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パソコン悪戦苦闘記録

ChatGPT利用上の注意点~やってはいけない

 今、対話型AI(人工知能)の ChatGPT (チャット ジーピーティー)の話題が絶えません。YouTube上でも、 ChatGPT に関する動画がたくさんアップされていて、参考になります。

 個人的な「アシスタント」として、うまく利用すれば、これまでは受けられなかった恩恵も享受できます。必要な場面、有用な場面で積極的な活用ができるならば、他との優位性を確保できる可能性もあります。





 ただし、当然のことではありますが、注意すべき点もいくつかあります。
 このサービス、プログラムの特性を踏まえて、特に次の点には留意すべきでしょう。

【1】 情報の正確性を確認する
 ChatGPTは、トレーニングデータから学習しているため、不正確な情報を提供してくることがあります。したがって、ChatGPTから提供された情報を使用する前に、他の信頼できる情報源も確認することが重要です。生成された文章を、そのまま鵜呑みにすることは最も危険です。

 これまでに使ってきて感じたことは、外国語への翻訳や、PCプログラム作成などは、律儀に正確にこなす反面で、特にローカルな話題に関しては、ウソが混じることが多いということです。
 しかも、そのウソを、さも自信ありげに断定的に回答してくるため、ついつい信用してしまいがちです。地方の飲食店情報について質問したら、その回答は、ウソっぱちだらけだったってこともありました。


【2】 機密情報、個人情報を書き込まない
 ChatGPTは、チャットの形式でコミュニケーションを取ることができますが、機密情報を書き込むこと、共有することは避けるべきです。情報漏洩のリスクがありますから。

 また、機密情報ばかりでなく、個人情報を書き込まないことも大事です。ChatGPTは、ユーザーとの対話の中で個人情報を収集することがあります。Web上のChatGPTは、入力した内容をAIの学習やシステム改善のために使用することもあります。このため、入力された個人情報を学習して、その上で他のユーザーとのチャット中で、その情報を伝えてしまうことも起きます。氏名、住所、電話番号などをはじめとしたプライバシー情報は、書き込まないようにしましょう。


【3】 適切な利用をする
 ChatGPTは、様々な目的に利用することができますが、法律や道徳的な観点から適切な利用をする必要があります。
 当然のことではありますが、ChatGPTを悪用して、スパムメッセージを送信することなどは許容されません。

 また、今は実験段階みたいなものだから無料で利用できていますが、今後、有料となる可能性もあります。このサービスに過度に依存していると、そのときに対応できないことだってあり得ます。今後、無料で利用できなくなる可能性も、頭の片隅に置いておく必要はあるでしょう。


 以上のChatGPTの特性を前提にして、注意しながら活用すれば、この便利ツールは人間の可能性を大きく広げて、異次元のステップアップを実現してくれます。繰り返しですが、「うまく利用」しましょう。




それでは、また次の記事で
goosyun
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