山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

四国への旅(6/13~16) その4(善通寺、瀬戸大橋、栗林公園)

2007-06-28 08:14:46 | Weblog
6月15日 午後、大歩危を離れ讃岐平野にある善通寺に向かう。ここは弘法大師空海の御誕生所であり四国霊場八十八ヶ所巡り75番札所

境内には樹齢1000年を超える巨大な楠木が 
 総欅造りの美しい五重の塔がそびえている。高さ45m、善通寺のシンボルだ
             
御影堂は大師誕生の佐伯家の邸宅地に建つ
 
お参りするお遍路さんが渡る済世橋
     
善通寺を後に瀬戸大橋を見学に
     
この瀬戸大橋は列車も通っている。巨大な橋脚さすが日本の技術

本日最後の見学地は日本三名園より立派といわれている高松の栗林公園。松平家の下屋敷として明治維新まで228年間使用された。松平に因んで沢山の松が植えられている。栗は殆どない。
 
池に映し出された掬月亭(きくげつてい)
 
西側より見た掬月亭
 

その5(讃岐金毘羅)へ続く

日光 白根山へ登る(6/19~20) その2(最終回)

2007-06-25 08:16:44 | Weblog

6月20日 頂上で一休みの後下山開始、雨に遭遇する前にロープウエーの山頂駅まで辿り付けるか。
下山道の右は断崖、足元注意! 
遥か下に五色沼が見える。おっとと景色に見とれていると足元不如意になる

ようやく谷間に出てきた。ここは未だ木々の芽が出たばかり
            
 残雪を押しのけコバイケソウの芽が顔を出した。健気だ!
   
ここでは丁度ミネザクラが咲き始めたようだ

北側の道に入ると残雪が多い。油断すると滑る。

弥陀ケ池に到着。この池の周りには花が多い
 
ここのコバイケソウは葉が青々している
     

 ミヤマカタバミ                イワカガミ
 
ミツバオウレン             ツガザクラ
                   
午後2時過ぎ無事帰還。歩程11kmを完歩し二荒山神社に御礼参り
    
      コマクサが山頂駅に咲いていた。小さいな~
                   

麓のロッジで温泉入浴。今度も極楽極


日光 白根山へ登る(6/19~20) その1(頂上へ向かって)

2007-06-23 08:39:00 | Weblog

クラブの仲間と19日の夜行バスにて出発、群馬丸沼高原ロッジで仮眠を取り、6月20日早朝に日光白根山(2578m)に向かって登山を開始した。
出発前に仮眠したロッジ  寝心地はとても良かった
 
ロープウエーで山頂駅(2000m)へ到着。目の前に目的地白根山が見える。あのテッペンまで歩くんだ~
 
山頂駅の広場にお花畑が 白と紫のシラネアオイが綺麗
 
 紫色のシラネアオイをアップ
          
暫くは森林の中を歩く。結構勾配はきつい
         
中腹に達すると遠くの山々が見える。雲が大分出てきた
               
 頂上が近付いてきた。ザレ場は歩き辛い。大分ガスも出てきた
  
          出発から2時間10分ついに頂上へ
            
出発地点から見たここに立っている
 
手元の高度計は2440m、140mほどの誤差を調整すると頂上の高さを指している。
          

その2へ続く                 


四国への旅(6/13~16) その3(祖谷かずら橋、大歩危・小歩危)

2007-06-21 10:46:00 | Weblog

6月15日早起きし高知城を訪れた。TVドラマでおなじみの山内一豊が築いたお城。ここは全国でも数少ない古城の一つである。
追手門と天守閣。

天守閣をアップ       ここ高知の道路のタイルにシンボル土佐犬
  
高知を後に秘境祖谷(いや)へ向かう。有名なかずら橋を渡りに

さっそく渡るとするか。

下をみると渓流が見える。高所恐怖症の人は敬遠だ。油断は禁物!!
   
何とか渡り終えた。近くに可愛い滝があるな。~琵琶の滝~
            
祖谷を後に名所”大歩危・小歩危”へ。おお~あれが乗る遊覧船
乗り場に着いた。上流を眺めると若葉が目に沁みる

高い崖に綺麗な花が・・・トリアシショウマかな?
          
激流に削られ岩石が露出している。地層が良く分かる。手前の小さい岩だけが地層が逆転

獅子岩~ライオンに見えるかな~?
     
こんな激流の傍にも可憐な花(ムシトリナデシコ)。上には猛禽類の鳥
 
Uターンして帰ってくる舟に出会う


その4(善通寺 瀬戸大橋)は後日にし、次回は日光白根山の登山を掲載の予定
 


四国への旅(6/13~16) その2(足摺岬、四万十川、桂浜)

2007-06-19 08:41:10 | Weblog

6月14日 足摺岬の観光に出発。四国の最南部に位置し、温暖多雨な気象条件で暖帯植物が繁っている。ここを訪れるのは40年ぶりだ。
白山洞門は太平洋の荒波に浸食されてできた。

足摺岬の展望台から太平洋の荒波が望める。白い建物は足摺岬灯台
 

旅の無事を祈りに四国霊場38番金剛福寺に立ち寄る。

足摺を後に四万十川。伝統的な川漁法見物のため舟に乗る
 
投網の実演。魚がかかるかな。エイやっと!
 
これも伝統漁法の一つ、ウナギ、カワカニなど。ウナギが捕れたぞ!

四万十川を代表する詩情豊かな風景の沈下橋欄干が無いのが特徴。
平成17年の台風のとき、橋の上6-7mまで水かさがあったそうだ

四万十川を後に高知市に向かう。有名な桂浜へ。まず坂本竜馬の銅像に会いに。昭和3年に完成。着物にブーツの出で立ちで日本の将来を思う
         
雨に煙る桂浜を歩き突端の神社まで行く。   
 
歩道わきに南国の花ハマユウ

     イソナデシコ             ヤブミョウガ
 
突端の展望台から太平洋を望む

夜は土佐名物皿鉢(さわち)料理に舌鼓
          

その3(祖谷のかずら橋、大歩危・小歩危)へ続く


四国への旅(6/13~16) その1 

2007-06-17 13:44:34 | Weblog

6月13日~16日四国を駆け足で旅した。梅雨入り宣言が出された直後だったので、雨を心配したが殆ど雨に会わずに各地を見て回ることができた。旅人にとっては好天は望ましいが、少雨の四国にとっては雨が欲しい季節、心は複雑だ。
午前9時過ぎ羽田を離陸後すぐに富士山?が見えてきた。雪が大分解けたように見える
   
1時間10分ほどの飛行で松山空港に到着。バスにて先ず内子町に向かう。
内子は江戸から明治にかけて、木蝋と和紙の生産で栄えた町。大正5年に建てられた歌舞伎劇場「内子座」は有名。最近中村勘三郎もここで襲名披露をした
 
木蝋のお店も残っている。ハゼ(櫨)の実からつくり煙の少ないのが特徴
 
内子の町並は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定
 
内子を離れ南下し伊予の小京都 大洲市へ。TVドラマ”おはなはん”のロケ地で有名になった。ここは”おはなはん通り”と呼ばれている
 
臥龍山荘は藤堂高虎の重臣によって作られた。茅葺の見事な日本建築 
さらに南下し宇和島市の南楽園へ。広く綺麗な公園だ。
アジサイと菖蒲が美しい 
池にアオサギダイサギがのんびりと羽を休めていた
 
梅雨入り雨に似合う菖蒲を見物の人々
   
さらに南下し土佐清水市に入る。奇岩で有名な竜串海岸
 
 ここは南国 デイゴ(海紅樹)の花が満開。カメラレンズに雨がかかる
 

その2(足摺岬、四万十川)へ続く


荒山から鍋割山へ登る(6月9日) その2(最終回: 鍋割山)

2007-06-13 05:12:49 | Weblog

6月9日午後荒山を下山し荒山高原に戻ってきた後も空模様は妖しく、風も出てた。ガスと風の中皆元気に登り始めた。
なだらかな丘を2つ越えた後鍋割山に到着。辺りはガスがかかっている。頂上付近はじっとしていると肌寒い
 
鍋割山下山開始後暫くして辺りが明るくなって、振り返れば今登った山が見える。ヤマツツジの赤い色が緑に映えて美しい
 
ツツジの向こうに下界が見えてきた
 
高原が開けツツジの群落
 
午前に登った荒山も見えてきた
 
 道端に綺麗な若葉を見つけた~何の木だろうか~
           
帰りのバスから鍋割山が見えた。遠くから見ると割れた鍋底のようだ。納得。
 
いつものように麓の温泉入浴で疲れを癒す、極楽極楽

都合でブログを4日ほど休みます。コメント頂いた皆さんへの返事が遅れます。ご容赦ください。


荒山から鍋割山へ登る(6月9日) その1 荒山を目指す

2007-06-11 08:05:06 | Weblog

6月9日 クラブの仲間と群馬県・赤城の荒山(1523m)へ登り、そこからさらに鍋割山(1332m)まで歩いた。
午前10時、出発地の箕輪森林公園口にバスで到着直後、雷鳴、激しい雨に見舞われたが、その後はたいしたこともなく、無事、距離8km、標高差522m、5時間を完歩できた。
出発寸前激しい雷雨。叩きつける雨に呆然中止するかな・・・
 
雨が小降りになったので出発。雨具を着ているので蒸し風呂のように暑い
 
山道に クサタチバナ        ツクバネソウ
 
中腹の荒山高原に到着。一休み後、先ず荒山に向かってガスの中進む
 
     
ヤマツツジのトンネルを通って登る。綺麗な色
 
一段と鮮やかなツツジが疲れた身体を癒してくれる
 
悪戦苦闘、荒山の頂上へ。ガスと木が生い茂り周りが全然見えない
   
荒山を下山し、次に鍋割山へ向かう。山道でアマドコロとジュウニヒトエを見つけた

  
霧の中のツツジも幻想的な雰囲気を醸し出す。
 

その2(鍋割山の頂上へ)へ続く


フランス急ぎ足の旅(5/9~18) その9(最終回:パリ見物)

2007-06-09 05:37:30 | Weblog

5月16日(水),旅は実質的には本日で終わりだ。朝9時ホテルを出て、先ずルーブル美術館に向かう。当初シャンゼリゼを通る予定だったが、新大統領の就任式とあって通りは閉鎖。
美術館入場は地下から。下の画像はシンボルのガラスのピラミッドを下から撮影。兎に角見物客がが多すぎる。押し合いへしあいでゆっくりと見物する余裕がない。中国人、韓国人が多いとのこと。彼らは撮影禁止の場所でもフラッシュで撮るなどのマナーに問題が見られた。昔は空いていて静かだったのに!この混雑ではこの美術館にはもう来たくない!!
 
現在ルーブル美術館では絵画は全て撮影禁止。彫刻はOK。これはミロのヴィーナス。有名な"モナリザ”はガラスのケースの中だった(撮
影禁止)
        
上半身をアップ

次に訪れたのがベルサイユ宮殿。ここの庭園は何回見ても素晴らしい

有名な"鏡の間”ここも観光客が多い。現在は大掛かりな修復中。
 
ナポレオン戴冠式の絵。作者の模作で、原画はルーブルにあった。
かなり巨大な絵だ。
 
ベルサイユ宮殿見物を終えパリ市内へ戻る。最後は
セーヌ川クルジーング
ドーム型の建物はグランパレ。1900年パリ万博の主会場
 
名なノートルダム大聖堂。お化粧直しで綺麗になった
  
川を挟んでルーブル美術館の反対側にある、オルセー美術館 
エッフェル塔が見える。展望台に人が沢山。
自由の女神像も見えてきた。数年前東京のお台場に持ってきたな


 
フランス最後の夕食はエスカルゴ(左)。TVでは大統領就任式でさかんにサルコジさんを放映していた(右)。
 
 
以上で「フランス急ぎ足の旅」を終わります。長い間見ていただき有難うございました。


甲武信岳へ登る(6/1~2) その2 朝陽、シャクナゲ

2007-06-07 08:13:44 | Weblog

6月2日(土)朝4時に起き甲武信岳の頂上より御来光を拝む。少し雲がかかるも良し。
日が昇る方向は秩父方面。遠くの山は両神山(1723m)か

やがて太陽が顔を出し始めた。荘厳な雰囲気、登山の無事を祈り合掌

南方を見れば朝陽に照らされた富士山が。まるで雲のなかにふんわりと浮いているようだ
   
下を見れば、周りの山々が雲海の中。幻想的な風景

午前6時過ぎゴールの西沢渓谷へ向かって出発。標高差1300m、距離7kmを4時間かけて下山だ。その前に木賊山(とくさやま)を先ず越える。
登山道に残雪がある。滑らないよう注意
    
木賊山の中腹で振り向けば甲武信岳が。いつまた来れるかな
     
山道に沢山のシャクナゲが見えてきた。シャクナゲのトンネルを進む 

おおっこれは綺麗だ。アズマシャクナゲの群落が~
近付いて撮ろう
 
ゴールが近付いてきた。険しい下り坂。新緑の落葉松林が綺麗だ

ヤマツツジの赤が目に沁みる。もうすぐゴールだ


以上で「甲武信岳へ登る」を終わります。

次回は「フランス急ぎ足の旅(5/9~18)その9(最終回:パリ見物)です


甲武信岳(こぶしだけ)へ登る(6/1~2) その1

2007-06-05 08:15:35 | Weblog

6月1日(金)クラブの仲間と甲武信岳(2475m)へ登った。甲武信岳は奥秩父に位置し、山梨(甲州)、埼玉(武州)、長野(信州)に跨ることが名前の由来。
一行はバスで中央高速須玉ICからキャベツ、レタスの生産地で有名な川上村を通り毛木平の駐車場に到着。初日はそこから頂上を目指し登山開始。

準備体操も熱が入る。ここから頂上まで標高差1030m距離9km、時間4時間半を頑張るのだ。先ずは千曲川源流を目指す
 
 
途中綺麗な花が タチツボスミレ       バイカオウレン
 
            ハシリドコロの花もいっぱい咲いている
           
千曲川の流れが大分狭くなってきた   

           
 山道も狭くなってきた オーットット
        
流れも源流が近いのか細くなってきた
 
ついに千曲川源流に到着。碑が立っている。
  
 さらに歩くこと2時間、道は岩がゴロゴロ一歩間違えれば命が無い
 
ついに頂上(2475m)へ。天気に恵まれ最高だ。眺めが素晴らしい
       
残念ながら雲がかかり遠くの南アルプス、富士山が見えない
 
 今夜は甲武信小屋に泊まり、早朝のご来光が楽しみ。
 

その2(山頂の朝陽、石楠花群生)に続く


フランス急ぎ足の旅(5/9~18) その8 パリへ向かう

2007-06-03 10:22:27 | Weblog

5月15日(火)モンサンミッシェルを離れパリに向かう。途中オンフルールに寄る。大西洋に注ぎ込むセーヌ河口にある古い港街。町には、ノルマンデイ様式の木造家屋が立ち並ぶ。
 ヨット越しに見えるカラフルな木造の家並みは画家たちの憧れ。
 
サント・カトリーヌ教会フランス最大の木造教会15-16世紀建立
     
ステンドグラスが特徴 
       
オンフルールの町を後にジャンヌダルクゆかりの町ルーアン
ジャンヌダルク教会は奇抜な形をしている。火刑で処刑されたジャンヌを表現しているのか
 
教会内部のステンドグラスには聖書の物語が描かれている
 
小雨降る中、旧市街を歩く。有名な大時計がお出迎え
     
この町のノートルダム大聖堂は1063年創建。物凄く大きい建物だ。
画家モネはこの美しさに魅せられ連作を描いている。レンズに雨が

 
ルーアンの町を離れ一路パリに向かう。夕方遅くパリに到着
今回で4度目のパリは何年ぶりかな。エッフェル塔が見えてきた
       

その9(最終回:パリーを見物)へ続く