ロックランド での最後の撮影・取材は、
BILLY'S TAVERN ビリーズ タヴァーン
アイリッシュパブです。
夜が更けるほど賑わうロックランドで人気のパブ ・・・
現在、カウンターを仕切るのは、
オーナーのクリストファーさん ・・・
アイルランド移民の家系です。
開放的なカウンターがアイリッシュパブの特徴です。
(イングリッシュパブと比較して )
Barman バーマン (バーテンダー ) との
尽きない会話が
アイリッシュパブの楽しみのひとつなのです。
クリストファーさんのお父さんであり、
ビリーズ タヴァーン の創業者であるビリーさんは、
『アイリッシュパブは単なる酒場ではなく、大切な社交場。
アメリカ人は誰もが
ヨーロッパに自分のルーツを持っている。
ここは、アイルランドにゆかりのある人々が集い、
親交を深めていく場所なんです。 』 ・・・ と。
インタビューの後、
ビリーさんは古いアイルランド民謡を披露してくれました。
アイルランドからアメリカに渡った移民の歌です。
歌詞の内容は ・・・
♪♪ 故郷アイルランドを離れてずいぶんと時が流れた
稼いだお金は全部ビールとウイスキーに消えてしまった
さあ故郷へ帰ろう ・・・
もう二度とアイルランドを離れない ♪♪
新大陸での暮らしが、万人にとって、
決してバラ色ではなかったことを物語っています。
さて、ビリーズ タヴァーンには、
古いものを大切にするアイリッシュ魂が息づいています。
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