真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

尖閣1945 門田隆将 2023/11

2024-05-09 | 読書-歴史
書籍『尖閣1945』|産経新聞出版

はじめに
プロローグ
第一章 最後の疎開命令
第二章 「水軍隊」の誕生
第三章 阿鼻叫喚の中で
第四章 「あそこに行けば真水がある」
第五章 飢餓の島
第六章 尖閣はなぜ日本の領土なのか
第七章 「舟を造るしかない」
第八章 赤い鉢巻の決死隊
第九章 奇跡ふたたび
第十章 救出船は来た
第十一章 もう一つの悲劇
第十二章 ありえない「奇縁」
第十三章 赤い鉢巻の「主」はどこに
エピローグ
おわりに

尖閣1945

知られざる日本人の勇気の物語。圧倒的な事実と壮絶なドラマ、奇蹟の生還、感動の尖閣領有ノンフィクション。

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ジャーナリスト・門田隆将氏、新刊「尖閣1945」 中国の根拠なき領有権主張を突き崩す

知られざる「尖閣戦時遭難事件」の史実:門田隆将『尖閣1945』

髙吉の目から、涙がとめどなく流れた。髙吉のその姿を、ともに魚釣島上陸を果たした仲間たちが、静かに見守っていた。台湾への疎開途中に、破壊された船から命からがら脱出...

アゴラ 言論プラットフォーム

 


ところで、分類がノンフィクションになっているのは正しいのか。
本ブログの分類は歴史にしておいたけど、これは歴史「小説」では?
たとえば、
「なんとしても‥‥‥よろしくお願いします‥‥」(p172)
「よし、いくぞ!」(p173)
というように、生々しい会話体で記載された箇所が少なくないのだが、「実際にあった出来事を用いて、生存者の手記やインタビューなどをもとに再構成した歴史小説」というのが正しいのではないかね。
司馬遼太郎さんみたいな感じじゃん。
まあ、それに近い会話はあったのだろうとは思えるわけで、著者は心拍性、ちゃう真に迫る感じを出すために登場人物間の会話を想像して創造したのだろう。

事実関係が怪しいとか言っているのではないよ。けど、「史実」を強調する場合に、想像して創造した会話などは(読み物として仕上げるためには欠かせなかったのだろうけど)「本当にその通りの会話があったのかね」とのつっこみ余地を残してしまうようにも思われた。

門田隆将氏の新刊「尖閣1945」、八重山毎日新聞が広告掲載拒否 中国に配慮か

門田隆将氏の新刊「尖閣1945」、八重山毎日新聞が広告掲載拒否 中国に配慮か

ジャーナリスト、門田隆将氏の新刊「尖閣1945」(産経新聞出版刊)の新聞広告について、沖縄県石垣市に本社を置く「八重山毎日新聞」が掲載を拒否していたことが12…

産経ニュース

 

門田隆将氏の新刊「尖閣1945」、八重山毎日新聞が広告掲載拒否 | News Everyday

1: 名無しさん@涙目です。(みかか) [ニダ] 2024/01/12(金) 15:08:14.00 ID:RMJtY0Zs0● BE:156193805-PLT(16500) sssp://img.5ch.net/ico/monaaza

News Everyday

 


早坂 隆さん 2021/04/04

「甲板は一瞬で血の海、泣き叫ぶ声で地獄絵図に」機銃掃射の尖閣沖、生き残った日本人の告白 | 文春オンライン

上陸してからも毎日毎日、人が死んでいった――。終戦直前、多くの日本の民間人を乗せた疎開船が遭難し、無人島だった尖閣諸島に流れ着いた。しかし、そこから120人を超える...

文春オンライン

 

(こういうのが「ノンフィクション」だと思ったのだけれどな。同じ資料を基にした同じ話を先に本にされて"ぐぬぬ"となってる?)

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