まさかの実家処分の話である。実家は都内の約50坪。
5月7日の母の一周忌の席で兄から「実家処分していいか?」と突然言われた。その場では、「・・・うん。」と言ってしまった。でもその日の夜に「ちょっと待ってほしい。」と兄にラインした。そのままになっていた話である。
だけど、4日前にお世話になったおじさんが亡くなった。そして、当然従弟達、おばさん達、兄とラインや電話で連絡を取り合っていた。そして、どうにか主人と二人で6日の告別式に参列するように準備していた。
そこへ一昨日の朝、兄から電話があり「うつになった・・・」と言われた。私も、さすがに放っておけなくて、病院の相談に乗ってしまった。そしたら夜に、兄から電話があり「実家の買い手がつかない。実家売れない。」と言い始めた。
そのことは、去年主人から私の実家が建築基準法違反で、「あの土地は問題があるので売れない。」と聞かされていた。その説明を私は兄にしていたが、聞く耳もたなかった。
去年の8月、だから父のサ高住入居は、私たちは心配して、反対して特養をススメていた。だけど父と兄は「貯金がなくなったら家を売ればいいだろ!」とタンカ切ってきた。そして、父の希望通りに父がサ高住に入居した。
そして案の定資金繰りに困って、「実家を処分する」と言い出し、私が「ちょっと待って。」と言っていたのに、勝手に話を進めて、実家が処分できないことわかって、兄は「うつになった・・・」と大げさに言ってきた。
一瞬兄の話に耳を傾けて心が痛んだのだけど、父も1か月前に腰の圧迫骨折で入院中であるけれど、私が口出しするわけにはいかないなと、3日悩んで思った。ケアマネジャーさんに連絡して、今の状況説明して兄と連絡取ってもらうことをお願いした。
私は、6月26日にがんのPET検査があって、すごいナーバスになっている。造影剤飲んで2時間半かかる大きな検査である。今までやったことのない最新の検査で、体調整えることに専念しないといけない。マンモグラフィーより、CTより、レントゲンより、より精密な検査で、がんの腫瘍がダイレクトにわかるようである。結果は、7月3日。それまでは私も自分に集中しないといけない。
私だって、実家の資産価値が全くないこと知って大ショックだし、入院中の父、うつ(?)の兄のことも心配して胸が張り裂けそうである。正直どうしたらいいのかわからない。今までこの問題で私は何度も何度もうつになり、苦しんだ。
でもこんな時でも、自分を第一に大事にしなくてはいけない。次に主人と仔犬のハナを大事にしなくてはいけない。私と家族を守らなくてはいけないと思う。いや、みんなそうしているのだろう。みんな自分と家族を守るのに一生懸命なのだろう。
これから、実家処分の話全くわからない。ただどうしようもないこともある。それにとらわれて、うつになったり、病気になるのももう嫌だ!私は、この問題とどうつきあっていくのか、課題である。
3日間思い悩んだけれど、恥を忍んで身内の話を書いてしまいました(^^♪