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シーモア山に冬がやってきた

2022年12月17日 08時00分00秒 | カナダ
2006.02.08撮影

この画像は、ちゃんと記録には取っていないのですが、多分、シーモア山(Mount Seymour)の、スキー場入り口の駐車場から、やや登った辺りで、北に見える山を撮影したものだと思います。この頂の見える山が、シーモア山の一部かどうかは、知りません。

シーモア山についてのご紹介は、コトバンクの説明と、バンクーバーの地元日系新聞である「バンクーバー新報」の記事に任せることにします。


マウントシーモア
バンクーバー新報

バンクーバーも、他の北米の都市と同じく、道が、大体、東西、南北、に走っています。と言っても、あるはずの道が途中で途切れていたり、時々斜めに走っている道があったり、特に住宅地では曲線の道もあります。そうすると迷うわけですが(こら、迷う常習犯は、だれだ)、その時バンクーバーで言われていること。

山を探しなさい、その山のある方角が北。これ、絶対間違いなし。

これ、ホントなんですよ。西方向は、上がり下がりはあっても、太平洋に向かってなだらかに上がっていって絶壁になるか、下りていって浜辺になるのみ。南方向は、南接しているリッチモンド市(Richmond)に向かって、ひたすらなだらかに下りていくのみ。東方向へは、大陸の内部に向かってなだらかに上がっていくのみ。山があるのは、北方向だけ。

そのバンクーバーの北方向にある山は、バンクーバー市とフィヨルドのバラード入り江(Burrard Inlet)を挟んで北側にある、ノースバンクーバー、ウエストバンクーバーに立つ山々。町に近い方の山は、夏はハイキング場、冬はスキー場として知られます。


バンクーバーでは、この北の山が雪化粧した、というのが、冬がこれからやってくる、という第一報になります。そして、雪の線がだんだん下りてくるのを見るわけです。(冒頭画像は、2月の撮影です。)

画像に写っている木は、種類が何かは、具体的にはわたしにはよくわかりませんが、モミ(Abies)やヒマラヤスギ(Cedrus)やツガ(Tsuga)が多く自生しています。

ツガ(Tsuga)は、日本語の「ツガ」が学名に使われているんですよね! 画像真ん中から左2本ほどが、ツガ(Tsuga)でも、特に、アメリカツガ(Tsuga heterophylla)だと思います。

ブリティッシュ・コロンビア州(BC州)に原産する木は、40種以上あるそうです。BC州は、そして、針葉樹から取る木材生産高では、北米第一位です。

BC’s tree species「BC州の木の種」

シーモア山では、冬場、スキー、スノーボード、スノーチュービング、の他に、スノーシューズ(カンジキ)を履いての雪上歩きも楽しむことができます。ガイドさんがついて、木について教えてくれるコースもあります。わたしも参加したことがあります。

スノーシューズって、歩きにくいんですよね。ガニ股で歩くんです。

以下のスノーシューズは、わたしの持っているのより物が良さそうだ・・・

パブリックドメイン

夏にシーモア山に行けば、野生のブルーベリーを見ることができます。わたしは、野生のクマさんのために置いておくべき野生のブルーベリーを摘んで、食べちゃって、恥ずかしいことをしてしまったことがあります。

そのことについては、以下の記事で書きました。クマさんたち、反省していますので、許してください。



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