見出し画像

小鳥見日記

菅生沼にあらわれたツミの雌雄

前日の雨で増水した川を見ながら歩く朝。
草が伸びてきて、雨上がりでなくても朝露でズボンや靴が濡れてしまう。
夏は着込まなくていいから楽なんだけど、防水スプレーやら虫除けやら日焼け止めやらでよけい大変かもしれない。

一生懸命さえずるホオジロ。菜の花も散って種になったね。

 
上沼はツバメがさかんに飛び交っている。カワセミは3羽がバトル中。
合間にちょっと枝にはとまるけど、写真を撮る時間はもらえなかった。
夏鳥の声はセッカだけ。
 
中沼の上をダイサギらしき鳥が3羽舞っていると思ったら、下にも3羽。
手前左はアオサギ。食べ物がたくさんあるのかな。


参加できなかった先週末の探鳥会では、モズの親子が観察できたと聞いた。
「きっとこのへんで営巣してるんだろう」という心当たりはいくつかあるので、その周辺で気をつけて見ていると、幼鳥っぽいモズの姿が見えた。葦にとまるのもまだ慣れていないのか、ちょうどいい枝を見つけるのに苦心している様子。とまっては移動、とまっては移動…。親らしき個体も周りをウロウロ。
がんばってね。


キジは相変わらず片手では足りないくらい会う。


2羽で仲よく並んでいるのは誰かと思ったら、ヒヨドリ。
関係性はわからないけれど、この後も2羽で移動していた。


途中、とあるところからいつもの景色を眺めていると、目の端に違和感。なんかいる。
これは誰だ?

ちょうど私の姿が生い茂った木の葉に隠されているせいか、のんびり羽繕いをしている。



すると同じ木にもう1羽やってきた。


こんな感じ。

数日前に見たサシバに胸の模様が似てるなあ、と思ったけど、1羽は目の色が赤いしなんか雰囲気も違う。
そもそも、自信を持って見分けられる猛禽は、冬場にここで毎日会うおなじみのチュウヒとノスリとトビだけなので、帰宅後に図鑑を見比べてもよくわからない。
潔く諦めて(笑)いつもお世話になっているLINEグループに投げたところ、秒で「ツミの雌雄ですね!」と教えてもらえた。虹彩が赤いほうがオス、黄色がメス。若い個体とのこと。


営巣しているかどうかわからないけど、時期的には合ってるよねえ。ここで子育てしてくれたらうれしいな。
 
このツミたちを見ているときに、ときどき会うマウントじいさんに捕まり、こちらが観察しているのもお構いなしに延々と講釈される。本当に勘弁していただきたい…。みんなの遊歩道だからいつ誰が歩いても構わないし、見てる鳥が仮に飛んだとしても文句を言ったことなんてないけど、あれだけ年齢を重ねているのに空気も読めないのは残念だ。反面教師として使わせていただこう。

●この日見た/声を聞いた鳥 

  • カルガモ
  • キジ
  • コジュケイ(声)
  • カイツブリ(声)
  • キジバト
  • ヒクイナ(声)
  • カワウ
  • ダイサギ
  • アオサギ
  • ツミ
  • カワセミ
  • コゲラ
  • モズ
  • カケス(声)
  • ハシブトガラス
  • シジュウカラ
  • セッカ(声)
  • ツバメ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス(声)
  • エナガ(声)
  • メジロ(声)
  • ガビチョウ
  • スズメ
  • ホオジロ

よろしければ応援お願いします。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「MyField日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2022年
人気記事