活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

チューリップと風車 佐倉訪問

2017-04-16 13:57:11 | 活版印刷のふるさと紀行

 知りませんでしたが千葉の佐倉でチューリップフェスタがあると聞き、バス旅行に参加しました。快晴、温暖、オランダ風車のある「ふるさと広場」を会場に70種類60万本のチューリップが今を盛り、さいわい、お隣りの印旛沼沿いの桜がまだ健在だったのでゆっくり春を満喫できました。

 上野から京成で1時間足らず、かねて国立歴史民俗博物館やDICの美術館にはぜひと思っていた佐倉ですが、実際に訪ねてみて歴史と由緒のある町としては関東でも指折りの感を抱きました。

 もともと家康が藩主に信頼の厚い俊才を送り込んだこともあって1600年代から800年代にかけて房総きっての繁栄ぶりだったようです。たとえば、「西の長崎、東の佐倉」は現在の順天堂の祖、佐藤泰然の蘭方医学との結びつき、病院経営と蘭方医養成を指してのことでした。

 余分なことですが、昼食をとった創作料理『一幸』の筍ごはんは最高、思わず,立ち寄った「マルシェかしま」で一株買って、夜、再現にチャレンジした次第です。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花森安治の仕事 | トップ | 歴史資料をデジタルで楽しむ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

活版印刷のふるさと紀行」カテゴリの最新記事