山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

「熊野三山めぐり 完全踏破55キロ(11/5~9)」 その4(11/8小口自然の家~請川)」

2014-11-29 20:36:07 | トレッキング

熊野三山歩きの4日目は3日目のゴールの「小口自然の家」から熊野本宮大社近くの請川までのいわゆる小雲取越と呼ばれるコースで距離約17km、所要時間は6時間。3日目の大雲取越に比べれば比較的アップダウンも少なく木立の中を快適な歩きができるコース。途中に百間ぐら名付けられた展望の良い峠を越す。ゴールの請川から熊野本宮大社は近いが、大社へは5日目に湯の峯から大日峠越えで行く予定だ。

・朝6:45「小口自然の家」の庭で準備体操。この日も薄曇りだが歩くのにはほど良い温度だ

   

小雲取越えの入り口まで長閑な山道を進む

・小雲鳥越の入り口でコース全体の地図を確認。距離は長いがアップダウンは少ないようだ

・民家の庭先を通りぬけ山道に入る

・登山道の途中で集落が下の方に見えた

・尾根道から熊野の山々が見える

・途中 昔の茶屋跡に建つ小屋で小休止

・再び杉林の中のつづら折りの路を進む

・なだらかな歩き易い木漏れ日の山道を行く

・山道脇に咲くリンドウの花

    

・今回の最高地点の「百間ぐら」で休憩だ。ここは眺望のよい絶景ポイントだ。ぐらとは高い崖の意 

   

・熊野の幾重にも重なる山並みが美しい。可愛いお地蔵様も迎えてくれた

松畑茶屋で最後の休憩。ここからは下りの道が続く

・ゆるやかな下り坂の脇に人家が見えてきた

・遠くに熊野川が見えてきた

・ここを下れば請川のバス停が近い

・請川のバス停から川沿いの国道に沿って進む。ゴールの駐車場は大斎原(旧熊野本宮大社)に近い

     

 

次回はその5(最終回)「11/9湯の峯温泉から大日越えで熊野本宮大社」をアップします

 


「熊野三山めぐり 完全踏破55キロ(11/5~9)」 その3(11/7大門坂入口~小口自然の家)

2014-11-24 20:16:47 | トレッキング

熊野三山めぐりの3日目は最大の難所の大雲取越えだ。この日は朝から快晴、素晴らしい日の出が見られるとのことで、昇る朝陽を観賞せんと早起きしホテルの展望台へ。
約16km(標高差800m)、所要時間は7時間の道程を考え宿のバスで早目に出発し昨日のゴールの大門坂入口の駐車場へ。

・午前6:18頃水平線より太陽が顔を出した

・6:21には丸い太陽になった。沖行く船が微かに見える

・大門坂入口の駐車場で準備体操の後に歩きはじめ大門坂に入る

・大門坂を登り約40分で熊野那智大社入口に至り石段を登る

・熊野には何度も来ているが那智大社参拝は初めてだ

・本殿では巫女さんが雅楽に合わせて舞をしていた

・隣接する青岸渡寺にもお参り。荘厳な感じのお寺だ。仁徳天皇の時代(4世紀)、天竺(インド)から渡来した裸形上人による開基と謂われる

・青岸渡寺の境内からは昨日見た那智大滝目の前に。この構図はパンフレットで見るなあ!

       

・青岸渡寺からいよいよ大雲取越えが始まる

・山道はどんどん険しくなり心臓パクパク

船見茶屋跡でランチタイム。ここから那智勝浦町が一覧できる

・昼食後は越前峠に向かって進む。まだ遥か彼方だ

・山道脇に可愛い石仏。旅の途中亡くなった人の慰霊のために設けたか

   

・今回の最高地点の越前峠はもすぐだ。晩秋の日は短く特に森の中は暗くなるのが早い

・最高地点(870m)の越前峠で一休み

    

・苔むした円座石(わろうだいし)では熊野の神々が座って談笑したり、お茶を飲んだ りしたという謂れが伝わる

   

・ここは大雲取越えの終点だ。もうすぐ今夜の宿”小口自然の家”だ

・廃校になった中学校をリフォームした”小口自然の家”で整備体操後に宿泊

 

次回その4は「11/8小雲取越え」をアップします

 

 

 


「熊野三山めぐり 完全踏破55キロ(11/5~9)」 その2(11/6浜王子~大門坂下)

2014-11-21 20:31:11 | トレッキング

11月6日ウオ―キングの2日目は、初日のゴールの浜王子から大門坂近くのバスの駐車場までの約16kmだ。浜王子をスタートしすぐに海岸に出て砂浜を高野坂登り口まで歩き、小さな峠の小狗子峠(こくじとうげ)と大狗子峠(おおくじとうげ)を越え、さらに佐野王子を通り補陀落山寺に到着。JRきのくに線那智駅で昼食の後、那智大社の登り口の大門坂下のバス駐車場まで歩いた。そこから一旦路線バスに乗り那智の滝を見物。

浜王子をスタートし海岸の松林を通り浜辺へ

・足元がサクサクした砂浜は気持ちが良いが少し歩きにくい。海は台風の影響で荒波が

・岸壁に打ち寄せる荒波で飛沫が上がる

高野坂登り口では急登に備え小休止

・近くの線路に登り海を見ると物凄い波飛沫が

・高野坂は結構きつい登りだ

・山道脇に穏やかなお顔の石仏

・坂を下りたところにある佐野王子にお参り

・少しきつい登りの小さな峠を2つ越す(こくじとうげ&おおくじとうげ

         

大狗子峠を越える一行

・峠を越えてしばらくすると補陀落山寺(ふだらくさんじ)へ到着。補陀落とはサンスクリット語で観音浄土を意味する

 

・平安・鎌倉を通じて6名が補陀洛渡海をこのような船でしたとのこと

・補陀落山寺に隣接の浜の宮王子境内の樟の巨樹。樹齢800年!!

那智駅のある「道の駅」でランチタイム。建物がいかにも熊野らしい

昼食後は大門坂に向かって川沿いを進む。那智川は3年前の豪雨で氾濫。現在大規模修復中

・竹林・杉林の緩やかな坂道に入る。源頼朝の妻尼将軍北条政子の供養塔があった。頼朝が熊野に寄進した故か

・山道を下り郷に出る。市野々王子に参拝

 

・大門坂下にある駐車場が今回のゴールだ。ここから路線バスに20分ほど乗り那智大瀧を見物に

 

那智大瀧を見るのは大阪花博(1990)以来24年ぶりだ。今回は滝の下から迫力ある滝を見た

       

滝の下部をアップして撮ってみた

滝見物の後はお店に立ち寄り名物の那智黒を購入

 

次回その3は「11/7大雲取越え(那智大社・青岸渡寺~小口の里)」をアップします

 

 

 


「熊野三山めぐり 完全踏破55キロ(11/5~9)」 その1(11/5 熊野速玉大社へ)

2014-11-19 21:29:32 | トレッキング

熊野古道歩きの最終ステージとなる「熊野三山めぐり完全踏破55キロ 5日間(11/5~9)」のツアーに参加した。2006年の秋の中辺路コースではゴールの熊野本宮大社まで、2010年の秋の小辺路コースではゴールの熊野本宮大社まで歩き、2013年春には伊勢路をゴールの熊野速玉大社まで歩いた。
今回の三山めぐりは熊野速玉大社をスタートし、那智大社を経由して熊野本宮大社に至る55キロのコース。那智大社から熊野本宮大社への道はアップダウンの繰り返しがある本格的な山道だった。その1ではスタートの熊野速玉周辺の名所旧跡をアップします。

<11/5 和歌山新宮市にある神倉神社に参拝>

・三山めぐりのスタートである熊野速玉大社の前に、速玉大社の摂社である神倉神社に参拝。巨石信仰。海を見下ろす高台に鎮座

・神社の鳥居から見上げると厳しい石段が見える。下りは危険なのでなだらかな道を利用した

・皆さん足元注意で石段を登る。転んでけがする人が多いらしい

・途中で振り返ると怖い。お燈祭りの時は松明を持った地元の人たちが駆け下りて行くそうだ

・巨石を背にした神社が見えてきた

・しめ縄を巻いた巨石に圧倒され思わず手を合わせた

 

・神社からは街並みと太平洋が見える

・神倉神社のお燈祭りを説明した看板

  

・神倉神社を後にして三山めぐりのスタートの熊野速玉大社へ。旅の安全を祈り参拝

  

・屋根の千木(せんぎ)が美しい!

   

・大社のシンボルの巨木ナギ()。樹高 20m、目通り幹囲 4.6m、推定樹齢 1000年

・スタートして最初に訪れた阿須賀神社。熊野川河口近くにある蓬莱山と呼ばれる小丘陵の南麓に鎮座する

・この神社の脇に徐福上陸の記念碑が。秦の始皇帝に命じられて不老不死の薬を求めて日本へ

     

・1日目のゴールの浜王子(海の神を祀る海浜の宮。2日目のスタートはここから

次回はその2(11/6 浜王子から大門坂)をアップします

 


鎌倉の森と寺社を歩く 第6回(10月28日)「葛原ヶ岡~大仏コース」 

2014-11-14 20:42:20 | トレッキング

10月28日 クラブの仲間と「鎌倉の森と寺社を歩く」の第6回で”縁切り寺”で有名な東慶寺から葛原ヶ岡を通り銭洗い弁天で名高い宇賀福神社へ。さらに頼朝の幼名が付けられた佐助神社から鎌倉大仏を経由し鎌倉最古の甘縄神明社までの約8kmの道程をガイドの説明を聞きながら歩いた

・バスを降り東慶寺に向かう一行

・北条貞時の母覚山尼が開創の東慶寺。近世から縁切り寺として有名

・庭園にリンドウが咲いていた

豊臣秀頼の娘の天秀尼がここに眠る

    

・静かな林の奥に進み多くの有名人が眠る墓所へ

・禅の大家鈴木大拙のお墓

・東慶寺を離れ葛原ヶ岡に向かって暗い森を進む

・夫婦石が見られた。縁結びの神として訪れる人も多い

・建武の中興時 後醍醐天皇を助けた日野俊基を祀った神社。明治天皇が創建

・神社では少し進んだ紅葉が見られた

銭洗い弁天として名高い宇賀福神社へ。修学旅行の生徒も来て賑やかにコインやお札を洗っていた

源頼朝が畠山重忠に命じて佐助稲荷社を建立させた。佐助とは頼朝の幼名。これは下社

・参道には鮮やかな朱の鳥居が並ぶ

・佐助神社から大仏切通しへ向かう道は狭く急だ

・鎌倉七口の一つの大仏切通し。明治に開鑿され、かっては人力車も通ったそうだ

・鎌倉大仏で知られる寺で正式名は高徳院清泉寺にお参り。多くの観光客で賑わう

・パンフレットに出てくる大仏様の写真。この日は好天でお顔が青空に映える。修学旅行生も多い

・横から拝顔の大仏様。高さ11.9m、重さ121トンもあるそうな

・アップの大仏様の優しい

     

・仁王門の仁王様は怖そう

     

・今回のゴールの甘縄神明社に参拝。神社として鎌倉最古の神社

 

次回から「熊野三山めぐり 完全踏破55キロ(11/5~9)」をアップします

 


秋の新潟・群馬への旅(10/24~25)」 後編(10/25新潟・群馬)

2014-11-10 20:46:54 | 旅行

10月25日朝 苗場プリンスホテルで目を覚ます。窓を開ければ広いゲレンデに朝陽が当たり眩しい。このホテルはスキーの全盛時は宿泊客が殺到したそうだが、現在はオンシーズンでも空室が目立つとのことだ。
午前中はロープウエーとゴンドラに乗り空からの紅葉狩りし、午後は群馬県にあり東洋のナイアガラと呼ばれている「吹き割の滝」見物。

・苗場プリンスホテルロビー前の紅葉が朝陽を浴びて輝いていた

・スキーのゲレンデから見た苗場プリンスホテル。昔はスキーヤーの憧れのホテルだったが今はシーズンでも宿泊者は少ないそうだ

<25日午前 ロープウエイとゴンドラに乗りパノラマ空中散歩>

田代ロープウエイ駅から7分間の空中散歩で山頂駅へ

・ロープウエイの窓からの景観

・山頂駅から昨日訪れた八海山方面(真ん中右)とロープウエイ(真ん中左)が微かに見える

・山頂駅からドラゴンドラに乗り換える途中にある人工湖が綺麗

・25分間の空中散策始まる。6人乗りのドラゴンドラの窓からの景色

・ゴンドラの窓を開けて移り行く景色を撮影

・下をの覗けば渓谷が見える

・遠くの山々も見事な紅葉だ

・25分間のパノラマ空中散歩が終わりゴンドラ山麓駅に。ゲレンデを散策中に見た紅葉・黄葉

      

<25日午後群馬県に移動し吹き割の滝見物へ>

・滝に向かう散策路の木の間から見えた紅葉

・川の水が吸い込まれるように滝壷へ

・滝壷に流れ落ちる水。吸い込まれそうだ。危険防止のためロープが張ってあり近づけず

・長い年月の間に削られまるで彫像のように見える断崖

 ・吊り橋から上を見ると崖の上に浮島観音堂が見えた

・帰路立ち寄ったお店の傍に真っ赤な紅葉が

 

以上で「秋の新潟・群馬への旅(10/24~25)」 を終わります

次回は「鎌倉の森と寺社を歩く 第6回」をアップします

 


秋の新潟・群馬への旅(10/24~25)」 前篇(10/24新潟)

2014-11-04 20:28:24 | 旅行

10月24~25日に新潟・群馬に紅葉・黄葉を求めて旅をした。旅行会社のキャッチフレーズ「3つのパノラマ空中散歩と紅葉の高原リゾート散策」に魅かれたのだ。初日(24日)は数年前にも訪れたことのある新潟の大源太湖周遊ハイキングと八海山ロープウエイからの紅葉観賞/散策。
2日目(25日)群馬との県境に近い苗場高原に移動し、田代ロープウエイとドラゴンドラに乗ってのパノラマ紅葉観賞、午後には群馬に入り「吹き割の滝」周辺を散策し紅葉を賞でた。

<10月24日大源田湖一周ハイキング>

・大源田湖ハイキングマップ。第2駐車場から歩道(----)反時計回りで一周

   

・湖畔沿い木漏れ日の遊歩道を歩く

・大源田湖の湖面が見えてきた。紅葉・黄葉が眩しい

希望大橋から紅葉の大源太山(1598m)が見えた。湖面に映る山はさざ波で少し揺らぐ

・湖面に映る紅葉・黄葉

・滝見台から見えた四十八滝

 

・人工滝から流れ落ちる水も美しい

・樹間から見えた希望大橋と背後の紅葉

<24日 夕刻八海山へ>

・ロープウエイ山麓駅前から見えた八海山(八つの峰が連なる)

・あのロープウエイで山頂まで行く

・ロープウエイの山頂駅から展望台へ向かう遊歩道が見える

 

・展望台から八海山山頂方面を臨む。小屋のような建物は女人堂

・展望台から南魚沼市街を望む

・展望台の傍にある八海山遥拝場。建物の中から撮影。八海山大神と木花咲耶姫を祀る

・黄金色のブナ林が色鮮やか

 

・最終の下りロープウエイに乗ろうとして並んだ。後ろを見ると物凄い行列。臨時便が必要だろうなあ!

・下りのロープウエイから見えた夕陽に輝く林は絶景だ

・ロープウエイを降りて山麓駅駐車場に向かう山道から八海山方面を望む。山にはガスがかかり始めた

 

次回は「秋の新潟・群馬への旅(10/24~25)」 後篇(10/25新潟・群馬)

 

 

 

 

 


信濃への旅(10/20~21)

2014-11-02 21:52:54 | 旅行

10/20~21日に昔の職場の同期入社仲間と長野県 上田市にある名湯「別所温泉」に旅をし旧交を温めた。別所温泉には遠い昔家族で旅行したことがあり、特に安楽寺の八角三重塔は微かに記憶に残る。初日(20日)は到着後雨の中を別所温泉のシンボルである北向観音安楽寺を訪れ参詣した。
2日目(21日)は長野市の善光寺と北斎の天井絵で名高い小布施町にある岩松院を訪れた。

<10月20日 別所温泉へ>

・長野新幹線上田駅でローカル線の上田電鉄に乗り換え別所温泉駅に到着。案内図を見る

・旅館で一休み後に雨の中を北向観音に参拝に出かける

 

・825年創建の北向観音は南向きの善光寺と向き合っている。厄除け観音として有名

・境内にある「愛染かつらの木」は樹高22m、目通り周囲5.5mの巨木。北向観音の霊木

    

・安楽寺へ向かう参道の杉木立と石段

・鎌倉時代に創建の安楽寺は信州最古の禅寺

・赤い涎掛けをしたお地蔵さんが可愛い

 

国宝の八角三重塔。四層になっているが初重は裳階で上が三重に数えられる(雨で霞んでいる)

    

<21日朝早朝散歩>

・朝の温泉街は静かだ

    

薬師堂への石段

    

・高所からの見える別所温泉街は霧がかかっている。雨も上がったようだ

・上田電鉄に乗り新幹線上田駅へ。長野駅で降り善光寺へ向かう。参道の街灯が門前町らしい

      

・参道は多くの観光客で賑わう

・善光寺の三門。三門楼上にある扁額(通称、「鳩字の額」)が有名

・参道脇の地蔵様

・ローカル電車の長野電鉄に乗り小布施町へ。タクシーにてまずは岩松院へ。開創は1472年

福島正則の霊廟に向かう途中にある石灯篭

・風雅な造りの庭園

・本堂の大間天井絵「八方睨み鳳凰図」撮影禁止。このような絵が(インターネットから借用)。寝転んで見ていたら怒られた(寝転び見禁止)

・昼食場所を探し歩いた時に通った高井鴻山屋敷の脇の趣のある「栗の小径」

 

次回は「秋の新潟・群馬への旅(10/24~25)」 前篇(10/24新潟)