コダワリの女のひとりごと

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ガラスびん応援部in伊豆大島☆売上№1オイル大島椿の精油所へ行く

2018-11-27 | ガラスびん応援隊
子どもの頃から愛用している大島椿油の八王子工場と伊豆大島にある椿油の精油所へ行ってきました。
今もずっと愛用している大島椿油、我家はファミリーで愛用中。
その大島椿さんの工場は八王子みなみ野駅から車で10分もかからない場所にあります。
初!大島椿工場潜入!
 
八王子みなみ野工場から、まっすぐ竹芝フェリーターミナルに移動し、高速船ジェットフォイルで1時間50分、思ったより近い伊豆大島の大島椿精油所へGo!
調布飛行場からは✈で20分ですって!近い!
私たちは快適な船の旅で到着した元町港からお邪魔した大島椿精油所さん。

 
日本ガラスびん協会の「第14回ガラスびんアワード授賞式」にて【日本ガラスびん協会特別賞】受賞され
株式会社大島椿本舗の「大島椿」。
 
<受賞理由>
「大島椿」は、椿油の老舗ブランドとして、確固たる地位を確立されました。創業当時より「大島椿」の刻印がガラスびんに施され、高品質の証となっています。視認性の高いボトルデザインと中味を守る素材特性が相まって、今でも多くのファンを魅了しています。
これらの取組みと日頃からのガラスびんへのご愛顧に感謝を込め、日本ガラスびん協会特別賞に選定
 
すごく売れている愛されオイルは、真面目に丁寧に大島椿と歩んできたことを知り感動した大島椿油の製造工場。
 
今でこそ、大島椿油もお手頃感のあるオイルですが、その昔、大島椿油は一般庶民にはなかなか手が出せない高級コスメだったそうです。
子どもの頃は確かに、大島椿油のびんから一滴一滴大切に使い今のようにシャンプー前にトリートメントとして使うなんてそんな贅沢なことはしませんでした。今は贅沢にシャンプー前のプレトリートメントとして使うこともたまにあります。プレトリートメントはなかなかオススメです。
 
椿の種は島の方からキロ単位で購入するそうで、その量は2万5千トンだったり、少ないときは1万トンをきる年もあるそうで毎年平均して品質のいい種が買い取れるわけではないそうで、そんな事実もびっくり!椿油が今年は高値ですとか聞いたことがないので、相当の企業努力をされて価格も一定させている良心的な企業でこれまた感心。
 

椿の種を初めて見て、触って、一見栗の実にも似てますがその固いこと!
こんな固くて石ころみたいな種から油を搾油することを思いついた先人の知恵にも驚かされます。
 
昔も今もその精油の行程はシンプル。
今は3つの機械を使い、その年の椿の種から精油する期間はわずか1週間ほど!それで一年分の精油というのだから驚きです。つまりは精油所は一年のうち365分の7程度の稼働!
 
そして椿油の精油行程はシンプル。
 
①種を乾燥させる
②種を煮て殻から実を取りだす
③圧搾機で絞る(固いから殻から実を出す)
④絞ったものを濾す
 
精油は八王子にある工場で椿油をはじめ、商品として製造され流通します。
 
売上ナンバーワンの大島椿オイルですが、工場の規模としてはそれほど大きくないことにも正直びっくりしたのです。清潔で厳重で安全と安心第一を掲げて工場は八王子みなみの駅から車で10分かからないところにあります。
 
 
 
①椿の種を温める
 
②温めた種を搾油
 
椿の種を乾燥させてから搾油するのだそうで、島民の方が椿の種を乾燥させて売りに来るのでそれを大島椿さんが質のよい種を購入されるとのこと。
品質を保つために上質なものだけを購入されているのだすですが、島をあげて大島椿油を作っているというのもなんだか素敵。

③搾油した油を濾す
 
今年かい取った椿の種が白い袋に入って精油になる時期を待っています。

売上ナンバーワンオイルの精油は一年の間、わずか1週間ほど一気にしてしまうのだそうです。
また、大島椿のオイルのもとになるやぶ椿の種は毎年安定して取れるわけではないというのもびっくり。
なのに、今年は大島椿油が高いとか安いとかなく、安定した値段で供給している企業努力にも驚きました。
 
北海道の家庭用のセントラルヒーティング用のボイラと変わらぬようなシンプルな操作盤でした。
 
大島椿油は椿油100%ですから、シンプルな工法と工程が当然といえば当然ですが、90年以上同じ製法で作られていてロングセラーの愛されオイルがすごいと思います。 

商品化されるまでオイルを何度も濾すのですね。
 
 
 
 大島椿の歴史
早稲田大学に進学した広島県出身の創業者が、卒論のために訪れた大島で椿油に出会ったのが大島椿さんのスタート。
1927年の創業以来、ツバキ油の特長を最大限にいかした製品の開発に取り組んでいるそうです

大島の椿はやぶ椿と言って自生していたものだそうです。

品質第一は今も昔も徹底しているのが長く愛され、売上ナンバーワンの地位を譲らない理由のようです。

大島椿油のほかに最近はヘアオイルやシャンプーやコンデイショナーなどもあり、またアトピーなどにも対応した製品を開発さてれているそうでアトピコは赤ちゃんにもよさそうです。
伊豆大島限定のちょっと高級な椿油が最高によかったです。

その他にもいず大島でのみ購入できる「椿油が練り込まれたどら焼き」もありました。

大田 忠道先生 大絶賛!の大島椿どら焼き
2004年、黄綬褒章受章。2012年、瑞宝単光章受章。
料理の鉄人でおなじみの日本料理人、大田氏のお墨付きのようです。


私の父は肝炎と肺を患っていて、亡くなる直前は皮膚がとても弱くなり、普通のシャンプーは皮膚がただれて使えなくなりました。
私が大島椿さんのシャンプーを送ってみると皮膚がただれることもなくシャンプーができると喜ばれました。
天然椿油を使用したシャンプーは安全安心であるということを実感し大島椿のよりファンになりました。
 

椿の金ぷら油という高級な食用油は完全受注生産品だそうですが、その油で揚げた天ぷらはいくら食べても胃もたれしない軽い仕上がりになって一度食べたら他の油の天ぷらは食べられなくなるほどだそうです。
 


創業者の長女さんという会長さんも精油所にいらしてお出迎えしてくださいました。
東京都品川区に属する大島は小さな島ですが、風光明媚で美しい島でした。

大島椿精油所からお宿へ行く道で素晴らしい夕日もみれました。

大島の美しい夕日を追いつつホテルへ戻りました。

お宿は元町港から徒歩5分もかからない場所にある赤門さん。
お部屋に用意された浴衣も椿柄。
三原山という活火山がある大島の温泉は源泉が86.4度!島では水が貴重なので前日のお湯を冷まして温泉にしているそうです。赤門さん露天風呂もあってお料理も美味しくてよいお宿でした。

夕食も新鮮な刺身や新鮮な魚のしゃぶしゃぶなども美味しく、大島の明日が美味しかったです。
 

島で獲れたお魚も新鮮で美味しい!島の牛乳が美味しくてはハマりました。
 
2日目の記事はこちら


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