コダワリの女のひとりごと

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芦屋のミシュラン☆シェフが京都に出店したフュージョンレストラン『祇園 呂色 (ロイロ)』

2018-03-09 | 旅 京都府

京都へ旅するとフレンチかイタリアンをいただくことが多いのです。
和食の名店はかなり前から予約しないと無理ですが、京都は名店でもフレンチやイタリアンなら意外と予約が取りやすいのです。
カウンターだけのフレンチとのことで訪問することに。

場所は祇園で八坂神社の近く、祇園一力亭の向かい側にあります。

店名の「呂色」は生漆に油類を加えずに精製した黒漆のこと。
店内がシックに黒でまとまって上品なイメージでまさに「呂色」。

芦屋のミシュラン店コシモプリュスの小霜シェフの2号店。
ソムリエは祇園ソムリエ協会会長であり絽の色の前の「祇園佐橋」のソムリエだった方とのこと。
※呂色の前が祇園佐橋だったそうです。

夜のコースはシェフのおまかせ2万5千円のみ。
ドリンクはペアリングコースがありワインのグラス数で5千円~とのこと。

ワインのペアリングコースでお願いしました。
食前酒はドンペリからスタート。


★ドンペリニヨン
ペアリングでドンペリからスタートというのはなかなかすごい。

普通はドンペリに驚くのかもしれないけれど、私が飲み口のいいグラスの方が気になりました。
うすはりのように薄いけれど、うすはりでもリーデルでもないグラス。

 

 
★富田林の海老芋、カニのコンソメにゆずの香り
アミューズかと思ったら、コースにはないメニューとのこと。
そういえば海老芋は富田林の名産なんですよね。




★アミューズ
キャビアとトリュフ、キャビアは比較的熟成していない獲れて5日以内に空輸されたもののせたに岸和田のレモンをで。
うずら卵は軽く燻して香をつけトリュフをのせ、フォアグラとバナナのプリンに山椒を添えて。

フォアグラとバナナのプリンがすごい!ここ数年、フォアグラが苦手になってきてて、あまり好まないのだけど、このプリンにしたファグラはなかなか素晴らしい味わい。
ファグラを引き立てるペアリングのワインがまた素晴らしい。

 


★OFUKURO BEAUTY
家紋ワインや日本の侍などのネーミングでおなじみのワイナリー。

 


★鳥取県モサ海老(生)とポア(エンドウ豆)のスープ、レモンで作ったオイル。
モサ海老のプルプル感とポアの相性がとてもよい逸品。





★ブルターニュー産青いオマール海老、ロワールのホワイトアスパラガス、レモンの皮を炊いたものを合わせて。
今年初のホワイトアスパラです。



★和牛のタン
根元を6時間煮込んだものと、生食用ノエノキにナッツとショウガを添えて




★山口県のフグの白子
大葉をまぶし揚げゆり根をわさびのピュレーを甘い赤レモンで香りづけ


★純米大吟醸 順子
順子といえば長渕剛を思い出してしまうわけですが、茨城県の蔵元がワイン酵母で仕込んだ日本酒。

 




ギリシャのクレタ島のワインは立てて保管しているので色が綺麗



 


★Muscat Non Filtr〓 Christian Binner

 


★Oikonomoy Sitia
熟成したワインですが見た目は軽い。



★ファグラのコンフイ ピスタチオのペーストにキャラメルソース、カカオの食感。アンティーブを添えて。

個人的にはこのファグラの味わいがお気に入り。ペアリングさせたワインもとてもマッチ。


クリストフルのジャルダンエデンなどシルバーにもコダワリが!

事前に3種のお肉から選んであった鳥取県の万葉牛は目のまえで、温めた石焼きで仕上げ。

 

 
★ウロコごと焼いた甘鯛と貝とブレンドしたコンソメだしにセリを入れ、すだちの香りを添えて


★鳥取県産万葉牛 
低温で焼いた後、目のまえで焼石で完成させ、
春菊ベースと赤ワインソースと昆布のお塩をシエテ

低温で火入れして脂が落ちすぎないように閉じ込めてあるのでサシ部分の旨みと肉の旨みがハーフハーフで楽しめる調理。
脂身と赤身がしっかりとある万葉牛の美味しさを極限まで引き出した調理法。



★北海道のウニ 静岡県の桜エビを添えて 松葉蟹の赤だしとともに


丁寧な花模様の海苔も美しく、松葉蟹もたっぷりと入っています。


苺メレンゲ 和歌山産まりひめ
苺風味のメレンゲはできるだけ軽く。ライム風味のジュレ。

 メレンゲは綿あめみたいに軽く、でもしっかりとメレンゲの味わいを残してあり、メレンゲの極限にチャレンジ。



10年熟成プーアル茶と小菓子 
昆布を揚げてお砂糖をまぶしたり、最中の皮にチョコやごぼうの揚げたもの。

 

食器は全て有田焼きとのこと。
ジャンルとしてはフュージョン料理ですが、和食とフレンチのいいとこどりのようなコースでした。


ペアリングは8グラス。
シャンパーニュからデザートワインまで、ペアリングが素晴らしい。

私はお酒は強くないけれど、お料理をさらに美味しく味わうためにお酒は必要不可欠だと思います。
料金は5千円からで飲んだグラスの数で決まるのもとてもいいシステム。


バカラのアンティーク100年以上前のものが飾られていました。

お料理はもちろんのこと、ワインのペアリングの選定の素晴らしさや、使用されている有田焼きの作家ものの食器の数々や、ワインの美味しさや香を引き立てるグラスの選び方や、カトラリー好き視点からみてもワクワクなお店です。

カウンターというのも居心地がいいと思います。

京都だから和食。
と決めつけないで、ぜひ京都のフレンチも味わって欲しいと思います。
立地が祇園なので、高台寺や清水さんのライトアップを観てから立ち寄るにも便利。

 

 
祇園 呂色 (ぎおん ろいろ)
 
050-5595-0262
京都府京都市東山区花見小路四条西入ル北側266 井澤ビル 5F
交通手段
京阪祇園四条駅から徒歩5分
祇園四条駅から267m
営業時間
ランチ:11:30(12:00 START)~
ディナー:18:00(18:30 START)~
定休日 日曜日(加えて不定休あり)

 

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