JRと近鉄電車が乗り入れる 『伊勢市駅 』 ・・・
そこから伊勢神宮外宮へと続く参道にいまも残る老舗 ・・・
その数は決して多くありません。
(入口に飾ってあった写真 )
100年の歴史を誇る旅館 『山田館 』 ・・・
宮大工だった創業者が、
自ら中心となってつくり上げた建物だそうです。
昭和30年頃まで、
このあたりは日本でも有数の旅館街でした。
その後、大型ホテルの進出により、
多くの老舗旅館は廃業に追い込まれました。
山田館は、
往時の雰囲気をいまに伝える貴重な存在です。
明治40年創業の刃物店 ・・・
『菊一文字本店 』
外宮の御正宮に鎮座される
豊受大御神 (とようけのおおみかみ ) は衣食住を司り、
『職の神様 』 としても崇められています。
外宮を参拝し、
気持ちも新たに仕事道具である包丁を新調する ・・・
菊一文字本店は、
たとえばそんな職人気質な板前さん御用達の老舗でした。
しかし、2011年、菊一文字本店は存続の危機に陥りました。
現在は、支援者により老舗が守られています。
こんな新しい試みも ・・・
神話占い ・・・
神話の一場面で占うおみくじです。
いくつかの老舗が頑張っている外宮参道ですが、
全体としては、一貫性を欠いた開発を進めた結果、
参道の雰囲気を失ってしまった ・・・
という印象は否めません。
それは、「内宮参道 」 と比べるといっそう明らかです。
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