コダワリの女のひとりごと

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【小田原】報徳二宮神社のきんじろうカフェへ行くため難攻不落の小田原城を攻めた日

2021-11-01 | 旅 神奈川県
小田原は乗り換えでよく降りる駅なのですが、なかなか駅ビルの外に出ない。
小田原城は駅から徒歩数分と近いにも関わらず、数年ぶりに訪問。
100名城の中でもたぶん、一番駅からのアクセスがよいお城。
小田原城に行きたかったというわけではなく、小田原城内の報徳の森にあるに神社、報徳二宮神社の中にある「きんじろうカフェ」。


御祭神「二宮尊徳翁(二宮金次郎)」を多くの方に知っていただくためのカフェということで、本格イタリアンコーヒーをはじめ江戸時代に金治郎が食べていた食事「呉汁」をはじめ、報徳オリジナルグッズなどを販売する「きんじろうカフェ」に行きたかったのです。

小田原城も逸話の多く残るお城。

豊臣秀吉が落としてるにも関わらず、難攻不落と呼ばれるお城。
秀吉以前にこの城を攻めた名だたる武将たちは、上杉謙信、武田信玄などはことごとく撃退されているわけです。

現在の小田原城の遺構は北条氏時代のものではなく、北条氏の滅亡後に城主となった徳川家康の家臣・大久保忠世によって、近世城郭へと改修されたものとのこと。

策略家の秀吉は小田原城を見わたせる位置にある笠懸山を本陣と定め、総石垣に天守を持つ石垣山城をたった3か月で築いたそうです。

石垣山城は当時は関東になかったそうで、北条側の士気を下げることに成功し、最後の砦だった八王子城や韮山城が秀吉に落とされついに小田原城も陥落します。
八王子と小田原は所縁があるんですね。
八王子城の怖い話は有名なので私は未だ行ったことがありません。
難攻不落の小田原城の落城の原因は「小田原城が鉄壁すぎた」からではともいわれています。
城内で食料生産もできた小田原城は、単独でも数年間籠城が可能だったとのこと。
「自分の城が落城しても、小田原城さえあれば北条は安泰」と高をくくっていたので、敵の強さを知ると抵抗もせずに降伏してしまったのではという説が浮上しているそうです。
小田原城
別名を小峯城(小峰城)、小早川城(小早川館)とも呼ばれる平山城。
国の史跡で日本100名城、日本の歴史公園100に選出されています。



そして、私の目的は報徳二宮神社。
全国の小中学校には必ずある二宮尊徳翁=二宮金次郎を祀った神社です

金次郎は朝暗いうちから夜遅くまで汗と泥にまみれて一生懸命働き、その間余裕ができれば、わずかな時間も無駄にせず勉強をして、先人の教えを理解しようとし、荒地を開墾して収穫を上げお金を貯め、質に入れていた田畑を少しずつ買い戻し、一生懸命努力して24歳までに一家を再興したそうです。

最初の信用組
尊徳翁は藩の使用人や武士達の生活を助けるために、お金を貸し借りできる「五常講」をつくりました。。
信用組合の発祥はドイツですが、尊徳翁はそれより40年以上も早く信用組合と同じ組織である五常講を制度化し実施したとのこと

金次郎は生涯を世の中のためにささげ、小田原藩家老服部家の財政再建をしたり、藩主大久保忠真候の依頼で分家宇津家の桜町領を復興したり。

大飢饉で農村が疲弊しきっていた当時、尊徳翁が仕法を手がけた村々は600ヶ所以上あり多くの農村や藩を貧困から救ったとのこと。
数理、土木建築技術から文学まであらゆる才能を発揮した世界に誇れる偉人。

私も二宮金次郎はもちろん知っているけれど、金次郎が神奈川県の出身だったことや、金次郎を祀った神社があることも知りませんでした。

映えるラテを飲みたい一心で訪問したきんじろうカフェですが、勉強になりました。
きんじろうカフェ自体が、二宮尊徳公の医大なる功績を世に知ってもらうためにあるので、私のような映えラテに釣られて訪れ二宮金次郎を知ってもらうことも目的らしいので、映えラテに釣られて正解のようです。💦

レストランのそばにある木がパワースポットらしいです。


きんじろうカフェの様子はこちら↓


こちらの金次郎さんは二宮尊徳翁という感じの像です。



小田原駅の金次郎さん。
これは小学校や中学校の校庭にあった像と同じスタイル。

JR駅の改札前の小田原提灯。


小田原の駅弁と言えば「小田原提灯弁当」1300円
この小田原提灯弁当はわりと最近の登場のようです。
小田原提灯弁当
~上段~
金目鯛西京焼き・尾付き海老・切干大根・椎茸・花人参・ふき・こんにゃく・わさび漬・とりそぼろ
~下段~
茶飯・鯛おぼろ・あさり佃煮・梅干





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