熊野古道 伊勢路は伊勢から熊野に向かう祈りの道で昔の旅人はいくつもの峠を越え”よみがえり”を求めて歩いた。全長は約170kmあるが、今回はコースの後半の70kmを歩くツアーに参加した。後半のスタートはJR紀勢線の相賀駅で、ゴールの熊野速玉神社までを5日間(3/24-28)かけて歩いた。
熊野古道を歩くのは今回で3度目で、1回目は紀伊田辺から熊野本宮までの中辺路、2度目は高野山から熊野本宮 までの小辺路、だった。
<3月24日>
・スタートのJR紀勢線 相賀駅は素朴な田舎の無人駅舎
・出発して暫く街中を歩いた後、銚子川沿いの道を進む
・ようやく熊野古道らしい石畳の路になった。でも、この石畳は最近出来たらしい
・本格的な石畳の道を馬越峠(まごせとうげ)に向かって鬱蒼たる林の中を進む。
・夜泣き地蔵は、もとは旅人の無事を祈って作られたが、後に子供の夜泣き封じの祈りに
・熊野古道のパンフレットで良く見られる人気のない石畳の道
・馬越峠(標高300m)の茶屋跡の傍に句碑。茶屋は明治の中ごろまで多くの旅人をもてなしたそうだ
・安兵衛地蔵
・24日のゴールの尾鷲神社に夕刻到着。バスにて宿に向かう
<3月25日>
・24日のゴールの尾鷲神社をスタートし街中を少し歩き、いよいよ難関の八鬼山越えに向かう。石碑には”ままになるなら八鬼山越え無しで通わせ”と、できれば避けたい峠の意味
・峠に向かって山道を進む。江戸時代紀州の殿様はここを駕籠に乗って通過したそうだ
・傾斜のきつい山道を進む
・難関の七曲峠では木の間からスタートの尾鷲の町が見える。かなり登ってきたようだ
・八鬼山峠の最高地点は標高600m。「桜の森ひろば」で昼食。遠くに太平洋が広がる。ガスがかかり水平線がはっきりしない
・桜の森広場を過ぎると道は下り。小さな木の橋を人数制限で渡る
・傾斜のきつい下山道は足元注意だ
・八鬼山越えたあと、今度は本日最後の三木峠へ。遠くに賀田湾が見えてきた
・山道近くにに二つに割れた大きな石が。桃太郎石だ。ゴールはもうすぐだ
次回はその2(3月26日)をアップします