活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

傍島 利浩さんのiPhone写真展で

2016-03-20 17:47:43 | 活版印刷のふるさと紀行

 三連休の初日、六本木で傍島利浩さんの「iSnap4s+6」というiphone写真展をみてきました。以前からお名前も建築写真家としてのお仕事ぶりも多少、存じてはおりましたが、初対面、名刺交換からスタート。

 四面の展示壁面に全部で200を超える作品がA3大でピンナップされていました。よくある額装された作品がたっぷりした壁面に飾られている写真展とは勝手が違うところが気に入りました。作品ごとのキャプションもありませんし、観客がめいめい傍島さんがどういう意図でこの被写体を切り取ったのか自分の感性を試されるようで一点、一点をゆっくり見させていただきました。

 展示が題材というか、撮影分野別になっているわけではありませんし、わざと無差別にピンナップされているところも気に入りました。あえて作者にうかがったわけではありませんが、「私が自由自在にアイフォンで切り取った世界をあなたが自由にうけとめて、自由に解釈してくだされば結構」というのではないでしょうか。

 




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水ぬるむ季節とはいえ寒そう

2016-03-18 16:38:36 | 活版印刷のふるさと紀行

  もう、これで春になったかと思うとまた小雪の降り出すような行ったり、来りの天候の日を重ねていましたが、3月も半ば過ぎてどうやらだいぶ春めいてきたようです。

 この東京の3月の曖昧な陽気もいかにも不安定で、落ち着けませんが仕事が進まない理由にできるので案外悪くない気がしないでもありません。母校の大学入試の結果発表を気にしてつい、週刊誌を何冊か買い求めてしまう季節でもあります。

 今日は温かさにつられて、ウオーターフロントを歩いてみました。たしかに桜のつぼみは膨らんできておりましたし、ゆりかもめの数もふえていました。

 驚いたのは、多少、水もぬるんできたかもしれませんが、運河で潜水して水底の土質検査作業をしている作業船に出くわしたことです。しばらく、足を止めて作業ぶりを見ておりました。船にあがってきた潜水作業員はいかにも寒そうでした。





 

 

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