山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

モロッコ世界遺産を巡る旅(1/20-1/30) その9(マラケシュ市内を歩く)

2008-02-28 21:20:10 | 旅行
1月26日(土)午後標高2200mのティシュカ峠を越え”赤い町”と呼ばれるマラケシュへ。到着後市内観光に出発。世界遺産メデイナにあるクトウビアの塔やバイア宮殿などを訪れる。
モロッコのほぼ中央、標高450mに位置するマラケシュにはモロッコの様々な歴史,遺物、自然、そして人間が見事に集約されている。いわばモロッコの縮図だ
サムネイル画像を反時計回りにマウスオンすると画像が大きくなります。
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マラケシュ市街を歩く
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上の画像説明
左1 商店街は商品が雑然としている   右1 ナツメヤシの実
左2 豊富な香辛料              右2 ジャマ・エル・フナ広場の賑わい。昔ながらの衣裳のベルベル人男性
左3 広場外壁に巣作りのコウノトリ    右3 バイア宮殿の天井のアトラス杉の細工
左4 バイア宮殿内広場           右4 バイア宮殿の天井の見事な細工
左5 バイア宮殿庭の大きなポインセチア 右5 バイア宮殿庭のバナナの花


夕陽を受け美しいクトウビアはマラケシュのシンボルだ。高さ77mの塔は12世紀に完成。

夜9時郊外のレストランにてフアンタジアショー見物。フアンタジアショーとは,モロッコ各地でお祝い事として行われる騎馬隊ショーが中心のショーである
(マウスオンすると画像が大きくなり、上に説明が出ます)
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<夜のフアンタジアショー
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その10(エッサウイラへ)に続きます

モロッコ世界遺産を巡る旅(1/20-1/30) その8(世界遺産アイト・ベン・ハッドウを訪ねる)

2008-02-26 21:45:13 | 旅行
1月26日(土)朝ワルザザートの宿を出発し、西に33km、世界遺産の要塞の村アイト・ベン・ハッドウに向かう。アイト・ベン・ハッドウ村はいわゆる日干しレンガ造りの古い「クサル(要塞化された村」)の一つである。その現実離れした不思議な風貌は、迫力の或る空間芸術だ。
アイト・ベン・ハッドウに住んでいるのは、現在ベルベル人の5-6家族だけ。ここは映画のロケ地として使われる。有名なものでは「アラビアのロレンス」、「ソドムとゴモラ」、「ナイルの宝石など」。

カスバ街道にはこのような要塞(カスバ)が多く見られる

西に向かって進んでいると、遠くにアイト・ベン・ハッドウが見えてきた
サムネイル画像を反時計回りにマウスオンしてください。画像が大きくなります
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アイト・ベン・ハッドウを歩く
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画 像 説 明 
左1 アイト・ベン・ハッドウ遠景         右1 頂上から下を見る。カスバが見える
左2 川をロバに乗って渡る。オットト!    右2 頂上から遠く高アトラス山脈を望むことができる
左3 ここに住んでいる家族がお出迎え   右3 頂上は大事な物の貯蔵所
左4 中を見学                  右4 頂上に向かって歩く。きつい坂だ
左5 生活の匂い、洗濯物が干してある   右5 泥をこねて日干しレンガの製造中


アイト・ベン・ハッドウの見物を終え、本日の目的地マラケシュへ向かう。途中標高2、200mのテシュカ峠を越える。白い丸太のようなものは売り物の化石だ。
    
峠の下りは細い道のうえ日光の「いろは坂」のような九十九折、下を見ると目が回る。例年なら雪で真っ白だそうだ

峠を下りてから小さな町をいくつか通過する。道路上に、ロバに荷物を載せて歩く女性が見えた。山岳地帯では女性が良く働いている。
    

その9(マラケシュ市内観光)へ続く

モロッコ世界遺産を巡る旅(1/20-1/30) その7(サハラ砂漠の日の出,トドラ峡谷散策)

2008-02-24 21:14:30 | 旅行
1月25日 エルフードの宿を朝5:00起床。サハラ砂漠の日の出観賞のため5:30に用意された4WDに乗る。約50㎞の長距離ドライブ後に現地到着。砂漠を30分ほど歩き観賞地点へ ここはダカールラリーで通る所でもある
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サハラ砂漠の日の出
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画 像 説 明
左1 絶景ポイントで日の出を待つ 寒っ! 右1 トドラ峡谷入口のロバと少年
左2 砂漠に日が昇る              右2 灌漑用の地下水汲み上げ用釣瓶
左3 どんどん日が昇る          右3 地下水路(カナート)への縦穴。
左4 一休みしているラクダ           右4 帰途立ち寄った化石採掘場。砂漠は大昔は海の底
左5 帰路歩いた砂漠の足跡          右5 乗せて貰った4WD。日本車が人気

トドラ峡谷を歩く

トドラ峡谷の断崖絶壁はヨーロッパのロック・クライマーの訓練場所。女性が単独登山している
        
こちらでは男女が登っている。夫婦かも知れない
  

トドラ峡谷散策の後は今夜のお宿のワルザザートへ向かう

その8(世界遺産アイト・ベン・ハッドウを訪れる)へ続く

モロッコ世界遺産を巡る旅(1/20-1/30) その6(アトラス山脈を越えて)

2008-02-22 19:57:49 | 旅行
1月24日朝 2連泊したフェズの町を離れ、アトラス山脈を超えオアシスの町エルフードへ向かう。
**アトラス山脈について。アトラス山脈はモロッコのほぼ真ん中を東西に走り、モロッコを大きく二つの顔に分けている。北側のフェズ、マラケシュといった大都会を「城壁とメデイナの世界」とすれば、南側はサハラ砂漠へと続く「カスバとオアシスの世界」だ**。
フェズのホテルでの早朝散歩。ナツメヤシの葉の向こうに満月が見える
  
フエズの町がどんどん遠くなっていく。バスは高原を走る
    
低アトラス山脈を越えて行く    (今年は極端に雪が少ないそうだ)
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低アトラス山脈越え
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画像説明
左1 ”モロッコのスイス”イフランの町   右1 モロッコで2番目の高山エアシ山(3737m)
左2 アトラス杉の大木            右2 赤茶けた岩肌・グランドキャニオンのようだ
左3 アトラス杉の天辺            右3 昼食の焼肉ケバブ
左4 アトラス杉の実             右4 峠で出会ったベルベル人の親子
左5 高原は雪、ベルベル人の羊の群   右5 峠の標識。物売りの人が寄ってくる

本日の宿泊地エルフードの近くにあるズイズ渓谷。ナツメヤシの木の中に集落が見える
  

その7(サハラ砂漠の朝陽)に続きます

三ツ峠山へ登る(2月17日)

2008-02-20 20:47:11 | 山登り
2月17日(日)雄大な富士山の眺望を求めて、クラブの仲間と、山梨県三ツ峠山(1,786m)に登った。今年は積雪が多く、スタート時から滑り止めにアイゼンを装着することになった。三ツ峠山の頂上からは少し雲を被っていたが、美しい富士山に出会うことができ感動を覚えた
中央高速道を大月ジャンクションで富士吉田方面に向かう。都留(つる)市の辺りから雄大な富士が見えてきた。風が強いのか山頂付近は雪煙が舞っている
  
三ツ峠登山スライド画像
サムネイル画像を左から反時計回りにマウスオンして見てください。
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三ツ峠登山
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画像説明
左1 滑落を防ぐためアイゼンを装着  右1 下りはルンルン気分
左2 最初は緩やかな登り       右2 山の南側は断崖絶壁(屏風岩)
左3 富士山が見えてきた        右3 頂上で周囲の山々を説明する講師
左4 富士山を少しズーム        右4 遠くに南アルプスの嶺々
左5 富士山を12倍ズームアップ   右5 三つ峠山頂上。-10℃以下


次回は「モロッコ世界遺産を巡る旅」その6を掲載します

太平洋から日本海へ:ステージⅡ-4(2月14日) 

2008-02-18 16:41:16 | トレッキング

”太平洋から日本海を歩く”のステージⅡは山梨甲府から長野諏訪湖まで。
2月14日はステージⅡの第4回(1,3回は不参加)で、北杜市の釜無川橋から蓬莱橋まで約10kmを歩いた。寒さは厳しかったが、快晴に恵まれ、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、さらに近づいてくる八ヶ岳を眺めながらゆっくりと歩いた。

中央高速道が甲府盆地に入ると遠くに白銀を頂いた3、000mクラスの嶺々が見えてきた(車窓より:右から日本第二の高峰 北岳、間ノ岳、農鳥山)。

 今回の出発地 北杜市の釜無川橋。スタート前の準備運動。寒いが気持ち良い

釜無川橋の上から下を覗くと綺麗な流れが。雪も見える

甲斐駒ケ岳(2,967m)もすぐ近くに見える。適度に雲があるのが好い

甲斐駒ケ岳の左に鳳凰三山の一つ地蔵岳(2、764m)が見える。真ん中天辺の尖がっているのがオベリスクと呼ばれている尖塔
     
午後甲州街道を少し外れて農道に入る。田圃に雪が沢山見られる。寒さで解けないのかな~田圃の向こうには入笠山が聳えている。

雪の結晶が午後の日に照らされてダイアモンドのように輝く。皆叫ぶ”綺麗だ”と

雪の中に可愛い足跡が。野兎の足跡だそうだ
       
八ヶ岳連峰が大分近づいてきた。一番左の見慣れた山が一昨年秋登った編笠山(2,524m)だ。なるほど遠くから見ると笠のようだ

午後の日が大分傾いてきた。もうじき今回のゴール。振り返れば富士が遠くに見える(10倍ズームでアップ)。
   
今回のゴールの鳳来橋に午後3時過ぎに到着。 

いつものように温泉入浴で疲れを取り帰宅。

次回は「山梨 三ツ峠山に登る(2月17日)」を掲載します

 


モロッコ世界遺産を巡る旅(1/20-1/30) その5(メクネスの町を訪れる)

2008-02-15 15:52:33 | 旅行
1月23日午後 ヴォルビリスのローマ遺跡を見物した後、メクネスの世界遺産を訪れる。メクネスの最盛期は17世紀、アラウイ朝のムーレイ・イスマイルの時代。彼は、古い建物を破壊し、数多くの城壁や門、モスク等を建設、豪華な王国を作ろうとした。どうやら彼は同時代のヴェルサイユ宮殿を意識したらしい。
バスでメクネスに向かう途中、メクネスの町から北へ26kmにあるムーレイ・イドリスの町を通過。高台より町を遠望。白い家並みが山頂まで広がっている。「聖者の町」と呼ばれている

メクネスを歩く
サムネイルをマウスオンすると大きくなります
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メクネスを歩く
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画像説明
左1 高い壁の「風の道」       右1 マンスール門前の道路上にバナナ売りが
左2 高い壁の上のコウノトリ    右2 門前広場でおしゃべりの婦人たち
左3 ムーレイスマイル廟の屋根  右3 広場での大道芸と見物客
左4 ムーレイスマイル廟の天井  右4 マンスール門
左5 ムーレイスマイル廟の杉細工 右5 ムーレイスマイル廟の壁のモザイク

次回は「太平洋から日本海を歩くステージIIー4(2月14日)」です

雪の永平寺を訪ねて(2月10日)

2008-02-13 14:59:08 | 旅行
2月10日 永平寺行きのミニバスツアーに参加。永平寺は3度目であるが雪の永平寺を見るのは初めて
永平寺(えいへいじ)は、福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗大本山の寺院である。山号を吉祥山と称する。開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏である。總持寺とならんで日本曹洞宗の中心寺院(大本山)である。
永平寺 参道入口

雪の永平寺は青空に映えて美しい
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雪の永平寺
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~上のサムネイル画像の説明~
左1 参道の脇の永平寺川                   右1 寂光苑の道元禅師稚髪像
左2 絵天井の大広間                      右2 山門より鐘楼を望む
左3 絵天井をアップ(赤いアザレヤは伊東深水画伯作) 右3 仏殿方面を望む
左4 庫院(台所)                         右4 廊下
左5 法堂(はっとう)内部                    右5 廟所   

永平寺の帰りに道端の可愛い雪だるま群が我々を見送ってくれた


次回は「モロッコ世界遺産を巡る旅」へ続く

世界遺産 白川郷のライトアップを見物に(2月9日)

2008-02-11 19:22:12 | 旅行
2月9日 雪に覆われた白川郷の民家がライトアップされるので出かけた。ライトアップは1月と2月の週末だけ、白川郷の一部地域だけで行われる
中央高速諏訪湖SAにて休憩。諏訪湖は全面結氷。今年は”御身渡り”が見られたらしい。それだけ今年は寒い冬なのだろう
   
ライトアップされた白川郷ハイライト  サムネイルをマウスオンしてください
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白川郷ライトアップ
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画像説明
左から右へジグザグ


左1 水車小屋         右1 小さなカマクラ
左2 枯れ木に雪の花     右2 可愛い雪だるま
左3 屋根からツララ      右3 窓明かり
左4 明善寺鐘楼        右4 お土産屋の店内
左5 池に映る民家       右5 ライトアップされた民家と田圃


次回は”永平寺を訪れる”です。「モロッコ世界遺産を巡る」はその後になります

モロッコ世界遺産を巡る旅(1/20-1/30) その4(ヴォルビリスのローマ遺跡)

2008-02-08 15:35:06 | 旅行
1月23日午後フェズの町を離れ世界遺産ヴォルビリスへ。モロッコに現存する最大のローマ遺跡で紀元前40年頃、ローマの属領となり繁栄、盛時には人口2万人を数えたという。
中心部にデクマヌス・マクシム通りが東西に走り、道路、水道、下水道が整備され
カラカラ帝の凱旋門やカピトリーノ神殿、バシリカ、浴場、貴族の邸宅などが建ち並ぶ。
建物などの床には当時の人々の生活を想像することができるモザイクが多数描かれている

 (画像にマウスオンすると説明が出ます。クリックすると大きくなります)

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              神殿の跡。柱の上にコウノトリが巣作り(一番左の柱)



モロッコ世界遺産を巡る旅(1/20-1/30) その2

2008-02-03 08:38:43 | 旅行

1月22日早朝に宿泊地タンジェの町から南東へ60km、リフ山脈にある小さな町ティトウアンに向けて出発。
朝陽を受けた道路わきの木々が幻想的だ 
田舎の人たちの日常の移動手段はロバや馬だ。親子3人と羊は家族だ

ティトウアンの街中に珍しくキリスト教会

テイトウアンの旧市街は城壁に囲まれている。大砲が見える

この門をくぐる多くの人々(直接カメラを向ける事ができないので車窓から)
        
メデイナ(旧市街)にある食料品のスーク。野菜は殆どがルフ山脈から

ごみごみした通りには、所狭しと物が置かれている

の種類も多い
     
王宮の門は見事に細工されたモザイクが
    
食料品スークの入り口、トウット門

ティトウアンの町を離れ古都フエズに向かう。途中白壁の町並みが美しいシャウエンの町が見える峠にバスを止め見学

峠にアーモンドの花が咲いていた。桜に似た綺麗な花

夕刻古都フエズに近づく頃ダムが見えてきた。この国では水は貴重だ


その3へ続く


モロッコ世界遺産を巡る旅(1/20-1/30) その1

2008-02-01 11:46:40 | 旅行
1月20日12:35発のJALにて先ずアムステルダムに向かう。出発から3時間ほどしたら眼下に凍てつくシベリアの荒野が見えて来た。 
飛行機の翼の向こうに夕陽

アムステルダムでカサブランカ行きの飛行機に乗り換え出発。しかしカサブランカ空港が濃霧で視界不良のため一旦別の飛行場に一時着陸。霧の晴れるのを待って出発。真夜中の3時半にカサブランカに着陸。もうクタクタ
1月21日(以下現地時間)バスにて首都ラバトに向かう。まず王宮の見学。この日も凄い霧で辺りがボンヤリしている。王宮は原則中に入れない。

庭園にはナツメヤシの木が沢山生えている

日本では見かけない実が。
赤胡椒の実

ゴクラクチョウカも咲いている~暖かいんだなあ~

モハメド5世廟の入り口には民族衣装の衛兵
   
廟の天井はアトラス杉を使った見事な細工だ 
同じ敷地内ある
ハッサンの塔(44m)
   
ウダイヤの庭園に立ち寄る。子供達がサッカーに興じている

庭園ではモロッコ独特のミントティーとあま~いクッキーで暫し喉を潤す
 
庭園に咲く花。名前が分からない。かなり大きな花だった。強烈な香りが印象的
    
巨木にダリヤのような花。これも大きな花。名前は不明

ヨーロッパ側が見えるスパルテル岬。下は
ジブラルタル海峡
   
 今夜の宿はタンジール近郊ヨーロッパ行きのフエリーが見える
   
夕陽がとても綺麗だ


その2へ続く