山・旅日記

クラブの仲間や家族と一緒に登山、トレッキング、旅行に出かけます。その時の様子を写真付きで紹介します。

小田原市 曽我丘陵を歩く(2月14日) 前篇

2015-02-26 20:18:31 | トレッキング

2月14日 春の日差しの中、クラブの仲間と小田原市にある曽我丘陵を歩いた。曽我丘陵は日本三大仇討で有名な曽我兄弟の歴史を今に伝えるところ。スタートの別所梅林からのどかな田園風景を見ながらJR下曽我駅で休憩後に瑞雲寺、宗我神社に立ち寄り、さらに急峻な坂道を上り標高200~300mの丘陵地をめぐり、ゴールの別所梅林までの8kmのコースをのんびり歩いた。この日は快晴で丘陵の見晴らし台から冠雪の富士山、伊豆半島、伊豆大島まで眺望できた

別所梅林をスタートししばらくは冬枯れの田園地帯を歩く。空がきれいだ

・民家の庭先の白梅が青空に映える

・JR御殿場線の下曽我駅で小休止。ここを起点にハイキングする人も多い

中河原梅林のわきを通る。冠雪の富士山も見えてきた

・大きなサボテンが庭にある家に立ち寄る。おかみさんが説明してくれた

・中河原梅林の中にある瑞雲寺へ。曽我兄弟が父の仇を討つために願文を収めて十人力を授けられたという

・すぐ近くの宗我神社へ。旧曽我六ケ村の総鎮守

・境内に欅の巨木。鳥の巣のような寄生木が目に付いた

・見晴台に向かって急な坂道を上る。途中で箱根の山々が見えてきた

・右方面ににポッコリと姿を見せるのは足柄山の金太郎で有名な金時山

・さらに右には白い雲を頭に載せた富士山も。富士山の前の鍋のような山は昨年12月登った矢倉岳

・東に目を転ずれば小田原市街、相模湾、さらには真鶴半島、伊豆半島も見える

・さらに東には伊豆大島、画面右端にかすかに見えるのは伊豆七島の利島

・この辺りは蜜柑の栽培地。道端に紅梅・白梅が

・今回のハイキングの最高地点の六本松跡。曽我山の峠道で六本の古松があった。足柄道、鎌倉道、大山道、箱根道が交わる重要な峠だった

 

次回は「小田原市 曽我丘陵を歩く(2月14日) 後篇」をアップします

 

 

 


鎌倉の森と寺社を歩く 第10回(2月11日)「ふれあいの森、光明寺コース 後編」 

2015-02-22 21:24:56 | トレッキング

2月11日 安国論寺を後にしてゴールの光明寺に向かって歩みを進めた。途中いくつかのお寺(長勝寺、来迎寺、向福寺、九品寺、補陀洛寺)に立ち寄り参拝した。ゴールの光明寺を訪れる前に、ガイドさんの勧めで、すぐ近くの材木座海岸に行き、午後の日を浴びて輝く海原と波間に浮かぶ沢山のウインド・サーフィンを眺めて疲れをいやした。

長勝寺の建立は1253年で日蓮に帰依していた石井藤五郎長勝が開基

百日間の荒行を終えた僧が、頭から冷水を浴びる行事がこの日をあった(到着した時は終わっていた)。髭ぼうぼうだが清々しい顔だ

・頼朝が1194年三浦義明の菩提を弔った来迎寺

・三浦義明と家来のお墓。頼朝が平家打倒の旗揚げの時三浦義明が助けた

     

五社神社に立ち寄った。五つの村が合併した記念に建立。祭りのときの豪華なお神輿

向福寺の建立は1282年。各地を遊行して踊り念仏を広めた一向が開山

九品寺(くほんじ)は新田義貞が滅ぼした北条高時らの戦死者を弔うために建立

  

補陀洛寺は1181年頼朝が祈願寺として開基

サルスベリの巨木に驚く

・ゴールの光明寺に先んじて材木座海岸へ。夕日を浴びて輝く波間に多くのカラフルなウインド・サーフィンが。平和の象徴だ!!

・浜辺近くでサーフィンに興ずる人も。波が小さく苦戦しているようだ

 

・浜辺で楽しむ人々

・ゴールの光明寺の境内地図。京都の光明寺に負けない広さ。1240年建立。開基は4代執権北条経時

・鎌倉らしい素朴な山門。1847年建立で鶴岡八幡宮から移築。関東大震災にも耐えたそうだ

大殿(本堂)は1698年建立で入母屋造

  

・本堂内に安置されている阿弥陀三尊像ほか

・庭園奥の大聖閣

三尊五祖之石庭は京都のお寺の石庭を思わせる

 

以上で「鎌倉の森と寺社を歩く 第10回(2月11日)「ふれあいの森、光明寺コース 」を終わります

次回は「小田原市 曽我丘陵を歩く(2月14日)」をアップします

 

 

 


鎌倉の森と寺社を歩く 第10回(2月11日)「ふれあいの森、光明寺コース 前篇」 

2015-02-19 20:41:35 | Weblog

2月11日 「鎌倉の森と寺社を歩く 第10回」に参加した。第10回は鎌倉七口の一つの名越切通(なごえきりとおし)から光明寺までの約7kmで、途中日蓮上人ゆかりのお寺のいくつかを訪れた。この日は天気に恵まれ、陽だまりを歩いているときは汗ばむほどだった。

・準備体操後に名越切通しに向かって進む。急な登りに息が切れる

・鎌倉七口の一つで国指定跡の名越切通。道が険しく難路であったことから難越(なごえ)の名がついた

・段状に岩が削り取られ木の根株が露出

・昔のお墓の跡の「まんだら堂 やぐら群」は国定史跡

法性寺に向かう途中の墓地に咲く紅梅・白梅

 

・ふっくらしたネコヤナギ

法性寺の建立は1321年、開山は日朗(日蓮宗の六老僧の一人)

・富士山が眺望できるパノラマ台への道の左側は大切岸の崖で80m続く。海蝕の岩が隆起?

・パノラマ台から冠雪の富士山が浮かんでいるように見えた

・海側には由比ガ浜と遠くに江の島が見えた

ふれあいの森から見えた富士山。関東の富士見百景の一つ

    

・ふれあいの森で昼食の後に妙法寺へ。1253年日蓮が鎌倉で布教を始めた時の草庵として開山

本堂裏の苔むした石段が美しい

・裏山に後醍醐天皇の皇子護良親王の墓

・妙法寺を後にして安国論寺に。1253年、日蓮が安房の国から初めて鎌倉に入り、庵を結んだ年が開山

・日蓮が法難に会い、白猿に導かれて難を逃れた南面窟

 

次回は後編「長勝寺から光明寺へ」をアップします。

 

 

 


鎌倉の森と寺社を歩く 第9回(1月20日)「鎌倉・江の島七福神コース 後篇」 

2015-02-10 21:00:32 | トレッキング

1月20日 昼食後に江の島七福神の一つ大黒天に参拝のため長谷寺に向かう。鎌倉の長谷寺は、奈良の長谷寺を開山した徳道が736年に開創した(開基は藤原房前)。奈良の長谷寺には春、秋に訪れ桜・紅葉を堪能したが鎌倉の長谷寺は今回が初めてだ。
その後長谷寺に近接の御霊神社(福禄寿)に参拝、さらにバスにて江の島に行き奉安殿に鎮座の天女のような弁財天を拝んだ。

<鎌倉 長谷寺(鎌倉江の島七福神(大黒天)へ>

長谷寺の山門が見えてきた。門前に大きな松の木

・庭園には白梅が咲いていた

・大黒堂の奥に鎮座の大黒天。中が暗くてはっきり見えない

     

・大黒堂の前に大きな大黒様の像が。触ると御利益があるそうな

弁天洞窟の中には琵琶を手にした弁天様が。フラッシュで撮る

    

・お庭に可愛い”和み地蔵

・石段を登り観音堂へ(中は撮影禁止)

・見晴らし台から町並みと由比ガ浜

・経蔵前に咲くマンサク、紅梅

・長谷寺を後にしてすぐ近くにある御霊神社ー鎌倉江の島七福神(福禄寿)へ。本殿に参拝するも、隣接のお堂に鎮座する福禄寿は撮影禁止

弓立ての松。鎌倉権五郎景政が領地を見廻る際に弓を立てかけた

・今回の七福神巡りにプラスして特別に江島神社に参拝。赤い鳥居がお出迎え

の輪をくぐり辺津宮に参拝

奉安殿で弁財天に参拝(中の弁財天は撮影禁止)

・高台からの片瀬東浜方面の眺望

中津宮に参拝

・江の島 大橋から湘南海岸の夕日を眺める

・江の島のシンボル展望灯台

 

以上で「鎌倉の森と寺社を歩く 第9回(1月20日)」を終わります

 

 

 

 

 

 

 


鎌倉の森と寺社を歩く 第9回(1月20日)「鎌倉・江の島七福神コース 前篇」 

2015-02-07 20:12:26 | トレッキング

1月20日クラブの仲間と「鎌倉の森と寺社を歩く 第9回」に参加した。今回は2015年の鎌倉の初歩きとして7福神の祀られている名だたる寺社を巡り歩いた。最後にガイドさんの希望で江の島に向かい、奉安殿の中のビーナスのような弁財天にお参りした。

<今回巡る七福神のパンフレット>

・最初に向かったのは鎌倉五山の第四位の浄智寺。10代執権の北条師時が開基。裏の洞窟に布袋像がある

・花頭窓の鐘楼門は珍しい造り

・本尊にお参り。三仏は過去、現在、未来を表す阿弥陀、釈迦、弥勒如来

・裏の洞窟に鎌倉江の島七福神の布袋像がある。お腹を擦ると御利益があるそうだ

 旗上げ弁財天社鶴岡八幡宮境内社として鎮座している。八幡宮社を通る時に拝礼。好天なので観光客で賑わって

旗上げ弁財天社。創建は1182年。中は撮影禁止

参道橋の上に真っ白な平和のシンボルのがいた

宝戒寺は鎌倉江の島七福神の毘沙門天。北条高時と一族を慰霊のため創建

・院内の一部は撮影禁止

・庭園に福寿草が咲いていた

  

・鎌倉江の島七福神(寿老人)のおわす妙隆寺へ。1427年千葉胤貞が開基

寿老人像に参拝。ガラス越しに撮影

       

本覚寺へ。鎌倉江の島七福神(恵比寿神

     

・昼食は小町通りの食堂で。この日も小町通りは賑わっていた

     

・昼食後に長谷寺に向かう。途中道路脇に六地蔵が。罪人供養のため刑場跡に建てられた

・伝統鎌倉彫りで有名なお店(寸松堂。昭和11年建立)。鎌倉重要文化財

 

次回は後篇「長谷寺、御霊神社、江島神社」をアップします

 

 

 


日光の自然・寺社を歩く 第5回(1月14日) 後篇(東照宮&大猷院)

2015-02-01 20:35:34 | トレッキング

1月14日午後は、最初に世界遺産の日光東照宮を訪れて初詣。東照宮は徳川初代将軍家康を神として祀った神社。ここには「日暮しの門」と言われる陽明門があるが現在修復中でシートに覆われ見ることができずがっかり。
東照宮初詣の後は三代将軍家光の廟所である輪王寺大猷院を訪れ、拝殿では寒さに震えながらお坊さんのありがたい講和を聞いた。

<14日午後 日光東照宮へ>

・東照宮へ向かって広い参道を進む

・鳥居をくぐると目に入るのが五重塔

・表門(仁王門)をくぐる

・煌びやかな下神庫

・有名な三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)の彫刻がある神厩舎

・「日暮らしの門」と言われる陽明門は修復中でシートに覆われている

鼓楼

・煌びやかな唐門。想像の動物などの彫刻がある

・これまた有名な眠り猫のある坂下門

  

 ・家康の墓所

・東照宮から大猷院に至る参道脇にある重要文化財石唐門 石鳥居。江戸時代には奥社にあったものを移築

<輪王寺大猷院へ>

大猷院は家光の遺言”東照宮をまねてはならない、越えてはならない“の意に沿って金と黒を基本にしている建物

仁王門へ向かう

夜叉門の正面

・夜叉門の背面

唐門の前で大猷院について説明してくれたお坊さん。話が上手だった

・正座して寒さで震えながら講和を聞いた拝殿。中は撮影禁止

・夜叉門背面にに鎮座する4体の夜叉の一つ膝小僧の神様(犍陀羅(けんだら))

 

皇嘉門。家光の廟はこの奥にあり、立ち入り禁止

 

以上で「日光の自然・寺社を歩く 第5回(1月14日)」を終わります

次回は「鎌倉の森と寺社を歩く 第9回(1月20日)」をアップします