山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

長野 蓼科山に登る(7月26日)

2012-08-29 20:30:41 | 山登り

7月26日 クラブの仲間と長野県にある蓼科山(2530m)に登った。蓼科山は、北八ヶ岳の北端に位置し、日本百名山の一つに数えられている。その山貌から諏訪冨士とも呼ばれ、裾野が広がった優雅な姿をしている。
山頂からは360度の展望があり、八ヶ岳の主峰の赤岳をはじめ多くの嶺が見られる。

 ・中央高速道 諏訪南I/Cを降りて国道に入り白樺湖に近づくと雲を被った蓼科山が見えてきた

・7合目までバスで行き、そこから蓼科神社一の鳥居をくぐり登山道へ入る

・しばらくは平坦な林道を進む

・途中からザレ場になった。スタートが12時近くだったのでもう下山してくる人とすれ違う

蓼科山荘で一休み。コーヒが美味しいらしい

・山荘から頂上へ向かう。大きな石がごろごろ。振り返ると皆さん懸命に登ってくる

・このガレ場を超えれば頂上か。足元注意で進む

・頂上付近は平坦だがごろごろ石で歩きにくい

登り始めてから2時間で山頂へ。いつものように三角点(右)にタッチだ

 

・頂上からは360度のパノラマ展望だがガスが少しかかっているなあ。八ヶ岳連峰がすぐ傍に見える

・頂上にある神社に参拝

・下山時に見た花。ガンコウラン(左)。イチゴ(右)

 

・下山後 白樺湖畔より眺望の蓼科山。優雅な山容はまさに諏訪冨士の名に恥じない

 

・次回は 「南アルプス 北岳に登る(8/3~5)前篇」をアップします

 


2012 夏の北海道を歩く(7/16~23) その5(最終回:7/23女満別空港へ)

2012-08-26 21:18:18 | 旅行

7月23日 旅の8日目は北海道旅行の最後の日だ。朝風呂に入り、荷物の整理をし、川湯温泉を離れ女満別空港に向かう。
羽田行きの飛行便は午後。それまでの時間つぶしのため、空港近くにある朝日ヶ丘展望台界隈で遊ぶことに。展望台の近くに綺麗なパークゴルフ場があったのでのんびりとプレイーすることに。

<7月23日 女満別空港へ>

・川湯温泉を離れ女満別空港に向かう途中の峠で、雲海に浮かぶ斜里岳を眺望

・ロールになった牧草を見つけ停車し撮影

・ジャガイモ畑麦畑のコラボが気に入った

・広大なジャガイモ畑に散水しているトラクターが絵になる

・飛行機の時間待ちのため立ち寄った朝日ヶ丘展望台ヒマワリ畑。遠くに見えるのは網走湖

・収穫前のムギの穂波が美しい

 

・展望台に隣接してパーク・ゴルフ場があった。運動と時間つぶしに早速プレーすることに。我々の前で回るシニアの皆さんの楽しそうな声が聞こえた

・起伏の多いゴルフ場。綺麗に刈られた芝生と青い空。芝生の右下に見える赤い玉がパークゴルフのボール

・思った方向に飛ばないボール。どこに飛んだかな???

・パークゴルフで汗を流した後に”メルヘンの丘めまんべつ”へ。ゆるやかな丘陵地に連なる畑が、季節ごとに美しい田園風景を描く場所。 ここは故黒澤明監督の映画「夢」のロケ地にもなったところ

・羽田に向かう機上からモザイク模様の美しい畑を眺めた

 

以上で「2012夏の北海道を歩く」を終わります。長い間見ていただき有難うございました

 

 


2012 夏の北海道を歩く(7/16~23) その4(7/21摩周湖&7/22美幌峠)

2012-08-23 22:02:26 | トレッキング

7月21日 旅の6日目は宿から車で30分ほどの藻琴山に登った。天気が良ければ頂上から360度の展望があると期待したが深い霧に包まれ何も見えず、空しく下山し、有名な摩周湖・阿寒湖へ。
7月22日 滞在の川湯温泉から歩いて硫黄山へ。その後、屈斜路湖の展望が素晴らしい美幌峠に向かった

<7月21日>

・近くの藻琴山(1000m)に登る。天気予報に反して登山口には濃い霧が

・霧の晴れるの期待して山道を進む。濡れた草木でズボンがびしょびしょに

・1時間ほどで山頂に。晴れていれば360度の展望のはずが、何も見えず!!

・下山後に、車で屈斜路湖が臨める展望台へ。左遠くの白い湯煙りは硫黄山

・次に向かったのは摩周湖。静かな水面に映るのは摩周岳。頂上は霧の中

オニシモツケが咲いていた。その向こうに浮かぶ小さな島はカムイシュ島

・可愛いリスが木の上で一生懸命餌をほおばっていた

  

・久しぶりに阿寒湖にも足を伸ばした。夏にしてはお客が少なく寂しい観光船乗り場

アイヌの人たちのお土産店が並ぶ通りも歩いた

<7月22日>

・宿から硫黄山に向かってツツジが原を歩く。ここには初夏にイソツツジが咲く

・綺麗なブドウのような果実(ガンコウラン)を見つけた

  

・1時間ほどで硫黄山に到着。硫黄の臭いが鼻につく

・噴出している蒸気ゆで卵が出来る。2個買って美味しく食べた

  

・霧が晴れ青空が見えたので美幌峠に向かう。途中砂湯駐車場で休憩。夏休みの家族連れが多い

美幌峠の展望台からは屈斜路湖が一望。真ん中の島は中島

・名も知らぬ花と屈斜路湖

 

その5(最終回: 7/23 女満別空港へ)に続く


2012 夏の北海道を歩く(7/16~23) その3(7/20 ワッカ原生花園&小清水原生花園)

2012-08-18 21:19:04 | トレッキング

7月20日旅の5日目 網走市の西方にあるサロマ湖を訪れ、ワッカ原生花園を歩き花、風景を観賞した。 帰路にサロマ湖が一望できる展望台に登ったがガスがかかりなにも見えず、むなしく引き返した時に路上で可愛いキタキツネに出会った。


<ワッカ原生花園へ>

・ワッカ原生花園に向かう途中 かって何度も通ったことのある懐かしの網走駅(車窓より)

・途中雨に遭ったがワッカ原生花園に到着したときは青空も見えた

・沢山目についたのはエゾスカシユリ

 

・これは珍しいクロバナハンショウズル。広い花園でも一箇所しか見かけなかった

・散策路の北側にはオホーツクの海。砂浜に向かう

・砂浜には流木の芸術作品

ハマナスも多く見られた

 

・枯れ枝で鳴くのはシジュウカラかな?

・サロマ湖を一望せんと湖の南側にある展望台

・サロマ湖方面はガスがかかり何も見えず

・引き返すとき路上でキタキツネに出会う。可愛い!!まだ子供のようだ

   

<小清水原生花園に立ち寄る>

小清水原生花園は何回も来た所だ

・エゾゼンテイカ(ニッコウキスゲ)が華やかに

・エゾゼンテイカとエゾスカシユリの競演だ

・オホーツクの荒海に向かって咲くオオカサモチ

・釧網本線「浜小清水駅」に丁度列車がやってきた 。カメラマンに人気の列車だ

 

その4(7/21 藻琴山登山&摩周湖)へ続く

 


2012 夏の北海道を歩く(7/16~23) その2(7/18知床半島、7/19釧路)

2012-08-16 20:51:43 | トレッキング

7月18日旅の3日目 朝起きて窓外を見たら青空。数年ぶりに知床半島に向かうも途中から激しい雨に遭遇。引き返すことも考えたが、何とかなると思い、そのまま知床五湖へ。
7月19日旅の4日目は釧路に向かい有名な釧路湿原を歩く。

<7月18日 知床半島へ>

・雨の中オシンコシンの滝見物。雨で水量が多いなあ!

・知床五湖では無料で見られるのは一湖だけ。長い木の橋を歩いていく

・途中きれいなオニシモツケを見つけた

 

・木橋が延々と続く。以前来たときは無かった橋だ

・一湖の湖面に咲く花はヒツジグサ

・遠くの草原に動くものが。エゾシカが餌を食んでいた

・知床半島最高峰の羅臼岳(1660m)の頂上が雲の間から姿を現した。今回は登山をギブアップした

・知床自然センターから歩きフレペの滝を見物。いつ見ても繊細な滝だ

・下を見るとオホーツクの海を観光船が白波を立てて進んでいた。数年前に海からの眺めた景色が素晴らしかった

<7月19日 釧路湿原へ>

 ・釧路へ向かう途中、タンチョウで有名な鶴居村で小休止。遠くにタンチョウがいた

 

・広い湿原と彼方の太平洋が見渡せる駐車場で一休み

・釧路市湿原展望台内の展望遊歩道を一周することに

・殆ど人がいない遊歩道を花々を探しながら歩く

・樹林帯を過ぎ草原に出た。青空、白い雲、長閑な風景だ

・北斗展望台に出た。釧路湿原が全国の湿原面積の25%の広さであることを実感

・遊歩道散策を終え、釧路港へ。漁船がのんびり停泊していた

・帰路 湿原の東側にある細岡展望台へ。手前の蛇行する川は釧路川

 

その3(7/20 ワッカ原生花園&小清水原生花園)へ続く

 

 

 

 


2012 夏の北海道を歩く(7/16~23) その1(7/17斜里岳に登る)

2012-08-13 19:54:10 | 旅行

今年もまた、北の大地の夏を楽しもうと思い、7月16日午前羽田発のANA便で女満別に向かった。到着後は昨年と同じレンタカー店から、可愛い車(日産マーチ)を借り、今回の滞在予定先の川湯温泉に向かった。川湯温泉は空港から車で1.5時間ほどで、すぐ近くに屈斜路湖、摩周湖がある。ここを起点に好天の場合は登山、それ以外は観光を行う予定だ。

<7月17日 斜里岳に登る>

 ・早朝 5:30に登山スタートの清里荘へ到着。準備運動してスタート

・登山道入り口に”熊出没”の看板。一瞬 ギョッとしたが鈴を鳴らしながら進む

 

・途中いくつもの沢を越えるも写真撮る余裕なし。稜線近くの山道でゴゼンタチバナを見つけた

 

ヤマブキショウマも沢山あった

 

・2時間歩いてようやく稜線に出た。斜里岳山頂は遙か彼方

・山道に咲く花 エゾノレイジンソウハクサンチドリ

   

・山頂近くに銀色の小さな祠が。手を合わせ登山の無事を祈る

   

・スタートから4時間で山頂(1545m)に。天気が良ければ360度の展望だがガスがかかる

・山頂で新潟から来たシニアグループと会話。平均年齢70歳、最年長は82歳とか。皆さん物凄く元気だ

・山頂付近に咲いていたエゾゼンテイカ(ニッコウキスゲ)

 

・ごつごつした岩の間に咲くチシマギキョウ

ウコンウツギも満開だった

・下山時に稜線を歩く。なだらかな道に気分はルンルン

・中腹からは、このような流れの沢を14箇所渡った。靴はびしょ濡れ

・下山後に車で帰る途中に展望台があり、登った斜里岳が一望

「日本の農村100選」に選ばれた美しい畑

その2(7/18 知床半島へ)に続く

 

 


スイス/イタリア・アルプス トレッキング(6/26~7/7) その8(最終回:7/5ベニスへ)

2012-08-09 22:18:06 | トレッキング

7月5日 旅の10日目 この日も快晴。 9:00ごろに涼しかったドロミテを後にして、バスにて「水の都ベニス」に向かう。今回の旅の目的のトレッキングは前日で全て終わり、この日は帰国前の観光旅行だ。ベニスは一昨年の2月にも訪れているが、そのときはものすごく寒かった。
今回は真夏、湿度の高いベニス市内を熱中症予防のため、水を飲みながら歩いた。

 ・ベニス市街へ船に乗り出発。思ったより小さな船だが貸し切りだ

・桟橋に到着。海岸通りを歩き、サンマルコ広場へ向かう

サンマルコ広場は観光客で溢れる

サンマルコ寺院の前も賑やか

・ベニス市街の狭い通りは歩くのに一苦労

ゴンドラに乗り涼を楽しむ観光客

・橋の上から運河を眺める親子

・運河に架かる橋でもっとも有名なリアルト橋

・ベニスといえば仮面が有名。お店に並ぶいろんな仮面

  

<7/6 帰国の途へ>

・早朝 ホテルの窓からの朝焼け

・散歩中に見つけた花

 

・正午ごろ帰国の飛行機に乗る(フィンランド航空)。ベニス→ヘルシンキ→成田へ

 

 

長い間旅行記を見ていただき有難うございました。

 


スイス/イタリア・アルプス トレッキング(6/26~7/7) その7(イタリアのドロミテへ)

2012-08-06 21:55:55 | トレッキング

7月3日、旅の8日目 サンモリッツを離れ、ベルニナ鉄道に乗車しイタリアに向かった。途中ループで有名なブルージオ大橋を通過。
3時間の列車の旅の後、イタリアの町テイラーノに到着。そこからバスでイタリア北部の大都市ミラノを通過し世界遺産ドロミテ地区コルテイナダンペッツオーに到着。

<7月3日スイスを離れイタリアへ>

・早朝のサンモリッツ湖では水面が鏡のようで、後方の街並み、山並みを映す

・サンモリッツ駅でベルニナ鉄道(2等車)に乗りイタリアに向かう

 

・線路がカーブしている所では、窓からカメラを出して撮影している人多し

ループで有名なブルージオ大橋を通過

・3時間後にイタリアに入り、バスにてコルテイナダンペッツオに向かう。太陽の国ではトウモロコシが収穫期を迎えていた

・刈り取られた牧草がロールになっていた

ドロミテ地区に入ると奇岩の山並みが目立ってきた

・宿泊先のロッジからも壮大な景観が目に入る

   

・1956年冬季オリンピックで使われたスキージャンプ台が見えた。今は公園になっている

<7月4日 世界遺産ドロミテを歩く>

・天気もよく元気にドロミテを代表するトレ・チメ(3つの峰)一周のトレッキングに出発

・トレ・チメの南側。見上げると首が痛くなるほど巨大な石峰

・一番右側の峰の中腹に黒い点が2つ。ズームするとロッククライミングの2人だ。垂直の壁を登っている

    

・途中で一休み。多くの観光客が石峰を眺めている。夏休みの子供たちが多い

・さらに進んで振り返ると、後方を歩いている人がのように小さく見える

・北側の高台に到着。ここからトレ・チメ(3つの峰)が一望だ

・高台に立ちトレ・チメの反対側を見ると素晴らしい景色が展開。池は立山みくりが池を思い出させる

・お花が一面に咲いている彼方に入道雲が

・もうすぐ一周9kmのゴール。最後の頑張りが要る急登だ

・トレ・チメのトレッキングを終えて宿に戻る途中に美しいミズリーナ湖で休憩。コバルトブルーの湖上を真っ赤な足漕ぎボートが行く。とても絵になる風景だ

    

 

その8(最終回:7/5ベネチアを歩く)へ続く


スイス/イタリア・アルプス トレッキング(6/26~7/7) その6(7/2サンモリッツを歩く)

2012-08-02 22:08:05 | トレッキング

7月2日 旅の7日目は早朝散歩の後にベルニナアルプスの大展望台へロープウエイで登る。ここからベルニナ山群とエンガデイン谷と湖を眺望。しかし寒さと強風のため早々に下山。トレッキングも雨と強風で断念し麓まで戻る。
ガイドさんの代替案で、午後はバスを乗り継ぎ、画家セガンテイ-ニが度々訪れた隠れ里ソーリオに行く。ここは数百年の時が止まったような村

・朝早起きしてホテル近くの湖まで散歩。カモが悠然と泳いでいた

ロープウエーイに乗り大展望台(3303m)へ。下の街並み、谷、湖が美しい

・大展望台に出ると強風が吹き荒れ、何かに捕まらないと歩けない。それに寒い

 

・強風のためトレッキングは中止でロープウエイで麓に戻る。麓からは展望台が遙か彼方

・麓の湖を1時間ほど散策。コバルトブルーの湖でのんびりとボートに乗っている人を見かけた

<7/2 午後ソーリオ村へ>

・午後はガイドさんの案内で路線バスに乗り、スイス農村の原風景の村(ソーリオ村)を訪れる。街並みは中世の面影が残る

・遠くから見ると教会を中心として小さくまとまっている村

・画家セガンテイーニ(*1)がこよなく愛した風景。天気が良ければ壮大なアルプス氷河が背後に見えるのだが。この日は小雨降りしきる

 

*1 画家セガンテイーニ:19世紀末、スイスアルプスの自然を生涯をかけて描き続けた画家。イタリア生まれでアルプスの自然の中で暮らし、自然を探究し、農村に生きる人たちの素朴な暮らしを描いた。代表的な作品「アルプスの真昼」(参照NHK日曜日術館)

             

  その7(7/3イタリアへ向かう)へ続く