LINE証券を申し込んだとき、とても大変な思いをしました。
たくさんの角度から写真を撮り、身分証明も送り、2時間近くかけて登録し、口座を開設したのに、そのLINE証券が証券業務を野村に引き渡すといいます。
じ、冗談じゃない!
若い人なんか結構口座を開設したんじゃないでしょうか。
それもNISAで。
それがほんの短い期間で閉鎖して、野村に移管すると聞いて、慌てました。
まぁ大した金額を入れていたわけではないし、若干の利益も出ていたので、すべて現金化して出金を完了しました。
他のネット証券会社はそのほとんどがいまだに息を永らえているのに、ポッと出てきてサッと撤退する。
オンライン金融業の怖いところでしょう。
ましてや仮想通貨なんぞは、そもそも無有形の資産なので、怪談貨幣みたいに姿が見えないので一切手出ししていません。
もっともアンポンタン大馬鹿間抜け倅は手を出していて、少し稼いでいるようですが、果たしてどうでしょう。
LINEはFX専業になると言っていますが、それだって怪しいもの。
レバレッジを利かせたFXなんぞは、以前わずか一か月であっという間にかなりな金額を溶かしてしまったので、絶対に手を出しません。
27年前に世を去った親父は、山一から朝早くTELが入って寝ぼけ眼でOKを出したワラントが、あっという間に1400万ほど溶かされて、「慣れないもんに手を出すべきではない」と、二人で話し合ったものです。
だからFXだって恐々始めたはずなのに、ほんのちょっぴり儲かったので大きく勝負に出たらガッツリ負けて、親父の言葉が鮮やかによみがえったものでした。
ところでこの株高、果たしていつまで続くのかが気になります。
あのバブル絶頂期には、日経平均10万もあり得ると言われていたものの、3万8千円から急降下しました。
あの時ほど極端ではないにしろ、いつかはバブルは弾けます。
下がり続けて0になる株は無いにしろ(上場廃止になれば0だけど)、上がり続ける株もないのです。
愛車遍歴に出ていた森永卓郎さんが「2年以内に株は下がる」と断言していましたが、まぁそんなところでしょう。
彼は優秀なので、ちょっと予想のスパンが長いけれど、蟷螂の予想は、今年の12月の大納会が天井だと踏んでいます。
競馬と同じで手堅い枠連を買うか、大穴狙いの3連単を買うか、その人の性格なので何とも言えませんが、ロシアとウクライナの戦争が今年中に収束すれば、株価は突き抜けるように高騰し、そして復興のための経済の混乱が始まると、株価は急速に落ちるはずで、終戦が来年に持ち越されれば、それはそれで株価の押し下げ要因になるので、森永氏の予想の根拠はそんなところにあるのかもしれません。
森永氏の愛車遍歴の録画は永久保存にして、今後のマーケットの詩的指針にするつもりです。
車の選び方も論理的でセンスが良かった。