ドクトルかっちゃん[笑顔で元気] 1314KHzラジオ大阪OBC

ラジオ大阪(水)AM17:45~パーソナリティーかっちゃん&仲みゆき・毎週お届けする医療健康情報です。

自分で出来る健康管理と食事の基本②

2024-05-29 18:07:49 | 医療健康
先週の続きのお話になりますが、血液循環不良の原因を改善出来れば体調も変わります。
改善方法の優先順位・食事の改善から腸内環境を改善するのは和食(朝食はご飯、味噌汁、梅干、漬物、海草、豆類、ゴマ)
特に貧血、低血圧の人は朝食べないといけません。
食べるバランスは、主食の穀物(米、雑穀、芋類):野菜(野菜、海草、根菜類):蛋白質(豆類、魚、肉類)=5:2:1が理想(動物性食品が多くなると腸で腐敗する)
5+2+1=8? 腹八分目と永久歯の比率です。臼歯、前歯、犬歯
腸内環境の改善:小腸の働きは、免疫、消化吸収、解毒、造血、体内ホルモン、体内酵素などの生産をします。
善玉菌の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母菌を増やすご飯と発酵食品が必要です。
糠漬けなどに含まれる乳酸菌発酵物質(乳酸菌生産物質)は小腸上皮細胞を修復し、善玉菌を増やします。ぬか床の善玉菌は腸の善玉菌のバランスによく似ています。
小腸の乳酸菌だけでなく、大腸に棲んでいる酪酸菌も沢山棲んでいます。
便通の悪い人には、糠漬けとビフィズス菌を増やすオリゴ糖の併用がお勧めです。
また、ぬか床をマメに混ぜている人の手は、乳酸菌生産物質の働きでとても滑々しています。
作っていない人は夏野菜が旬を迎える前にぬか床を作って見てはいかがでしょうか?
表面が白くなって捨ててしまったという人が結構いますが、白いのは酵母菌なのでそのまま混ぜればうま味の成分になります。
塩分が気になる人は、塩を刷り込まずに、そのまま2~3日漬けてください。
塩辛くなりませんし、酸味と旨味で美味しく頂けます。
真夏は1日で良いと思います。
乳酸菌生産物質は十二指腸の働きも良くなります。
骨粗鬆症の予防でカルシウムサプリを飲んでいる人が多くいますが、カルシウムの摂取量不足よりも十二指腸のミネラル吸収力の低下です。
カルシウム、鉄、亜鉛などミネラル類は小腸上部(十二指腸)で吸収されます。
骨粗鬆症、貧血、低血圧、糖尿などミネラル食品の摂取が必要な人も多いですが、吸収力を上げて摂取すれば数倍の効果が期待できます。
特に現代人は鉄不足です。
鉄分、その他ミネラル補給には、栄養機能食品(鉄)海草物語などもお勧めです。
年と共に赤血球などの血液細胞も老化します。
血球の弾力が悪くなり堅くなるのと、血管も弾力が無くなるので血液循環が悪くなります。
赤血球はパラシュート型に変形して毛細血管を通過していきますので、通過不良でゴースト血管が増えていきます。
腸内フローラを良好に保つ事と動脈硬化の原因になる高脂血症や糖尿病があれば、そのコントロールが重要です。
乳酸菌生産物質は4週間(28日間)のNASH(脂肪肝)患者の治験データがあります。
肝機能、コレステロール、中性脂肪、糖尿病、免疫、活性酸素等に有効な事が確認されています。
乳酸菌生産物質とキノコ類の併用は更に効果が高まります。
肥満予防にもキノコ類はお勧めです。
肥満気味で中性脂肪の高い方は低体温の人が多いです。
そんな人は、梅肉エキスや酢の物など、酸っぱい発酵食品、繊維質の多い食品を食べ、肉、油料理、甘い物、冷たい物は控えてください。
体温が上がれば中性脂肪も下がり、肥満も解消する人が多いです。
血液循環不良の原因で血液の老化、動脈硬化、高脂血症、糖尿病、貧血、低血圧、低体温と7つお話しましたが、もう一つあります。
それは筋肉の緊張です。
血液循環不良と体内酸素不足で起こります。
酸素は赤血球が運ぶ酸素と、筋肉や脳に蓄えている酸素があります。
筋肉中にはミオグロビン、脳にはニューログロビンという蛋白質があり、そこに酸素を蓄えています。
両方とも鉄が核になって形成される蛋白質です。
貧血や低血圧の方、血色の悪い人は鉄分不足です。
首のコリの酷い人も鉄分不足です。
小腸の機能の改善と鉄分の摂取で首のコリも結構解消されます。
それ以外に指圧やマッサージなどの治療、自分で出来る肩甲骨のストレッチや首の指圧なども有効です。首のコリが楽になれば、視力や聴力も回復したり、脳の血流も良くなるので認知症の予防にもなります。腕を大きくまわしたり、首を廻すだけでも効果があります。
足や腕の三里などのツボ刺激も有効です。
押えて痛みのある部位を指圧してみて下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分で出来る健康管理と食事の基本①

2024-05-22 17:42:49 | 医療健康
体調が優れなくて、長期間通院されている方が多くいます。
健康になりたいと思っても中々改善出来なくて、お薬を飲み続けている事に不安を感じている事でしょう。確かに改善しにくい病気も多くありますが、食事や運動など、生活習慣を改善すれば治る症状も多くあります。
そうなれば、お薬を止める事も出来ます。
それは病名、症状から判断せず、血液の問題点を改善する事が、健康回復への道です。
症状の原因の多くは、血液の汚れと血液の循環不良、体内酸素不足です。
きれいな血液を造り正常に循環する体になれば、自然治癒力が働きます。
生活習慣でチェックすべきことが幾つかあります。
食事の傾向では、腸内で発酵する食品(ご飯、穀類、発酵食品、緑黄色野菜、海草、根菜類、煮炊物)を食べて、甘い物、腐敗する物(焼き肉)、酸化する物(炒め物、揚げ物)を控える事です。
甘い物が欲しくなる人は、ご飯(お米)を食べない人と、小腸の吸収力が低下している人です。
すぐに実行できない人は1~3日おき~1週間おきに短い目標を決めて実践する事です。
排便のチェックも重要です。
2日に1回など毎日排便がない人は便秘です。
便秘と便が臭い人は腸内腐敗で血液が汚れます。
主食(米)、発酵食品、食物繊維などの不足と消化管の機能低下で腐敗菌が増殖し、腸の蠕動運動も悪くなっています。
血圧と脈のチェックもしてください。
低血圧体質は脈が弱い。
現在、高血圧でも元々低血圧体質の人は脈が弱い傾向があります。
不整脈の人は心筋の酸素不足です。(冠動脈の血流を改善する)
高脂血症や体脂肪の多い人の手首の筋肉は霜降りのステーキ肉の感触です。
中性脂肪が高い人は低体温の傾向があります。 
日本人の平熱体温は36,9度です。
36,5度未満は低体温(小腸、大腸の腐敗)で、夜間の多尿は冷えがあります。
血液検査(基準値は範囲が広いのでバランスが重要、上限と下限の真ん中ぐらいが理想)
赤血球(男性460~480万、女性410~430万)少なければ貧血、多ければ多血症。
白血球 4000~7000 多ければ炎症の可能性があります。
平熱36,5で冷えがあり白血球の多い人は元々低体温の可能性があります。(炎症による微熱)
血小板18~28万(30万以上は血栓が出来やすい可能性)
総コレステロール200以下、TG(中性脂肪)130以下が理想(発酵食品、繊維質の摂取)
善玉HDLは50以上が理想で、少ない人はゴマ、小魚、クルミ、青味の魚の煮付けを食べる(煮汁をご飯に少しかける)
元々低血圧の人は血清総蛋白、赤血球、中性脂肪、クレアチニン、尿素窒素、肝機能、尿酸値等いずれかが低目の人が多いです。
低血圧体質でも首の筋肉の緊張や高脂血症等、酸素不足で高血圧に移行する人は多いです。
血液循環不良の原因(90%以上の人が該当する。改善すれば体調は良くなる)
赤血球などの血液細胞の老化(加齢と共に、小腸の老化から促進される)
高脂血症(酸っぱい発酵食品、繊維質の多い食品を食べ、肉、油料理、冷たい物は控える)
高血糖は膵臓の機能低下、十二指腸のホルモン「インクレチン」不足、ミネラル不足です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気な人は朝ごはん

2024-05-15 17:43:14 | 医療健康
皆さんは1日2食ですか?3食ですか?
1日1食の人もいます。
様々な健康法があって、1食、2食、3食?どれが正しいのか?
2食が正しいと思って、家族には朝ごはんを出さないお母さんがいます。
小学生の子供さんは昼の給食と晩御飯だけしか食べていません。
明らかに痩せていてアトピーや喘息などのアレルギーがあります。
アレルギーが原因で食事指導を受けて2食にされたそうですが、結果、治っていませんし体力もありません。
成長期は1日3~4食は必要でしょうね。
食事の内容も当初は玄米を炊いていたそうですが、だんだんパンやパスタ、炒め物、揚げ物が増えて行ったようです。
食事を3食に変えて、和食中心にしたら3ヶ月程で子供さんのアレルギーも良くなっていきました。
腸が弱っていたのでオリゴ糖や乳酸菌生産物質も併用しました。
では大人はどんな食事が理想でしょうか?
女性だけでなく、最近は男性も貧血、低血圧の人が多いので、1日3食が理想です。
また血糖値を気にして1日2食の人がいますが、朝食べないと昼食後の血糖値が上昇する血糖値スパイクの方も朝は食べた方が良いでしょう。
3食食べて糖尿病や肥満の原因になりませんかと思う人もいます。
それは食べる食事の内容によります。
和食中心にすれば大丈夫です。
★朝食(洋食)に多い物・パン、スープ、牛乳、ジュース、ヨーグルト、ウインナー、ベーコン、ハムエッグ、オムレツ、サラダ、フルーツなど
☆朝ごはん(和食)に多い物・ごはん、味噌汁(ワカメ、豆腐、ジャガイモ、野菜、とろろ昆布)梅干、漬物、酢の物、納豆、鰹節、海苔、ゴマ、小魚(シラス)、大根おろし、卵焼など
★朝食の問題点・野菜炒やトーストなどの高温調理は、発癌性物質「アクリルアミド」が生成します。
タンパク質と脂質の過剰摂取(過酸化脂質が多い)になりやすいので、腸内腐敗菌が増殖する傾向があります。
そして発酵食品と良質の炭水化物(徐々に吸収する米)、繊維質が不足気味になります。
便が臭くなりやすい(病気の原因)便秘、虚弱体質、低血圧、低体温、貧血の原因とも言われています。根気がない、不安、不定愁訴などは、朝食派や食事を食べない人が多い様です。
☆朝ごはんの長所・食欲のない人は、消化吸収の良いみそ汁とお粥、梅干(朝は消化管の働きが悪い) 
発酵食品はミネラルの吸収を助けるのと、発酵食品にはアミノ酸が豊富です。
ご飯、発酵食品、野菜は腸内細菌が発酵しやすい(腸内細菌がビタミンB群を作る)
米の炭水化物1gが腸内発酵すると50ccの水素ガスを生成し活性酸素を除去します。
体調不良時の調理のレシピが豊富で食品の種類も多いです。
朝食から朝ごはんに改善する為に必要な事。
一気に改善出来ない人は和食の比率を徐々に増やす。
食べた事のない物は少量から始める。
嫌いな物は好きな物で覆う(例・納豆一粒に鰹節やネギなどを沢山入れて、海苔で巻く)。
発酵食品は種類多く食べる。
発酵食品は種類が多く、発酵している乳酸菌や酵母菌は同じ漬物でも菌の株(種類)が違うので数種類を少しづつ食べること。
梅干、納豆、味噌汁(具を沢山入れれば、おかずになる)、糠漬け、沢庵、酢の物、粕汁、甘酒、干芋、干柿、その他、無添加の調味料(味噌、醤油、みりん、酢、めんつゆ、ポン酢、酒粕など)、各種漬物(胡瓜、白菜、キムチ、ナス、菜っ葉、ラッキョウ、にんにく漬、粕漬など)
出来るだけ、ご飯、穀類、発酵食品、野菜、根菜類、海藻類が好ましいですね。
日本人の腸内細菌は海苔の繊維を分解する酵素を作ります。(欧米人には無い)
海苔は、植物の中で唯一、ビタミンB12を多く含む食品です。(赤血球の生成に不可欠)
そして調理は炒め物、揚げ物などの高温調理は控えて、煮る、湯がく、蒸すなど140度未満の調理方法が好ましいです。
特にこれから数か月は薄着で過ごす季節です。
ちょっと肥満が気になる方は、1週間の肉、油抜きもダイエットになります。
1週間が無理なら2日おきに実践してみてください。
肉⇒小魚、大豆、豆類
油⇒ゴマ、ナッツ類 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乾燥肌・お肌を乾燥から守る食事とお肌のケア

2024-05-08 17:44:38 | 医療健康
だんだん暑くなって、室内はエアコンの使用で乾燥し、お肌の状態が悪くなります。
乾燥肌の方は、カサカサして背中やわき腹に痒みがでる人もいます。
乾燥肌には保湿保湿という人が多いですが、食事も重要な要素です。
お肌に水分を保つ組織は表面の角質層で言わば三層構造です。
一番表面は「皮脂膜」毛穴から分泌される皮脂で、水分の蒸発を防ぎます。
その下は「NMF」という天然保湿因子でお肌の柔軟性と弾力性を保ち、水分を保ちます。
内側は「細胞間脂質」セラミドで、細胞の隙間を埋めて過剰な水分蒸発を防ぎます。
皮膚細胞の再生状況が悪くなると乾燥が酷くなっていきます。
細胞の再生を活発にする栄養素は主に蛋白質、必須脂肪酸、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンAやB群、Eなどです。
細胞の原料の蛋白質は、魚、大豆などの豆類がおすすめです。
肉は脂の少ない素材を蒸すか冷しゃぶが良いでしょう。
細胞膜の主な原料は必須脂肪酸2種類です。
オメガ3系はサバやイワシなどの青味の魚や鮭。
オメガ6系は大豆油やインカインチオイル、ゴマなどで、手軽なゴマは毎日食べてください。
髪や爪、皮膚はケラチンという蛋白で出来ていますが鉄がないと形成不良を起こします。
健康状態を維持するのに亜鉛も必要です。
鉄分や亜鉛は牡蠣やレバーと言われますがホウレン草の仲間のアッケシ草が良いです。
手軽に摂取するには「海草物語」がお勧めです。
特に貧血、低血圧の人は鉄不足なので、お勧めです。
ビタミンAは緑黄色野菜、ビタミンB2、B6はレバーや納豆、ニンニク。ビタミンEはナッツ類、イワシ、アボガドに多く含まれています。
腸内フローラも重要ですから、発酵させる為にはご飯と発酵食品、食物繊維は必須です。
いつもお話している様に和食が基本、炒め物、揚げ物などの高温調理は控えて、煮る、蒸す、炊く調理してください。
外からのお肌のケアは、強く洗いすぎない様にすること。
強く洗うと返ってお肌を痛めてバリア機能が損傷します。
入浴や軽い運動で発汗して汗腺を奇麗にする事も大事です。
そしてお肌を守る美容液も重要です。
保湿効果が高いのはヒアルロン酸と砂糖大根の成分ベタイン配合の製品が良いです。
そして痛んだお肌の修復力をアップさせて、雑菌の繁殖を抑え、皮膚常在菌を元気にする乳酸菌生産物質も期待できます。
原材料表示に豆乳乳酸菌発酵液と書いていますが、大豆成分は除去していますので、アレルギーのある方でも大丈夫です。
今月のプレゼントの美容液「ビオネケアローション」の主成分はこの3種類と生薬成分を20種類以上配合しています。
洗顔後やお風呂上りに塗布してください。
指先も1日中しっとりします。
この時期、紫外線で髪の毛も潤いが無くなり、特に痛んだ髪はパサついて静電気を帯び不快な症状が出ます。
そんな方にもビオネケアローションはお勧めです。
シャンプー後、水分をふき取り、そのまま少量を髪に振りかけて延ばして軽くマッサージをしてください。毛根の毛母細胞も元気になります。
キューティクルを整え静電気も防止します。
抜け毛が酷い方はケアローションを付けて頭皮のマッサージをしてください。
抜け毛もだんだん治まってきます。
毛髪の成長期は3~5年で、抜けてから次に生えるまでの休止期が数か月です。
1日に抜ける本数は50~150本です。
毛母細胞が元気になると成長期が延びるので抜け毛が減ります。
毛髪のケアには、姉妹品の乳酸菌生産物質配合のビオネケアシャンプーもお勧めです。
髪の毛の短い人にはリンスやトリートメントも要りません。
また、ボディーソープとしても使用できます。
体を洗うと、お肌はとてもしっとりします。
ケアシャンプーとケアローションは、ペットショップのトリマーさんも使用しています。
ワンちゃんのシャンプー後、水気を拭き取ってローションを塗ってブラッシングをしながら乾燥させたり、乾燥後、10倍に薄めたローションを噴霧しています。
被毛もしっとりして静電気も防止します。
また、トリマーさんの荒れた指先も綺麗になっています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫外線=皮膚癌?日焼けを予防する食べ物と日焼けを促進する食べ物

2024-05-01 17:42:00 | 医療健康
5月から9月までは、紫外線が強い季節です。
欧米では皮膚がんのリスクが高まるので、対策を呼び掛けています。
紫外線は皮膚のDNAを傷つけますが、細胞には傷を修復する機能があります。
長年にわたり、数えきれない程の修復を繰り返していくうちに、傷の治し間違いが生じて遺伝子の突然変異が起こり、癌発生の遺伝子になった時に癌になります。
これだけ聞いてしまうと、紫外線は恐ろしいと思われる方は多いでしょう。
でも適度な日焼けは体内のビタミンDを増やして、免疫を上げる働きがあります。
体内では、癌は紫外線以外の原因によって全身で発症します。
紫外線=皮膚癌ではなくて、ガンになりやすい体質や、食事や様々な生活習慣が癌の発症に関係しています。
癌の発症を促進する食べ物、癌を予防する食べ物、癌になりやすい生活習慣、癌になりやすい体質などがあります。
欧米人など白人は皮膚癌の発症が多く、日本人などの有色人種は皮膚がんのリスクは低い傾向があります。皆さんの周りで皮膚癌になったという人はいますか?ほとんどいないでしょう。
農家や漁業、工事関係者は、真っ黒に日焼けしていますが皮膚癌にもならず、お元気な人が多いです。
但、普段日に当たらない人が、いきなり日焼けをするとトラブルの原因になります。
紫外線は、シミや皮膚がんの原因とも言われますが、酸化した油も大きな要因です。
皮膚がんは腸内細菌も関与していますので食養生も考えないといけませんね。
皮膚癌ではありませんが、紫外線と医薬品が原因で増えている病気があります。
薬剤性皮膚炎の中の光過敏症「光線性皮膚炎」薬剤を塗ったり、湿布をした後に紫外線を受けて発症する「光毒性皮膚炎」非ステロイド系外用剤や湿布薬など、外用薬を湿布した部位に紫外線が当たると症状が出ます(紅斑、浮腫、水疱、びらん)
薬を飲んで発症する「光アレルギー性皮膚炎」は、ニューキロノン抗菌剤、解熱鎮痛消炎剤、血圧の薬、その他様々な薬剤、健康食品でも発症する事があります。(浮腫性紅斑、水疱、色素沈着、色素脱失)
皆さんの中には薬局で風邪薬を買った事のある人は多いと思います。
飲む前に説明書は読みましたか?飲み方は読んでも、説明書をきちんと読む人は少ないですね。
風邪薬も体の異常を感じたら、病院に行かないと大変な事になる場合があります。
たかが風邪薬で服用して亡くなっている人も多数います。原因は薬によるアレルギーです。
目の充血、痛がゆい発疹に痛みを伴う、唇のただれ、スティーブンスジョンソン症候群(皮膚や粘膜が急速に破壊される)、倦怠感、空咳、息切れ、呼吸困難、薬剤性間質性肺炎、蕁麻疹、顔面の腫れ(水ぶくれの様な蕁麻疹)アナフィラキシーショックなどがあります。
いずれにしても医薬品を服用されている方、食事の傾向に問題のある人、体力のない方は紫外線対策をした方がよいでしょう。
食事では夏野菜を食べると、ポリフェノールが炎症を抑制してくれます。
トマト、なす、ブロッコリー、サツマイモなどの色の濃い野菜のリコピンやβカロチンに効果があります。特にブロッコリーはビタミンB群やビタミンEも含有しています。
その他オメガ3脂肪酸が豊富なイワシ、アジ、鮭なども良いでしょう。
オメガ3は肌を守るだけでは無く、ダメージを回復する働きもあります。
紫外線+炒め物、揚げ物も大きなシミの原因になりますから、食養生にも気をつけましょう。
「ソラレン」という天然の有機化合物を摂取すると紫外線の吸収が盛んになって、日焼けが促進されるので、多く含んでいる食品は、夜は食べても大丈夫ですが、朝と昼は気をつけなくてはいけません。
多く含むのは、オレンジ、グレープフルーツ、レモンなどの柑橘類と、野菜ではキュウリ、セロリ、パセリ、アシタバ、大葉、ジャガイモなどです。
ソラレンが少ないのは、レタス、キャベツ、トマト、ネギ、かぼちゃ、ニンジン、大根、リンゴ、スイカ、イチゴ、桃、ブドウなどです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする