mariemonの健康日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

腸は・・・

2024-05-23 08:07:01 | 健康
「脳腸相関」という言葉を聞いた事があると思いますが
腸は食べ物を消化するだけでなく、遠く離れた臓器にまで影響を及ぼし、
「脳」の状態が腸に影響を与え、「腸」の状態が脳に影響を与えるのは、
腸の状態が悪い血液を介して脳に有害な影響を与えるからです。



■例えば
脳と、目の網膜の部分は同一組織から出来ていて、目の脳の一部です。
腸内細菌は、「酢酸」「酪酸」「プロピオン酸」といった短鎖脂肪酸というものを作ります。
この「短鎖脂肪酸」は、腸内細菌にしか作れません。




<酢酸>
食後血糖値の上昇抑制体脂肪の減少血圧低下作用疲労回復効果があります。



<酪酸>
腸内にある食物繊維を餌にして発酵分解を行い、酪酸を作り、腸内を弱酸性に保ち
有害な菌が繁殖しないようにする効果があります。






<プロピオン酸>
糖質が発酵して作られたプロピオン酸整腸作用コレステロールを減らす作用ビタミンの生産に働きます。



■その働きは、
炎症を抑える作用
免疫細胞のエネルギーになる
悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を整える作用など

優れた「整理効果」を発揮する事が出来ます。




■しかし、ストレスや生活習慣などで腸内細菌の働きが悪くなると、
短鎖脂肪酸が少なくなって腸の粘膜がダメージを受けて「リーキガット」になる腸漏れの状態になり、
栄養を取り込めない体になるだけでなく、血液の中に有害物質が入り込んで体内に炎症を起こし、
「糖尿病」「動脈硬化」「認知症」など、様々な病気を引き起こします。



全身炎症に伴う代表的な眼疾患「ぶどう膜炎」という目の病気があります。
虹彩、毛様体、脈絡膜をまとめてぶどう膜と言う血液が豊富な部分です。
ぶどう膜炎の代表的な病気に「ベーチェット病」「サルコイドーシス」「原田病」という自己免疫疾患があり、ステロイドや免疫抑制剤、生物学的製剤を使用しても治療が上手くいかず炎症が長引く原因になります。





📌腸の炎症は目に顕著に表れ、目や皮膚を攻撃するだけでなく、他に体のあらゆる部分に影響を与えるという事から考えると、ジャンクフートや添加物は避けて発酵食品や食物繊維を上手に摂って腸をキレイにしたいですね😉 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

免疫は・・・

2024-05-20 08:28:39 | 健康
人はいくつになっても「免疫」「元気」であれば、たとえ持病があっても
長く生きられます。😊 





病気があっても免疫はいつも元気がないわけじゃありません
たとえ健康な人でも、免疫は元気になったり弱ったりしています😲 




「免疫細胞」は主に、「骨髄」「胸腺」という場所で作られ、さまざまな異物から体を守っています。
免疫細胞は、造血幹細胞という細胞が成長した細胞です。
「造血幹細胞」とは、血液に含まれる赤血球や白血球などの血球を作る元になる細胞で、骨髄に存在しています。




<骨髄>

 「骨髄」とは、骨の内側にあるスポンジ状の組織で、白血球や赤血球などの血液細胞を作っています。
骨髄には造血幹細胞が存在する為、免疫に関わるほぼ全ての細胞が作られています。他に「胸腺」と言う免疫に関与した場所があります。




<胸腺>

「胸腺」とは、心臓の上にある臓器で他の免疫細胞のほとんどが骨髄で作られるのに対して、T細胞は、骨髄で元となる前駆細胞が作られ、胸腺に移動したあと増殖・成熟してT細胞へと変化します。
「T細胞」は、他の細胞に指示を出したり、抗原を攻撃する働きがある細胞です




■免疫細胞が最も多く存在する臓器は「腸」です。
免疫細胞の約7割は腸に集合していて、腸は常に食べ物や水分などを取り込んでいる為、病原体などの異物も合わせて取り込まれるリスクにさらされているので有害な物質を体に入れない為に、腸には免疫細胞が多く集まっています




■小腸の内壁には無数のヒダがあり、さらにその表面は、絨毛と呼ばれる小さな突起で覆われている「パイエル版」と呼ばれる免疫細胞があります。パイエル板には、免疫細胞の一つである「リンパ球」「マクロファージ」などが多数待機し、自然免疫の働きと連携しながら病原菌を捕まえてくれる抗体を製造していて、胃液でも死なないような病原菌など、体に有害な物質を撃退し、体内に吸収させないようにしています。





免疫を健康にする為には、何と言っても免疫が好きな物を食べる事です!
免疫は特に「菌」が好きです!
しかし、いつも同じ種類の菌ばかりだと、働きが怠慢するので、ヨーグルトや納豆菌なども時々種類を変えるといいです😉 





菌もマンネリ化すると人間と同じで怠けるんですね~😖 
時々違う菌が入って来ると、“ おっ!新入りか~俺達も頑張るぞ!”と、常在菌達も活性化するようです。😁 





乳酸菌納豆などの「発酵食品」など、これらは腸内の有用菌群を増やし、腸内環境を改善する
「食物繊維」、免疫機能を高めてくれる「タンパク質」などが含まれています。






<免疫を元気にする食品>
  • タンパク質・・・免疫細胞はタンパク質で出来ています
  • ポリフェノール・・・抗酸化作用は免疫細胞を活性化します
  • ビタミン・・・ビタミンはタンパク質の触媒に不可欠です
  • 食物繊維・・・食物繊維は善玉菌を増やします
  • 発酵食品・・・発酵食品は腸の有用菌を増やし腸内環境を整えます







💛免疫を健康にする為にも腸内環境を快適にすると言う事は、心にも良い事になります
免疫が元気であれば、神経やホルモンなどが協力し合う事で感情を司る海馬や偏桃体など脳内環境も平和だからです。時には自分の免疫を意識してみるのもいいかも知れませんね😉 




コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コレステロールは・・・

2024-05-16 08:10:42 | 健康
中高年になると気になるのは「コレステロール」ではないでしょうか
血液中のLDL(悪玉)コレステロールが多いと、血管に付着し、酸化ストレスが加わることで
炎症を起こして動脈硬化を起こすからです。 😨 




コレステロールはもともと細胞膜や身体の働きを微調整するホルモンストレスに必要なステロイドホルモンの材料、あるいは胆汁酸(脂肪を消化・吸収するもの)を形成するための物質として必要なもので、肝臓で8割方作られていて2割が小腸、副腎皮質、皮膚、大動脈、精巣で作られています。




コレステロールには
悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)があります

<悪玉コレステロール>

肝臓で作られたコレステロール全身へ運ぶ役割を担っており、
増え過ぎる動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞を発症させます。😱 




<善玉コレステロール>

増えすぎたコレステロールを回収し、さらに血管壁にたまったコレステロールを取り除いて
肝臓へもどす働きをします。😊 




<中性脂肪>

血管内を漂う脂質で増えすぎるとコレステロールのバランスを崩し
動脈硬化の原因になります。😰 




📌善玉コレステロール中性脂肪運動出で下がるけど、悪玉コレステロールは運動では下がりません。
じゃあ、「悪玉コレステロール」はどうやって下げたらいいの?かと言うと
「食物繊維」を摂る事です。
食物繊維を摂る事で上手く胆汁酸と一緒に対外へ排泄されるので効果的にコレステロールを下げる事が出来ます。😉 




■歳を取るとコレステロールも高くなり、高い事だけが注目されがちですが、正常な細胞膜の維持や、神経伝達のブロックを阻害されない為の生体恒常性として薬で人工的に下げてはいけないのです!
薬で人工的に無理に下げると細胞膜が弱り、「脳卒中」「脳出血」のリスクがありメンタル的にはやる気がなくなります。




 ■悪玉コレステロールというのは、「リポタンパクプロティン」と言って脂とタンパク質が合体したもので「酸化」しやすいので、ゴマアボカドナッツ類のビタミンEを上手に摂って体を酸化させない工夫が必要です。😲 




💛コレステロールの高い人食べ物や食べ方を工夫するだけで、健康的にコレステロールを下げる事が出来ます
是非試してみて下さいね😉 




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目は・・・

2024-05-13 08:14:34 | 健康
見えるのって有難いですね~👀
何て、まるで視力を失った人が視力を取り戻したような言い方ですね😁 
でも身の周りには、失ってみて初めて分かる有難みってたくさんありますね




目に良い栄養素と言えば蕎麦やほうれん草に含まれている「ルテイン」ですが、
ルテインは、紫外線から目を守る他に目の網膜の中心にある「黄斑」という
読み書きや相手の顔を認識するなどの視力を司る大切な部分変性されないよう守る働きがあります。😉 




他に
網膜が光を感知するのを助けて目の網膜細胞を助ける人参やほうれん草に含まれる
「ビタミンA」




視神経を活性化させて目の細胞の新陳代謝を良くする特に動植物性のタンパク質に多い
ビタミン「B群(B1・B12)」




白内障など眼病を予防する抗酸化作用のあるベリー類など赤や紫の色素の野菜や果実に多い
「アントシアニン」




抗酸化作用により目の血流を良くしてピント調節をする鮭、海老、蟹、鯛など赤い海産物に多い
「アスタキサンチン」など、




■目に良い栄養素は沢山ありますが、目にとってなくてはならない絶対必要な栄養素があります
それは「マグネシウム」です

<マグネシウムの多い食品>

ひじき昆布類のりほうれんそうパセリ豆類納豆玄米アーモンドカシューナッツなどナッツ類に多く含まれています。




🔶マグネシウム
目を含めた体の中にある300種類以上の酵素の働きを助け目の視神経の機能を正常に保ち角膜網膜水晶体など眼球の全ての部分に含まれていて、
マグネシウムが不足すると目は白内障緑内障糖尿病性網膜症などになります。😱 




🔶水晶体白く混濁しないように(水晶体の中には)酵素が含まれていて、還元型グルタチオンや、スーパーオキシドジスムターゼカタラーゼという活性酸素を分解する酵素があります。(目にマグネシウムが少ないと、これらの酵素が上手く働かない)




🔶水晶体はクリスタリンというタンパク質が密になって出来ていて、他の組織の細胞と違って代謝して新しく生まれ変わる事が出来ないので、水晶体の酵素が変化しないように守るシステムが必要で、その一つがグルタチオンなどの酵素です。マグネシウムはこれらの酵素の補酵素と言う重要な役割があります。



🔶白内障になるとカルシウムが水晶体の外から水晶体の中に流れて白く混濁させます。これはマグネシウムが不足する事で電解質のバランスが保てなくてカルシウムの流入が多くなるからです。

🔶更にマグネシウムは、血管を拡張させて循環をさせる作用があるので、眼球の血液循環を一定に保ち、網膜の色素を守ってくれる働きがあり、目の血流が改善する事で視野に良い影響があるので正常な目の血流を維持する事が出来ます。また、緑内障房水の流出をコントロールすることで、緑内障の予防に効果があります。




💛目は目だけの問題ではなく、全身の健康が関わる大切な器官です
同じ見える物ならば、目を健康に保って、いつまでもキラキラ輝いて観ていたいですね😊




コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怒りのメカニズム

2024-05-09 08:18:21 | 健康
人間関係では仙人でもない限り、些細な事に“ イラッ ”とする時や
相手の無遠慮な態度に、つい“ カッ ”となる時がありますね😤 




人は「怒り」「復讐心」がある程度高まると、脳内では行動活性化システムというものが働き、“ 目的を果たそう ”という「精神状態」に達するようになります。😠 
(行動活性化システムは良い事にも悪い事に使われます)



 
■怒ると脳の中では、黒質(報酬に関与する)、腹側被蓋野(ドーパミンの生成・伝達)、腹側線条体(報酬、強化、衝動に関連する)、前頭前皮質(前頭葉の前側にある領域で、特定の目標に向けて働く)など、あらゆる脳機構が働きます。😲 





<ドーパミン>

「ドーパミン」は、本来ポジティブな感情に関連する神経伝達物質ですが、自分を傷つけた人に復讐したい時や誰かと対立した時にも働きます。
その時(動物が激しい怒りを感じる時)すなわち「攻撃」する時、脳では、闘うホルモンとも呼ばれる「ノルアドレナリン」が分泌されます。神経を興奮させ、血圧や心拍数を上げるノルアドレナリンの働きによって、動物は相手を攻撃する準備をします。😟 






■この「怒りのメカニズム」が、人間にもそのまま受け継がれていて、もし今度、誰かが激しく怒っていたらちょっとその人を観察してみて下さい。急に顔が赤くなったり、声や手が震えたり、興奮のあまり冷静な態度がとれなくなるのも、「闘うホルモン」の濃度が高まっている証拠です。




■その一方で、不安や恐怖をつかさどる「扁桃体」という部分が反応し、「ノルアドレナリン」による興奮状態とともに、激しい「不快感」「恐怖」を覚えていてそれが、脳の反応が生み出す「怒っている」という状態です。怒りは生き物にとって必要な感情ではありますが、人間がたびたび“ キレる ”ようでは、ノルアドレナリンが出っ放しになってしまい、血管が弱るなど、健康を害してしまいます。😲 





<キレやすい人>

キレやすい人は、脳の「前頭前皮質」の働きが不十分で前頭前皮質とは、自分の行動をモニターして、実行すべきかどうかを判断する部分で前頭前皮質の働きが悪いと、「やってはいけない」という判断ができなくなってしまいます。😨 





■その原因は「体調不良」「寝不足」「お酒」「薬物」によってもこの前頭前皮質のブレーキは効きにくくなります。「前頭前皮質」は、もともと完全な形では生まれてきません。発達度合には経済状況と親子関係が関わっていて経済的に極めて恵まれない親の愛情を満足に受けていない孤立して育ったなど、こうした場合、前頭前皮質が未発達になる場合があり、安定的な関係を築くことができた人は、大人になってからも安定的な人間関係を築きやすく、この「愛着」を形成するために重要なのが、「オキシトシン」というホルモンです。愛情や信頼感を形成するので、「愛情ホルモン」「幸せホルモン」などと呼ばれたりします。




<オキシトシン>

「オキシトシン」には前頭前皮質が育つように働きかける役目があるので、愛着がうまく形成できず、オキシトシンが不足すると、前頭前皮質は未発達のままになってしまい、その結果、行動のブレーキがきかない、キレやすい人になる可能性が高まり、しかし大人になってから脳を育てるのは難しくはありますが、不可能ではありません。



オキシトシンを増やす方法はいくつかあって、よく知られているのは皮膚への刺激です。人とのふれあいが大切なのは当然ですが、「マッサージ」を受けるだけでも効果的で、ストレスがたまったときにマッサージに行きたくなるのは、それによって心の安定を得るのは理に叶っていると言えます。




心の安定は、ペットを抱きしめたり、フワフワしたぬいぐるみをさわるだけでも「オキシトシン」は増えます。オキシトシンを分泌するには、「触感」がとても重要で、ペットを飼うことはオキシトシンを増やす近道と言えるかもしれませんね。😉 




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする