活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

申歳だというので

2016-01-06 09:55:51 | 活版印刷のふるさと紀行

 遅ればせですが2016年開幕おめでとうございます。そして、この私は、何度かめの年男であります。

 サルというと、干支では「申」に違いありませんが、私はどうしても「猿」という字を思い浮かべてしまいます。なぜでしょうか。

 かつての戦争中、疎開した先きが猿投(さなげ)という地名でした。いまは豐田市に入っておりますが、愛知県の奥の院、家康のふるさと松平と同じ程度の僻地でした。

 朝、6時24分猿投駅発の三河線の始発に乗るために5時半に家を出て4キロ強の道を駆け足です。加納というぶらくのはずれにある猿投神社の一の鳥居をくぐるときにククッと山鳩が鳴いていたものです。そののどかな山里から向かったのが動員先の飛行機工場でした。

 昨年、その猿投駅から名鉄電車に乗りました。今は名古屋の地下鉄が乗り入れていますから名古屋まで一本です。懐かしかったけどチョッピリ違和感がありました。

 ところで、この写真のサルは「卯三郎こけし」の新作でかわいいと評判だそうです。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クリスマスと日本の切手 | トップ | いいニュースがある年に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

活版印刷のふるさと紀行」カテゴリの最新記事