クライストチャーチ大聖堂前の広場にそびえる
モニュメント = Chalice チャリス
Chalice とは、キリスト教の聖体礼儀において用いられる
金属製の杯のことです。
千年紀 = ミレニアム
西暦2000年にクライストチャーチ在住の
アーティスト = Neil Dawson ニール・ドーソン氏によって
つくられたモニュメント = 「Chalice」 ・・
よく見ると、この巨大な 「Chalice = 聖杯」 は、
ニュージーランド固有の様々な植物の葉がモチーフとなっています。
現在、名古屋において 『生物多様性』 の国際会議 = Cop10 が
開催されています。
Biodiversity = 『生物多様性』 を考えることは、
これからの地球環境の大切な課題です。
実は、クライストチャーチを含むカンタベリー州 は、
多くのワイナリーで有名なワイパラ地域を中心に、
『Greening Waipara Project グリーニング ワイパラ プロジェクト』
など、既に数年前から 『生物多様性』 への取り組みが盛んです。
「Chalice」 と名づけられたこのモニュメントは、
『生物多様性』 を表現しているようにも思えます。
jfk-world