オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

秋、産卵時期、多彩な美しさのオショロコマたち-2。

2024-05-28 17:43:32 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

秋、産卵時期、多彩な美しさのオショロコマたち-2。





20XX-10-15 (土) 晴れ  気温8度C 寒い。




前回は産卵行動直後の腹ペチャ個体ばかりでしたが、今回は放精前のオス、産卵前でまだしっかり抱卵しているメス。若魚たち、幼魚たちの画像を提示します。




常緑樹トドマツの林の中を流れる渓流。トドマツ林の中では珍しく紅葉の木があり紅葉がとりわけ鮮やかで秋の風情です。





この付近のオショロコマたちは体色が黒い暗色調の個体群と思ってきましたが草木の葉が落ちあたりが明るくなると必ずしも黒いオショロコマとばかりは言えない状況になってきた。









暗色調であったオショロコマの体表面は明るくなり、ごく普通のオショロコマになっている。
























































環境変化でオショロコマの体色、色調が変化する可能性が示唆されました。
















この日はとにかく寒い。青空が見えているのだが陽はささず、あまりにも寒い。水温は 8.7度C、気温は8度C で渓流の水の中の方が暖かい。風が吹くと体感温度は限りなく下がる。












































あまりに寒くて震えが止まらなくなり撮影を中止して車に戻り、ヒーターを最強にして一息ついてから武装解除しました。



この日も撮影させていただいた美しいオショロコマたちは全て丁寧に元の場所にリリースしました。









最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年5月21日、ヒグマによる子牛襲撃事件に思うこと。

2024-05-23 22:07:19 | ヒグマの被害など
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

2024年5月21日、ヒグマによる子牛襲撃事件に思うこと。











報道各社などによれば 2024-5-21 (火)、北海道東部根室管内別海町中春別の子牛育成牧場で飼育中の子牛12頭のうち4頭がヒグマに襲われ死んでいるのが発見された。このほかに、別の子牛4頭がヒグマの爪で重症を負った状況で発見された。付近には巾17cmほどの大きなヒグマ足跡があり、これら子牛8頭はこのヒグマに襲われたものと思われ、別海町ではヒグマ捕獲用の箱ワナを設置した。重症を負った子牛4頭は回復の見込みがなく、その後獣医により殺処分された。

北見市でも放牧中の牛が一頭みえなくなり捜索するとヒグマに食べられ、食べきれなかった遺体の残りが隠すようにされているのが発見されたことがあります。

2019〜2023 年にかけて道東釧路管内標茶から厚岸を中心に、用心深くて決して箱ワナには入らず、多数の熟練ハンターなどの追撃を巧みにかわして合計66頭の牛を襲ったオソ18(当初足跡の巾が18cmの巨大ヒグマとされた) は有名だが、老齢化し2023-7月にやせこけた体で釧路管内釧路村で新人ハンターによりあっけなく駆除された。


本来、ヒグマは主に草食系動物だが、オソ18遺体の分析で完全な肉食系ヒグマに変化していることが確認されました。近年、爆発的に増えたエゾシカ駆除後放置死体などを食べることがきっかけになりヒグマたちが肉食系の食事にシフトしてゆく可能性が懸念されています。豊穣な山野にあったおいしい植物の多くは絶望的に増えたエゾシカにすべて食べられてしまっている光景は昨今の山奥で稀ではありません。


知床の羅臼町を中心に犬喰いを続けているヒグマRTもいまだ駆除されておらず、とりあえず今回のヒグマも捕獲されない恐れがあり遺留物があれば DNA 解析も行われるとおもいます。


ちなみに、今回ヒグマの子牛襲撃の舞台になった別海町中春別にある 重太郎川 は、屈曲蛇行する原始河川のおもかげがあり、かって私が若いころ最も好んだ最高の渓流釣り場でした。自然が豊かで大型アメマスと小型のイトウが多い川で、近くにあった別海保養センター(温泉がよかった)を基地に釣りまくっていた記憶があります。この40年ほどは行ったことがありませんが、当時はエゾシカもヒグマもまったく見かけたことはありませんでした。



国? や道? によるエゾシカやヒグマの管理体制は、従来の保護のしっぱなしによる完全な失敗( 増えすぎ)であり、これを機会にもっと真剣できめこまやかな管理体制の構築が望まれる。とりあえずヒグマの場合は早急な問題個体の駆除と個体数調整が必須であることは誰の目にも明らかで、今後ヒグマと人間が共生してゆくための必要条件だと思います。。



新聞記事は我が家で購読している北海道新聞から引用させていただきました。




昨今、道内各地で住宅街にヒグマ出現等のヒグマ関連ニュースはけっこう報道されていますがサーバーから消える前に、印象深かったもの3件を本ブログでも以下に記録しておきます。



ヒグマに襲われたが頭を蹴り撃退。

2024-4-25(木)、午前10時10分ころ、北海道名寄市智恵文の観光地比翼の滝に近い林道で旅行に訪れた愛知県豊田市の50歳男性がヒグマに襲われたが彼は空手の心得がありクマの頭部を蹴ったところ逃げていったという。男性は一人で林道を車で走行中、道路状況を確認するため車から降りた際、近くのやぶから体長約1,4m前後のヒグマ二頭があらわれうち一頭が襲ってきたため必死に蹴って助かったという。


軽自動車ヒグマに襲われる。

2024-4-28(日)午後1時ころ、北海道根室市東梅の林道を走行中の軽トラックが、たまたま親グマと子グマの間の林道を走る格好になった。母グマは親子を分断されると勘違いしたのか猛烈な勢いで軽トラックに突進、体当たりした。この際、車前部がへこみワイパーがねじれフロントガラスにヒビが入った。軽トラックはその場を脱出しようとしたが母グマはしばらく車を追ってきた。運転していた50歳台男性と同乗者は無事だった。この様子はドライブレコーダーに記録されており衝撃的な映像がマスコミに流され話題になった。その後、この親子グマとおもわれるものは根室市落石地区などで目撃が相次いでいて人間をおそれる気配はない。根室市浜松では 2024-5-12 小グマ2頭を連れた別の母グマも空き缶などを拾う清掃活動中の男性に目撃されている。



山菜採りの81歳男性ヒグマに襲われ重傷

2024-5-5(日)午後1時過ぎに北海道浦河町上杵臼で山菜とりをしていた81歳男性がヒグマに襲われ 首、右肩、右胸、右腕 4箇所を噛まれたが 幸いヒグマは逃げ、男性は意識はあり命に別状はなかった模様。

最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024GW 居酒屋いっこん屋で食事会。

2024-05-20 17:24:16 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

2024GW 居酒屋いっこん屋で食事会。


2024-5-3 (金) 晴れ 一時 すごい強風。 20度C。


この日の夜、孫長女君が帰省し、久しぶりに皆んなで食事会。いつもの子供連れのドンチャン騒ぎができる居酒屋つぼ八は GW で急な予約が取れず。北見市内で唯一空いていたのは いっこん屋でコース料理で時間は2時間限定の条件でやっと場所を確保した。北見市の いっこん屋は料理が美味しいので有名。



女の子たちは何故か最初の飲み物にラムネを注文。



しかしか弱く非力な女の子の悲しさでラムネの栓を押し込められず開けられない。






力のある女性にエイヤッと開けてもらった。



僕は泡が格好いいビールだ。銘柄をよくみてください。






みんなで久しぶりにカンパーイ。











コースなので次々に料理が出てきました。
















子供達は生魚、刺身はまだ食べられず、結局最後にじーじが全部食べました。





ビールの後は恒例の銘酒、増毛の国稀です。よく効きます。






メインは シャブシャブ。









ごぼうの薄切りを入れるのは初めて見た。



最初にドバドバと野菜を入れ、しばらくしたら肉を入れて食べます。美味しい。
















ラブラブ。





もっとも美味しかっったのは〆のラーメン。


具がなくなったシャブシャブ鍋に茹でた麺を入れて食べます。最高のだしが出ていてウルトラ美味しい。











デザート。


デザートの後、孫たちはポテトチップの類を次々に注文、これらを食べながら急に活気づいてきました。 今日の料理は最高に美味しいのだけれど、いつもの居酒屋つぼ八の子供が喜ぶメニューの数々と較べると、やはり大人の飲み会用のメニューだったようでした。
















2時間はあっと言う間に過ぎて楽しい食事会は無事終了。料理はそれなりに美味しくて、腹一杯にはなりました。







最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とうとう北海道北見市の住宅街にも1.5mのヒグマ出現。

2024-05-17 22:30:03 | ヒグマの被害など
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

とうとう北海道北見市の住宅街にも1.5mのヒグマ出現。

2024-5-17(金) 晴れ 一時雨 のち曇り 23℃



北海道では札幌を筆頭に旭川など主要な市町村多数の住宅地にヒグマが出没し話題になってきたがひとり北見市だけは住宅街へのヒグマ出現事件はなかった。


しかし、北海道新聞によれば 2024-5-15 午後8時45分頃。北見市北央町の住宅街に体長1.5mほどのヒグマが現れ、目撃した70代男性が警察に通報したという。ながらく北見市に住んできたが住宅街にヒグマが出たのは初めてではなかろうか。ヒグマが住宅街に出現したというニュースなど皆さん聞き飽きたことでしょうが、北見市民としてはぶったまげてしまう大事件です。

北見市近郊の山林は、いつの間にか気がついたらクマさんだらけになってしまったような印象ですが住宅地にまで現れるとなると、これは別次元の話になります。
















我が家からも車で15分くらいなので、庭仕事を休んで素人ながら現場検証にいってみた。現場は川を挟んで対岸は南丘森林公園のある低山地の住宅街。付近にヒグマを誘因するようなものがないか車で住宅街をウロウロしてみたが(きっと不審車としてかなり怪しまれたのではなかろうか。)、庭の境界に板塀をつくりクレオソート系の防腐材を塗っているようなところが数カ所あったが、板の臭いを嗅がせてもらうと無臭。もうクレオソート揮発成分は抜けてしまったのだと思う。













ヒグマは住宅から2mまで近づき、やがて市道の蘭英橋をわたり南丘森林公園のある低山地へ消えたという。今日の常呂川は水量は少なくヒグマはどこでも徒渉は可能とおもわれるが橋を渡っていったという。橋のたもとには大きな食肉加工工場があった。







森林公園へ向かう道沿いには木製の電柱が2本あり恐らく防腐剤を塗っていると思われたが各所で塗装は剥げ、嗅いでみてもクレオソート系の臭いは無かった。ちなみに私の嗅覚は副鼻腔炎のためかひどく衰えています。





高速道路下を通っている市道は森の中の心地よい遊歩道的な感じでウォーキング中の4人がいたので聞いてみたが、5月15日夜にすぐそばの住宅街にヒグマが出たことをそれとなく知っていたのは一人のみ。一人は驚いてウォーキングを中止し、あわてて帰っていった。





長年、このルートを歩いているという二人組に聞くと、かなり昔に近くで小熊がはねられて死亡したことがあるという。また10年ほど前、南丘森林公園のトイレ横でヒグマの糞をみたという。同じ頃、栗林にクリを拾いに行ったおり、ヒグマが寝ころんだ跡をみたという。さらに昔、道路を横切るヒグマらしきものを二人で目撃したことなどを教えてくれた。






橋をわたって山沿いの家で庭作業中のご夫婦に聞くと、むかし小熊が近くで轢かれた以外はこのあたりでヒグマの話は聞かないという。今回、自分の家のすぐそばでのヒグマ出現事件もまったく知らなかったという。おそらく市職員も事務的にヒグマ出没の見飽きた図案の看板を数カ所立てておしまいといった感じで、新聞をとっていない家が多くなっており今回も現地の人ですらヒグマ出現のニュースをほとんど知らないのに驚いてしまった。
































この付近の自然をみると植林が多い2〜3次林が主体で自然度は低くヒグマが定着できるようなものではなさそう。森林公園周辺を車でぐるりとまわってみたがあちこちに廃屋や太陽光パネルが目立つのみ。




















ついで北見市の市役所に電話でヘアトラップ設置の有無を聞いてみた。最初は森林環境科から緑地なんとか課、ついで農政課、さらに再び森林環境課へ電話はぐるぐるまわされて、結果、皆さんがヘアトラップの意味がわかっていないのに気づく。畑の作物被害がでたときにヒグマ捕獲用ハコワナを設置することについての質問と勘違いされていたもよう。


ヒグマの体毛採取のためのヘアトラップについて説明すると北見市市役所としては一切関与はなく、やるとすれば道庁が一括してやっているのではないかとのことでした。


要するに、北見市近郊の山林などに、人知れずヘアトラップが仕掛けられたとしても、北見市民はそれを知る手立てはないということで、ある意味これは恐ろしく危険なことと思います。


これまで北見市では住宅街にまでヒグマが侵入してきたことはなく、今回のヒグマ住宅地出現につき、その理由について色々考えてみましたがわかりません。



ヘアトラップ設置や住宅街のクレオソート臭の有無などはないか調べてみましたが、その視点での証拠となるものは見あたりませんでした。ヒグマが渡っていったという橋のふもとの大きな食肉工場の存在がすこし関連はあるかもしれませんがヒグマがその工場に執着し行動したということもなさそうです。




結局、許容範囲を超えて増えすぎたヒグマ(体長1.5mの成獣)が、春の移動時期に あぶれてたまたま人里に紛れ込んできたというのが妥当な判断でしょうか。


しかし、こんな芸のない解説に終始することなく、何かほかに本質的な原因はないだろうかといった視点は常に必要だとおもいます。





最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年、早春のアメマス、オショロコマ、さらに大型魚釣り逃がす。

2024-05-15 21:19:20 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

2024年、早春のアメマス、オショロコマ、さらに大型魚釣り逃がす。


2024-4-27(土)  晴れ 〜 薄曇り 27℃



この日は良い天気で、まず遡上デカニジマスを狙って近郊の渓流にでかけたものの遡上デカニジマスの群れは見られず敗退。







そこで、しばらく走って下流域にニジマス、中流域はアメマス、最限流域にはオショロコマがかすかに命脈を保っている渓流へむかった。




この時期、大型ニジマスの遡上があるかも知れない。



まっすぐにこの渓流最良のポイントへ入った。 この付近は滅多なことでは期待を裏切られたことのない場所だ。




おおたまりで アメマス20cm くらいの2匹に続いて すくなくとも40cm越えと思われるニジマスヒット。流れに乗ってものすごい引きでなかなか寄ってこない。














しばらくやりとりしたが予想通り口の骨の上の軟部組織に刺さったと思われる針が身切れではずれて逃げられた。拍子抜けしたような、強い虚無感に襲われた。




その後は、どこをさぐっても魚信無く、それでは大型魚はあきらめて最源流のオショロコマを見にゆこうかという気持ちになった。 



岩盤川のポイント、切り通しポイントで 4匹のオショロコマかけるも 2匹は針がはずれ逃げられた。 















二股支流との合流ポイントなどでそうとうな苦労の末にやっとオショロコマ5。 アメマス数匹に逃げられた。
















































せっかく釣った美しい良型アメマスは撮影準備中に針がはずれ逃げられた。






結局 たいそう苦労して アメマス4 オショロコマ7 をかろうじて撮影したにとどまった。 



この時期は、さすがに夏場と違って魚たちの活性はとても低く、喰いは浅く、苦戦を強いられるがこの日も なんとなく欲求不満状態の渓流釣りになってしまった。



オショロコマは、冬が終わってこれからはどんどん美しくなってゆくと思います。 





15:30 武装解除。帰路につく。




夕食は シャウエッセン入り ナポリタンスパ。 おいしい。





疲れたのか その後 居間でぐっすり寝込んでしまい 起きたら 午前1時でした。




この渓流は2週後、リベンジ目的で入渓。おもいもかけなかった大型魚がかかりました。


   To be continued.




最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニジマスとアメマスに押され源流域へと追いつめられるオショロコマ。

2024-05-08 14:16:40 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

ニジマスとアメマスに押され源流域へと追いつめられるオショロコマ。


2023-10-15(日) 晴れ 23℃


普段はほとんど魚影無く、オショロコマはいないかに見える渓流だが、産卵のため秋には多少のオショロコマたちが集結する源流域の小規模な水域がある。



源流域のおよそ150mほどの細流域で、浅いよどみなどに産卵後体力を回復しつつあるオショロコマたちが、いまだばらけることなく居残っていた。














産卵行動で腹ぺっちゃんこになっていたが、痛んだヒレや体の擦り傷なども修復されて、また美しいオショロコマにもどりつつあるようです。







































朝から、何本もの渓流を調べてきて疲れたのか、不覚にも浅い流れの石に足をとられ前のめりに転倒。このとき、思い切り手をついて右親指の生爪をはがしそうになり爪床からかなりの出血あり。痛いよー状態になってしまった。





きれいなオショロコマが多いが、活性が低くて食いが甘い。リリースを前提にした釣りで、呑ませるのを避けるため早合わせに徹しているので釣り落としが多かった。



















この小渓流は下流域はニジマス繁殖河川に合流するためか、この源流域まで侵入してきたニジマスの繁殖を意味する幼魚が1匹のみだが釣れてきました。











最後にアメマスが2匹かかったが、ここから下流域はオショロコマは減りアメマスが多くなるような印象を持っています。





















ここのオショロコマはアメマスと侵入ニジマスに押されて明らかに源流域方向に追いつめられ分布域は徐々に縮小しているようで、小型化が進み個体数も減少しています。















右手親指がたいそう痛くて、おまけに気温が下がり寒くなったので急速に戦意喪失して午後4時、武装解除。塩大福とお茶で一息ついた。




午後5時30分 帰宅。  夕焼けがきれい。夕食はトリトンお持ち帰り生寿司。






最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危険です。北海道で人知れず行われるヘアトラップ 法による恐ろしいヒグマ調査。人間とヒグマの接近遭遇が激増し人身事故の恐れ。

2024-05-03 08:56:12 | ヒグマの被害など
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

危険です。北海道で人知れず行われるヘアトラップ 法による恐ろしいヒグマ調査。人間とヒグマの接近遭遇が激増し人身事故の恐れ。





ヘアトラップ法 は近年、世界的にヒグマなどの実数調査、生態研究などに広く行われているようで、いわゆるヒグマ研究者たちや環境省などは それをそっくりまねた形で日本に導入したようです。しかし、ヘアトラップ法が行われる舞台は北欧、ロシア、アラスカ、カナダなど人口希薄なきわめて広大な地域であり、人間の行動圏とヒグマの生息圏がオーバーラップしている、やたらとせまい北海道とはまったくことなることが考えられます。



この際、ヒグマを引き寄せるために、例えばシャネルの6番 などと呼ばれる揮発性の誘引物質カクテルをトラップ設置場所に大量に(1.5Lほど) ドボドボと撒きます。わが国ではヒグマが大いに好むクレオソートなどを使用しているという噂ですが実際のところは不明です。これら香水? はもしかするとヒグマの健康上、良からぬものかも知れません。たとえば石炭クレオソートは人間に対しては発がん性のある物質を含み、健康を害する恐れがあるとされています。



クレオソートには2種があり、医薬品として家庭常備薬として有名な正露丸の主成分である木(もく)クレオソートと枕木、電柱などの防腐剤として使用されてきた石炭クレオソートがある。ヒグマの嗅覚は両者を区別できるだろうか。正露丸は胃腸の調子が悪いとき何はともあれ正露丸といった軽いのりで日本人に人気の家庭常備薬のようなものです。このクレオソートに強いヒグマ誘引作用があるとすれば、ヒグマによる人身事故とクレオソート( この場合は木クレオソート:正露丸 )の使用、ないし携行の関係はとても興味がありますね。








ヒグマが大好きなこの香水? は数Km 先まで臭いが届くそうでとても広い範囲に住むヒグマたちをヘアトラップへ誘引・誘導します。私が問題視するのは、このヒグマ誘引揮発性カクテルの威力です。



例えて言えば、従来、滅多に採集する機会がなかった美麗蝶オオイチモンジを強力に誘因し,従来の採集では考えられないほどの大量採集を可能にしたリンゴトラップ(腐敗させたリンゴ液を主成分とする)液のヒグマ版と言って良いでしょう。



ヒグマ誘引揮発性カクテルの威力でやってきたヒグマは一心不乱に匂いをかぎ、酔いしれている状況がビデオで紹介されています。ヘアトラップ に張り巡らせた有刺鉄線にヒグマの体毛が引っかかり、ヒグマを傷つけることなくDNA サンプルを得ることができるというわけです。この際、ヒグマ君の安全にはとても配慮が行き届いていますが、たまたま近くに居合わせる状況になるかも知れない人間に関しては、どのような事態が起きるかについては研究者たちは全く興味がないようです。



年中北海道の山奥に入る私はたまたま近くにヘアトラップに撒かれたカクテルに誘引されたヒグマ君がいて、そいつとばったり会ってしまう人間になりそうな強い予感を感じます。




ヘアトラップ でのサンプル収集を競い合う研究者たちは、どの方法が最も効率的かといった論文発表にしのぎを削っているようです。




功を競っている様子はとても熱心で好ましく見えますが、この方法による思わぬ人身事故を考慮しているものはありません。




ヘアトラップ に誘引されたヒグマが人間と遭遇する機会が増えたり、さらには人身事故を起こしたなどといった海外での報告や記載はネットレベルで見た限りでは見つかりませんでした。また、そのような事故を想定したり、その対策について述べているものもないようです。



これは私の想像ですが、恐らく海外でのヘアトラップ 研究の舞台は、国土が狭い我が日本(北海道) とは違って、桁違いに広い人口希薄地帯なのではないでしょうか。




道南や宗谷地方などでの実際のヘアトラップ 設置状況を見ると、恐らく渓流沿いの林道や登山道などに沿った形でしかもかなり密集した形で設置されています。そこにヒグマが誘引されると人間とヒグマの思いがけない接近遭遇事件が起こらないのが不思議といった気がします。




そういった視点で北海道におけるヘアトラップ設置 と近年多発するヒグマ人身事故との関連を再検討して見ると興味深い結果がでるかも知れません。





ヒグマは視力は弱い反面、嗅覚はとても発達した生き物といわれます。そのためヒグマ誘引揮発性カクテルの威力は数Kmにもおよぶことを考えると、登山道や渓流などから少なくとも数Kmの距離をおいてヘアトラップを設置しなければ入山者の安全は保てないとおもいますが、そんな面倒なことは実際には行われないでしょうし、ヘアトラップ設置を実際に請け負う業者さんたちの能力を超えているでしょう。






環境省、というより たまたまこの案件を担当する羽目になった数人の職員のかた は 誘引のために お肉や食べ物など を使っているわけでは無いので 餌づけをしているわけでは無い そこに定着するヒグマはいない などとうそぶいて 言葉のお遊び をしているようですが物事の本質がまったくわかっていないようですね。これはお肉など食べ物による餌づけより はるかに危険 であり、狭いわが国におけるヒグマ調査研究には適していない方法である可能性が高いと感じるのは私だけでしょうか??。




3月2日、自然公園法の改正案が閣議決定されました。改正案では国立公園や国定公園で、ヒグマやキツネ、野鳥などの野生動物へのエサやりを禁止し、管理者などの指示に従わない場合は30万円以下の罰金を科す となっており、エサやりより遙かに悪質なヘアトラップ法 をまさか国立公園・国定公園内で行ってはいないと推定しますが、当然、それ以外の地域で行ってもよいはずはありません。





ヘアトラップ の密集設置で、ふだんならそこにいないはずのヒグマが誘引され、登山客、山菜採り、渓流釣り師、昆虫採集家、植物愛好家、野鳥愛好家、森林管理、林業関係、シカ撃ちハンター、その他種々の理由で、入山する人々が、思いもかけなかったヒグマとの接近遭遇をきたす危険性が爆発的に高まることは容易に想像できます。




今までのところヘアトラップが原因になった人身事故や接近遭遇の報告はなかった( それは今のところ不明 ) から大丈夫などといったゴクラクトンボ的な発想とは別次元の問題です。




私自身はオショロコマ調査やチョウの採集などでヒグマの生息域奥深く入ることが多いのですが、この恐ろしいヘアトラップ のことを知ってからは、行動範囲を縮小せざるをえないかも知れません。




私が知らなかったくらいですから、いくら環境省などがヘアトラップにつき周知徹底をはかっているなどと優等生役人的なことを言ったところで、一般の方々はこの怖ろしいヘアトラップ の実態を知る機会はききわめて稀ではないかと推測します。




また、一方的にヘアトラップを設置するから今年は入山はご遠慮下さいとも言えないでしょう。




新しいオショロコマ生息渓流を見つけて狂喜するのはいいが、近くに人知れず設置してあったヘアトラップ の誘引物質に寄ってきたヒグマ君が 悪いヒグマ だったら私の命運は尽きることになります。何しろ シャネルの6番 は数Km先のヒグマを誘引できるのですから。


北海道で現在おこなわれているヘアトラップ法につきお知りになりたいかたはとても詳細にまとめられた労作がありますのでぜひご参照下さい。




なお、私は北海道のヒグマにはよく遭遇しますし、とても興味をもっており、近年のヒグマ目撃例増加や人身事故は、単純にヒグマの個体数が許容範囲を超えて増えただけとのスタンスをとってきました。いわゆるヒグマ専門家の方々の色々のご意見はすべて付随的なもので本質とはかけはなれたものであると考えてきました。最近、やっとみなさんもそれがわかってきたようで 駆除による個体数調整へ趨勢がシフトしてきたことはみなさんご存じのことと思います。ただ、このヘアトラップ法が肝心のところを伏せる形で実際的には密やかに行われてきたことを最近知り、個人的には怒りを覚えています。ヘアトラップに寄ってきたヒグマのせいで無念の最後をとげるのだけはご勘弁を.....といった心境です。


興味をもった事象や物質にはとことん執着するヒグマが、ヘアトラップ法により強く影響をうけるであろうことは一般の素人でも容易に想像できます。ヘアトラップ法がヒグマの生態系に影響をあたえる( たとえばクレオソートや類似揮発性物質をもとめて人間の生活圏に近寄りはじめるなど ) 危険が排除できないうちは、研究者たちにとっては悪魔的魅力があるヘアトラップ法とはいえ、すぐにでも中止すべきと考えます。





狭い北海道におけるヒグマ調査には適していないと思われる ヘアトラップ 法 はいわゆる餌付けなどを凌駕するとても危険な側面があるので速やかに中止し、個体数調査は従来のような地道・堅実な dropping (ウンコ)調査法などに移行することを強く望みます。どうしてもヘアトラップに固執したい場合は上述の不安を解消する北海道独自の方法を開発する必要があると思います。

最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。




にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年 春 カミさんの誕生パーティ。

2024-05-02 15:17:51 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


2024年 春 カミさんの誕生パーティ。





2024-4-29 (月) 晴れ 15°C 午後曇り

この日夜、皆さん色々予定が重なって伸び伸びになっていたカミさんの誕生日パーティをやりました。 このところご馳走続きだったので あっさりネタの手巻き寿司と揚げ物でシンプルな食事。







メインイベントは誕生ケーキ。まともにローソクを立てたらハリネズミになるので、簡略化しています。










とある理由で 今日は珍しいイチゴチョコケーキでした。























これも食べちゃうかな。







プレゼント贈呈。 孫長男君はいつもバスケの練習で車で送迎してもらっているので奮発して M.Hブランド チョウのハンカチ。









とてもよく乾くシャンプー後に使用するタオル。




これは カミさんが欲しかったスカート。



これも一種の記念撮影。





        おしまいです。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒレ、腹、が赤く、赤点紋理も鮮やかなオショロコマ。

2024-04-29 16:49:02 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

ヒレ、腹、が赤く、赤点紋理も鮮やかなオショロコマ。




2022-9-30 (金) 晴れ

この日の午前中、大型オショロコマ多数を期待して入った知床の渓流では、予想が外れ、サケマスの遡上真っ最中であったせいか、やっと良型オショロコマ2匹と大型ヤマベ3年魚 1匹 が釣れたのみだった。


そこで、懲りたので午後はいくつかの理由でサケマス遡上が無い渓流へ入渓することにした。



目的の渓流には午後 2:30 到着。いつものように橋の上流側からかなり苦労して川に降りたが、実は橋の下流からは容易に入渓できることが後にわかった。


いつものように橋の上流を主に釣っていたが、オショロコマが少ない。たまりは小規模なものが多く特に良型が少なかった。


この渓流の下流域はなぜか常にヒグマの気配が濃厚で、実際、林道で出会ったヒグマが逃げるのを時速50Kmで車で追いかけたこともある。私がその時の様子をブログで紹介して以降、マスコミやネットでヒグマは時速50Kmで走るとの表現が目立つようになったのは興味深い。



今回はオショロコマが少なく、ヒグマが怖いが意を決して今まで行かないようにしてきた橋の下流へと向かってみた。
 



川の規模がやや大きくなって、たちまち良型個体を含めて次々に釣れ始めた。


 















 










しかし、多くは小型で手のひらに入るサイズ、この日は手のひらをバックに撮影すると撮影条件がよろしいようで美しい写真が撮れた。川底をバックにするとやや明るすぎる光量になってしまうようだった。

 















 

















 

















 









 









 










ヒレ、腹、が赤く、赤点紋理も鮮やかな暗色調のオショロコマが釣れる反面、さほど美しくない地味な個体も 1/3 ほどは見られた。外見的には特定のパターンに収束することなく多彩で未だ遺伝子の多様性が保たれている状態と思われました。


 










 










橋から300m ほど釣り下ったがそれより下流は渓相がきびしくなりヒグマも怖いので引き上げた。



橋の下流域からは比較的容易に林道へ上がることができた。今回はなんとかオショロコマ20匹ほどを撮影し、全て丁寧に元の場所にリリースしました。ここのオショロコマも、例えば10 年前と比べると、明らかに減少傾向と小型化が感じられるのは、ほかの地域の個体群と同様です。 



 



次に昔オショロコマが多かったもう一本の渓流をめざしたが最初なかなか川沿い林道入り口の鹿ゲートがわからずいったりきたり。かなり山道を登ったところに右へ入る砕石場への道があり、その突き当たりがやっと懐かしい鹿ゲートでした。



しかしこの林道は現在廃道にちかく草や笹が生い茂り、しばらくゆくと林道そのものが崩壊しており残念ながら苦労してターンして引き返しました。


この日の宿泊は観光地知床をひとまず離れて、おいしい芋焼酎で有名な清里町へ向かった。






清里へ入って、5叉路の交差点を斜里川方向へ左折、橋の手前を右折するとホテル緑清荘が見えた。


チェックインし 午後 7:00から夕食は、近年、質・量ともに度が過ぎている知床のホテルと比べると、現地のよくある食材だがとても美味しくて、量も程よく、とても満足。 









 

ビール中ジョッキ飲んだせいか寝込んでしまい 午後10:00目が覚めて温泉にはいった。青黒いような無味のお湯でぬるぬるして浮遊物も見られるが これは汚れではなく湯ノ華だという。毎朝8:00-10:00清掃しているという。このホテルの部屋着が着心地よい。


このホテルはスタッフが皆さん笑顔でマナーもとてもよいのが印象的でした。


明日から、また知床に戻りいくつかの渓流のオショロコマを見に行く予定。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋、産卵行動直後のオショロコマたち-1。

2024-04-24 15:15:12 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

秋、産卵行動直後のオショロコマたち-1。







20XX-10-15 (土) 晴れ  気温8度C 寒い。



北見市近郊の湧別川水系支流のとある源流域に産卵時期のオショロコマを見に行った。







この時期、毎年の産卵場所に集結したオショロコマが私の姿を見て激しく右往左往している。ここには私だけでなく、オショロコマの集結を知っているカワガラスたちが来ておりオショロコマたちはかなり敏感になっているようだ。


真っ黒いカワガラスは鳥のくせに巧みに渓流に潜水して、一瞬にしてオショロコマを捕食します。







姿を隠し、しばらくしてオショロコマたちが落ち着いた頃を見計らってそっと振り込んだ。 



産卵後の腹ぺっちゃんこのメス成魚。



















































次項に示しますが、ここの個体群を見ると産卵が一斉に行われるのではなくかなりバラバラの期間に多少のインターバルをもって産卵行動を行なっているように見えます。





放精しきって腹ペチャのオス成魚。



















大型のサクラマスたちも産卵のため遡上しており、間隙を縫って素早く潜り込んでは放精する形で産卵行動に参加したヤマベ2-3年魚も見られたが、擦り傷が多い。














サケ、ベニザケ、カラフトマス、サクラマスたちと異なりオショロコマたちは産卵後もへい死することなく、翌年までにはよく食べて立派な体躯に復活し、秋になると再び産卵行動に参加します。




降海・遡上型か、陸封型か、湖沼型かによって様々とは思いますが、ここのような陸封型個体群では個体の寿命は5-6年くらいでこの間、産卵行動は数回といったところでしょうか。実際、私は実証的に確認したわけではありませんが。





放精前のオス、産卵前でまだしっかり抱卵しているメス。若魚たち、幼魚たちの画像は次項でお示しします。


撮影させていただいた渓流魚たちは全て丁寧に元の場所にリリースしました。



この項、続く。


最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オホーツク地区バスケットボール大会で孫次女君のチームが優勝。

2024-04-21 03:49:59 | 北見市の出来事・行事など
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

オホーツク地区バスケットボール大会で孫次女君のチームが優勝。

2024-4-20( 土 ) 曇  7℃



しばらく20℃前後の暖かい日が続いていたのに、突然寒くなってしまったがオホーツク特有のエゾノムラサキツツジだけは咲いた。







この日、可愛い孫次女君が出場する恒例のオホーツク地区バスケットボール大会決勝戦が隣町の訓子府町の総合体育館で行われるというのでカミさんと見に行った。






孫次女君はバスケットクラブのキャプテンだが、コロナ下にもかかわらず毎日練習が終わって解散時には部員たちにハグされるほど慕われているのを見て驚いたことがあります。今日も練習時や練習終了後の声かけや気合いずけのパフォーマンスは、一心同体、チームの結束力は見ていて小気味よい。コーチの先生の力量がうかがえます。


























今日の相手はオホーツク最強の強敵で、最初から負けるかも知れないとの予想。部員たちの体格差も目立つ。果たして試合開始そうそう連続してスリーポイントを決められるなど敵は強すぎる感じ。













しかし、これまでとの違いは低学年部員たちのスキルが圧倒的に凄かった。体格的にはやや劣りぶつかっては吹っ飛ばされ転がるかわいこちゃん部員も、果敢に切り込んで着実にポイントをかせいでゆきます。



































ポイントは逆転し、強豪を相手に少しづつ点差が大きくなりリード。孫次女君も大活躍、ベテランとしてのパスワークが見事です。時々、果敢に切り込んで格好よくシュートを決めたり、神業のようなスリーポイントのシュートを決めると私やカミさんの興奮は極限に達し、絶叫調の応援になり、不覚にも涙で目がうるむといった状態です。


















書き忘れましたが背番号4番は、伝統的にキャプテンを示し、一般的に番号が大きくなるほど若い部員であることを示しています。残念ながら今日は孫長男君をバスケットボールの練習会場に送らなければならず私たち夫婦は泣く泣く途中退場。しかしこの時、孫次女君たちの勝利を確信しました。






予想通りに孫次女君のチームは強豪に圧勝。いつも孫たちのバスケットボールの試合はビデオで見ることが多く、今日のように実際に目の前での試合を見ることは、本当に久しぶりでした。孫次女君の目を見張るような敏捷さ、動体視力の素晴らしさ、美しい身のこなし、そしてキャプテンとしての圧倒的な格好良さは、これが自分の孫とはおもえないほどで大感激したものでした。














春の花としてオホーツクでもっとも人気があるのはエゾノムラサキツツジです。ついでヨドガワツツジ、クロフネツツジが人気があります。赤ボケ、シャクナゲ、その他、今回お示しした春の花たちは全部我が家の庭のものです。






願わくは、このブログ記事を10年後にもう一度みたいと思いアップしてみました。






そういえば、感涙きわまる素晴らしい試合や、全道大会で入賞した懐かしい記録もあります。

私の孫たちのバスケットボール歴はけっこう長くて、このブログを検索してみたらほかにも 孫長女君がバスケットボール大会の選手宣誓を行ったかわいこちゃんたちの死闘や、プロバスケット試合の前座試合に出場した孫長女君や孫3女君大活躍の 超かわいこちゃんの死闘 など かなり華々しいものがあります。







最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知床、大型サケマス多数遡上、姿を消した良型オショロコマたち。

2024-04-17 15:12:23 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

知床、大型サケマス多数遡上、姿を消した良型オショロコマたち。




2022-9-30 (金) 晴れ


この時期、オホーツクではタマネギの収穫の真っ最中。収穫のとき発生するタマネギの殻焼きは独特の匂いとともに毎年の風物詩です。









良く晴れているが、斜里岳には雲がかかっている。







この日の午前中は知床半島でもとりわけ大型のオショロコマが釣れるとある渓流へ入渓。この渓流の河口付近にはサケ釣りの車が十数台止まっていた。多くは地元の人たちで知床、釧路ナンバーが多い。札幌、帯広、北見が一台づつ。


私はサケ釣りにはまったく興味がないが、釣り人に聞くと今日はほとんど釣れてはいないようだ。


この日、良型オショロコマをもとめて2時間も大岩ゴロゴロの渓流を遡行した。



驚くべきことだったが、数年前まではあれほどいたオショロコマが全く見られない。幼魚、稚魚の姿もなかった。




やっと大型ヤマベ3年魚 1匹 が釣れた。




ヤマベは尾ビレがズタズタ、尾部はかじられたあとが痛々しい産卵行動後の個体であった。すぐ上のたまりには数ペアの巨大なサクラマスが泳いでいた。

















こんどこそ、こんどこそと良ポイントをさぐりながら遡行したがその後は魚信なく、気づいたら2時間も釣り登っていたのだった。



数年前は良たまり毎に大抵数匹の良型オショロコマがいたのだが、釣りきられてしまったのだろうか。



かろうじてまあまあの良型オショロコマ2匹が釣れたが、この渓流独特の大型オショロコマは姿を現さなかった。





































これ以上はヒグマが怖い。遡行をあきらめて30分かかって河口までもどったが、とてもむなしい感じ。



橋の下流のたまりをみると せっぱりのカラフトマスや かなり大型のサケとおもわれる個体が多数ゆらめきひしめいていた。この川は サクラマスを含め 3種のサケ・マスが遡上していることになる。




オショロコマたちはこれら大型サケマスを嫌い、さらに源流域へと移動したのだろうか。途中、ヒグマが食い散らかしたカラフトマスの残骸があちこちにみられた。






渓流沿いの湿地に、最近あまり見かけなくなったガマの穂があった。





     この項、続く。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豪華手巻き寿司とルタオのケーキのひな祭りパーティ。

2024-04-14 21:12:51 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

豪華手巻き寿司とルタオのケーキのひな祭りパーティ。




20XX-3-3 ( 日 ) 晴れ

この日の夕方から恒例のひな祭りパーティになった。 少し前までは豪華12段飾りの雛人形を飾っていたのだが、このご時世ではそんな意気込みは世の中から消えてしまい、今回はご覧のようなコンパクトな雛人形となりました。



もっとコンパクトなのは子供たちがつくった雛人形です。



孫長男君にひな祭りパーティの開会のことばを述べるようにと頼んだところ、恥ずかしいので出来ないと泣きだしてしまったのでした。




上の子たちも、急な指名でちょっと考えているところ。



結局、孫3女君が堂々とパーティを始めますと格好よく挨拶してひな祭りパーティの始まりです。



いろいろな料理が並びましたが、いつもどおりメインデッシュは手巻き寿司。








タコの手巻き寿司は迫力があります。 今日は生ツブもおいしかった。






山盛りだった寿司飯の桶もみるみるご飯がなくなった。




食事のあとは 頂き物の 小樽のルタオ ( LeTAO) のチーズケーキと この時期限定のおひな様ケーキでもりあがりました。


























とある 北見市のおひな様パーティの思い出です。







当時のコンピューター日記より。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

釧路川水系、秋の源流域の風景。

2024-04-11 13:54:35 | 渓流魚、蝶、自然
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村

釧路川水系、秋の源流域の風景。


202X.10.3 (土) 曇り 強風 のち雨 14度C



10:30 秋も深まり、とある釧路川水系源流域に秋の渓流魚を見に出発。 寒い。



この時期、源流域に遡上するデカアメマスを期待していったのだが、まったく見られず用意していた大型ランデングネットは出番がなかった。






小型アメマスが最も多く 、次いでヤマベ2-3年魚が多く、オショロコマはやや少なく 、ニジマスは幼魚 2 といった具合であまりパッとしない釣り果でした。


この時期、遡上してきたサクラマスたちに混ざって産卵行動に参加したと思われるヤマベたち。













ヤマベ当年魚と思われる個体。

















この水域では絶え間ないニジマス駆除の効果か、ニジマスの勢いは明らかに弱まっていると思います。














枯れ葉などバックにきれいな写真撮影に専念。秋になるとこの渓流の水は限りなく透明・清冽になってくるので夏場とくらべると写真がかなり鮮明になる傾向があります。





小型アメマスたち。































リリースされ口が裂けたオショロコマ1。





何かの研究目的のマーキングとしてエラブタ切りされたオショロコマ。





ここではエラブタ切りのほか、タグ打ち、アブラビレ切り、背ビレ半分切りなど、お魚の尊厳を傷つけるマーキングをする研究や自然実習の人々 (本州の大学などから来ている学生・研究者など ? )が稀ではありませんが、中でもエラブタ切りは最もいただけないマーキング方法です。





ここは入渓がとても容易であるせいか、けっこう渓流魚の研究者などが入っているようだ。





本州方面ではほとんどの渓流が漁協による放流によって魚の存在を維持しており、てばやく研究をおこなえる手つかずの自然渓流がないためと思われます。



入渓者が多いせいか、近年、オショロコマは概して小型化の傾向が顕著です。































































今日はオショロコマとアメマス、ヤマベが まあまあ見られ ニジマスが少なくなっていた。 


サクラマス遡上があるようで産卵行動に参加したキズありヤマベや、性成熟したクロンボウヤマベのほか、産卵行動に参加しなかったとおもわれる当年魚ヤマベも多かった。




昼食後 風が強まり 時々雨が降ってくる不穏な天候で あたりは薄暗く気温も下がってきた。ややもの足りない釣り果であったので、おもいきって普通の釣り人や研究者なら、きっとはいってゆかない林道奧へと侵入してみた。






今日は天候条件がよろしくないので、ひよって本命のポイント水域までの中間地点で川に降りてみたが 残念ながらダラダラ川で あまりよい溜まりがなく良型オショロコマを少し追加したのみで終了。























天候が怪しくなって気温も下がり風が強まり体感温度は急速に低下しはじめたうえに、あたりが薄暗くなってきたせいか 何となく戦意喪失状態になって 3;30 武装解除。帰路につく。







エゾシカ君のお見送りでした。










最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。







にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻のシンガーソングライター、半崎美子さん。

2024-04-07 15:34:32 | 北見市の出来事
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


幻のシンガーソングライター、半崎美子さん。




2024-4-7(日)  晴れ


朝9:00起床。  庭の雪がすっかり解けた。




昼は 吉野屋の牛丼。600W 3分間、チン。キャベツとトマトのサラダ。ご飯は炊きたてユメピリカ。生卵と紅生姜。おいしい。










そのあと北見市の隣町、遠軽町からのNHKのど自慢 を見た。このNHK番組は大好きで、いつも出場者たちの歌の上手下手よりも人生模様そのものを見させてもらい感激しているのです。



今回はゲストにおもいがけず私の好きな半崎美子(はんざきよしこ)さんがきていて感激。実は声はずいぶん前から知っているのですが容姿を見るのは全くの初めて。



私にとっては声だけの存在、幻の歌手さんだったのです。



驚いたのは、もう一人のぴっかぴかのゲストさんと較べたら、芸能人とはほど遠いような地味な外見・容貌で、まさにとなりの奥さんといった感じなのです。




限りなく好感をもてるお人柄で、今回も半崎さんの歌を歌った出場者の方の半生をおもいうかべて感涙を流してしまうような歌手さんでした。




札幌出身のシンガーソングライター半崎さんは毎週日曜日午前11時30分からのラジオ番組を持っていて、私がオショロコマ調査などで北見市の自宅を出発し山岳地帯に向かってひたすら車で走っているときカーラジオではこの番組が入ることが多いのです。



半崎さんの歌は、挫折や困難にうちひしがれても、最後はそれを乗り越えてたくましく前進するといった内容のものが多いようで、いつもたくさんの人々を勇気づけ、はげましてきたという歴史があります。




語りも上手でぐいぐい引き込まれてゆくのです。運転しながら半崎さんの語りや歌を聴いているうちに気づいたらボロボロ涙がでていることもありました。




残念なことに、やがて北見市から遠ざかるにつれて電波状態が少しづつ悪化、山へさしかかると、続きを聞きたい半崎さんの声もとぎれとぎれになってしまうのです。





仕方なく、とうとうカーラジオを切るころ、そこは大自然のまっただ中、オショロコマの森にさしかかっているというパターンなのです。今度は窓を開け、自然の音に真剣に聞き耳をたてながらゆっくりゆっくり車をすすめます。















そんなわけで半崎美子さんのラジオ歌番組を最後まで聞くことができたことは一回もないのです。生まれてこのかた、演奏会やら、近年はやりのライブなど、私の生涯で一回もいったことはないのですが、もし機会があれば半崎さんのライブなど行ってみたくおもっています。



最後まで見ていただきありがとうございます。できましたらランキングポイントアップのために下記の 渓流釣りバナー をワンクリックしていただければ幸いです。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする