwrji5BQovgj1YtVYuZHzyjHntOc7h4UK4PpZe5nwtqEdTvOhzQ-OWmhYCHYzVU8YrrrlKJ7YF-BSz6wHVee8DcKZlEsprtUXHosH5ur8vNTcB2Rq2WPbGl9XYJqUMDwGlwH1A6ZuoKGPNYiK9AI43Yr80EkxSagv6vRgT1bVjELLWYutoB16zo2-e5yFvJ6FfZS6cnOnIEBnc1MmjXtQ3D1cPaiBgNQ_Z5KXlSf0bc5SfjhcGzP9pwSyK5IPFEDCifBA2dmKGUx-t9pjN8uhszcX45_J5y7VswI3-&sa=X&ved=2ahUKEwiSgrn4782FAxVwh1YBHXWPCAoQ0pQJegQIERAB&biw=1538&bih=746&dpr=1.25#fpstate=ive&vld=cid:3da2d08e,vid:SDeV4ziaFtI,st:0

 

前鬼山集落跡からの戻りでは

大雨の後で水嵩の増した川や滝を愛でながら

 

再び車に乗り込んで

トンネルを通過し

不動七重の滝の最上段を横から眺め

昔と比べたら劇的に改善されているのですが

(アスファルト舗装に部分的ながら危険箇所のガードレール、山側のセメントの吹き付けと落石ネット)

アスファルト舗装の下が抉れた箇所だらけ

なんとかまた前鬼箸がみえる場所まで戻ってホッと一息

修験道の大峯奥駆修行を前鬼で下りた行者さんたちで賑わう

バス停(前鬼口)も今後数年はバスが来れないだろうしどうなるのかな

その後、2011年の紀伊半島大水害の時に崩落した箇所を

眺めながら帰宅の途についたのですが

この日のログはこんな感じ↓

(往路が途中で気づいて橿原からスタートしてます)

速度での色分け(赤:徒歩、黄色:低速、緑:高速)

家に戻ってから、『よし、これなら不動七重の滝と前鬼山集落跡に行けるな

と思っていたところ

その後も大雨となり4月1日にまたまた国道169号線の下北村で崩落が発生し

通行止めとなって結局代案の長谷寺と室生寺に行くことになっちゃいました。

 

奥吉野という場所、大台ケ原でも知られるとおり年間の降水量が半端なく

しょっちゅう国道の法面崩落で通行止めだらけ

もし訪ねてみようと思われた方がいらっしゃいましたら

”道路情報なら”で事前に調べてからにしてくださいね。
(出発当日も再確認するようオススメします)


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