JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

自然が疲れている 2007年08月12日

2007年08月12日 | その他
ボクのHPにも同じことを書いたのですが・・・。

世界各地の珍しい場所に、何年かの時を経て再び訪れることがあります。
たとえば、アメリカのサンタフェには25年、
ドイツのロマンチック街道には23年、
南太平洋の孤島・イースター島には 9年、
トンガ王国には8年、オーストラリアのカカドゥ国立公園には7年、
マチュピチュには5年ぶりに2度訪れました。
2度目の訪問時の印象は、それぞれ共通しています。
ひとことで言えば、それは「自然が歳をとった」という印象です。
人に対しては、何年ぶりかに再会すれば「歳をとった」という印象を抱きます。
それと同じような印象を、久しぶりに訪れる「自然」に感じてしまいます。
自然保護が声高に叫ばれていますが、世界中の自然は確実に荒廃していっていると思います。
何年かの時間をおいて再び訪れてみると、そのことを痛切に感じます。
「自然」が色褪せていっているというか、疲れているというか、
「歳をとった」という印象は否めません。
わずか10年とか20年という時間の経過だけで
自然の荒廃をこんなに感じるわけですから、
自然保護はやはり 火急的な課題であると言わざるを得ません。

また、何年ぶりかに再訪問する「都市」に対しては、急激な人口増加を共通して感じます。
どの都市も、人の数がどんどん増えていっているという印象です。
人は、自然を荒廃させ、荒廃した自然を捨て都市に群がって移り住んでいる、という感じがしてなりません。

自然は、いつか若さを取り戻すのでしょうか・・・。
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