goo

2024 5/11の拝観報告2(柳原銀行記念資料館)

-
写真は、表門からの外観。
                   
9:30頃に夢の柊屋旅館を出て、現実に引き戻されるべく御池通を西へ歩きますw
烏丸御池駅のコインロッカーに荷物を預けて、そのまま地下鉄で京都駅へ。
駅から徒歩で東に向かい、10:00にやって来たのが柳原銀行記念資料館です。

5/4のまいまい京都のツアーでこちらが集合場所になりましたが、当日は閉館日。
土曜日なら開いているので、この日に来てみました。
参観は無料。
1階と裏の階段から2階に上がれます。
展示は柳原地区の歴史、全国水平社や崇仁小学校の歴史など。
先日のツアーでかなり情報が入っていたので、随分分かりやすかったです。

建物的には1階の天井がかなり細かな仕様でした。
階段の手すりなども面影がありますが、その他はかなりリノベーションされていますね。

10:20頃にこちらを出ました。
そして時間がメッチャあったので伊勢丹、そして四条に行き大丸の地下食を中心に偵察w
予想通り柊屋の朝食でお腹いっぱいになったので、この日のお昼はスルーしました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

柊屋旅館3 旧館内部

-
写真は、30号室の庭園。

お部屋に入ってしらばくすると女将がご挨拶に来られるので、そのタイミングで旧館内の開いているお部屋を3部屋解説しながら見せて下さいました。
ただしお忙しいと難しいと思うので、15時にチェックインした方がいいでしょう
私は金曜日の15:00にチェックインし、16:00~16:30頃まで案内して戴けました。
まずは入館時に家族風呂の説明があります。
玄関を入って奥への廊下を進み、左手に2階への階段の左手にあります。
向って左手が古い、右手が新しい家族風呂です。
左手の方は脱衣所が竹の格天井で、中央部分の中は自然木の板の隆起を敢えて残しています。
浴室は白基調で船底天井、左手には小川三知の大原女のステンドグラスがあります。
右手に新しい方は脱衣所は網代と駆け込み天井で茶室のようです。
浴室はシックなダークブラウンで、船底天井。
古い方よりは一回り浴室は小さいですが、高野槇の湯船は大きいです。

まずは宿泊した14号室。
奥への廊下突き当りの左手に14号室、正面奥に16号室があり、共に江戸時代のもので川端康成ゆかりの部屋です。
14号室は4畳半の次の間+10畳の本間+縁側さらにトイレと浴室が別なので、かなり広いです。
16号室は7.5畳の本間+縁なのでやや小さいです。
14号室の次の間にも床の間と床脇があり、その反対には台目畳ほどの部屋に化粧台が置いてありました。
10畳の本間は右手に床の間と床脇、正面の左手に縁側があり、お庭もL字型です。
天井は屋久杉で、これを見ながら寝ます。
縁側の左手前奥に細い廊下があり、その奥にお手洗い、洗面台、左手に部屋風呂があるので、結構大きなお部屋です。
お庭は正面には飛び石に月見燈籠、左手には苔むした手水鉢があり、しかもこの庭に面しているのはこの部屋だけです。

玄関に戻ります。
玄関を入って右手に伸びる北側への廊下を進みます。
左手にある36号室は4畳半の茶室。
戦前ここでチャップリンが呈茶をされています。
お風呂屋トイレもないので基本宿泊に出してはおられませんが、敢えて希望すれば宿泊できるそうです。
この中間部分は明治期のものです。

廊下をさらに突き当りまで進んだ左手に最大の部屋30号室があります。
こちらは昭和のものです。
入ってすぐが9畳の次の間、さらに右手に15畳の本間があります。
こちらには1番大きなお庭があり、苔の外周で中央に白砂の池。
八ッ橋などもあります。

2階へ上がります。
2階の廊下が見事な船底天井です。
廊下を南側に戻りながら、中央部分で明治になる25号室へ。
6畳の次の間に、10畳の本間。
扇面の襖に、東郷平八郎の「瑞気満堂」の額が飾ってあります。
正面と左手に縁側がありますが、床の間側の縁が途中で仕切られ、床の間の奥の縁スペースに付け書院があり、個室風になっているが面白いです。

さらに玄関の上の部分はお部屋を改修されて、ライブラリー(きれいな格天井)やイベントスペース(湾曲させた竹の天井)として今後は利用されるつもりだそうです。

また2階の奥側に進んだ階段脇の部屋は今は物置などになっていますが、
この辺りの桟の細かさや太鼓橋のように弧を描く廊下なども見落とせません。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 5/11の宿泊報告1(柊屋旅館 二日目朝)

-
写真は、14号室の庭園。
                   
柊屋旅館に宿泊の2日目。
毎日目覚ましはかけますが、もう1年ぐらい鳴ってないです。
5:30~6:00の間に自然開眼します。
この日もほぼ5:30に起床しました。
起きてすぐの5:40頃に地震がありましたw

いろいろ身支度をして、6:30から予約した新しい方の家族風呂へ。
毎日寝る前にお風呂、起床時にシャワーを浴びるので、朝に新しい方のお風呂に入りました。
こちらの方が浴室は狭いですが、浴槽は大きかったです。
全身の伸ばしてリラックス。
この間に布団が上げられます。

帰室して身支度をして、7:30から朝食。
到着時に朝食の時間(7:30~、8:00~、9:00~)と、和食か洋食かを選択。
いつも朝ごはんは7:00なので7:30を選択。
「旅館の旧館を選んで宿泊して洋食はないでしょう~~~」って選択時に部屋係さんに言ったら、メッチャ笑っておられました。

     
-
写真は、和の朝食。

朝食もね。
写真見たら伝わるでしょう。
メッチャ美味しい。
焼き魚の焼き加減が最高。
当たり前ですが、焼いてすぐに持ってきていますね。
1番に戴きました。
ご飯もお櫃の3杯分、湯豆腐も2杯半、全部戴きましたw

朝食終わりで8:45頃。
もう帰り支度をしました。
帰り支度をした上で、再び縁側の席に座ってお庭を眺めます。
L字にお庭があり、雪灯籠や手水鉢。
夜はこの雪灯籠に火が入るんです。
きれいでしたよ。
苔もきれい。
よく見たらこのお庭、この部屋にしか面してないんです。
結構大きいのに。
贅沢ですね。
いいお部屋を選びました。

9:00過ぎにお会計をします。
今回は17,7000円。
ちなみに2人だと20万ちょっとなので、2人の方が断然お得ですw
でもねTDRみたいなもの。
非現実世界を買うんです。
十分その価値はありました。

お支払いを済ませて、最後にお部屋係さんが新館の方を見せて下さいました。
9:30頃にこちらを出て、現実世界に戻りましたw

コメント ( 5 ) | Trackback ( )

柊屋旅館2 宿泊

-
写真は、川端康成ゆかりの部屋 14号室。

1泊宿泊の概要です。
15時からチェックイン可能です。
玄関から入ると、最初に共有スペースの説明があります。
玄関を入って右手奥の応接間は、椅子が複数とテーブルがあります。
こちらで休むことも出来ます。

左手の家族風呂は手前が旧、奥が新しく、部屋風呂もありますが、チェックインの際に予約しておくとこちらにも入れます。

宿泊したのは、奥への廊下をまっすぐ進んだ突き当り手前左の川端康成ゆかりの部屋である14号室でした。

入った手前に4畳半の次の間、奥に10畳の本間があります。
最初にお抹茶と柊屋のお菓子 朧月が出てきます。
この際に夕食の時間(18:00~ or 20:00~)、朝食の時間(7:30~、8:00~ or 9:00~)、朝食の和or洋、家族風呂の希望と時間を聞かれます。
部屋のテーブルの角には柊の模様があり、部屋のキーホルダーも柊の葉型です。
15:30~16:00ぐらいまでは、室内に何があるかを観察しました(文箱があったり小箱にソーイングセットがあったります)。

しばらくすると女将がご挨拶に来られます。
この16時ぐらいのタイミングで、私は女将に旧館の中を30分ほど案内して頂きました。
入室時から部屋風呂は並々と沸かされているので、旧館説明から帰った16:30頃から入浴しました。
浴衣に着替えて17:00~18:00ぐらいまでは縁側のソファーに座って本を読みました。

18:00から部屋食。
懐石料理でもちろん非常に美味しかったですし、私的には適量でした(全量摂取しても動けないぐらいいっぱいではないぐらいですが、女性には多いかも)。
20:00前に食事は終わり、古い方の家族風呂へ。
タオルなども先方にあり、40分ぐらいは入っていていいそうです。
たぶん次への片付けも合わせて1時間枠のようです。
その間にお布団を敷かれます。

21:00からも部屋で本を読んだりしてゆっくり過ごしました。
TVは本間の脇にありますが、付ける必要もないぐらい良い時を過ごせました。
結局22:30頃に就寝しました。

毎日のように5:30に自然覚醒。
6:30から新しい方のお風呂を予約していたので入りました。
朝風呂は何時からでも対応可だそうです。
この間に布団を上げて下さいます。

7:30~朝食。
もちろん和を選択。
フレッシュオレンジジュースから始まり、焼き魚、湯豆腐、小鉢3品、出汁巻き、あおさとしじみの味噌汁、かまぼこ、焼きたらこなどなど。
1時間ほど食事をしていました。

その後は身支度をして、9:30頃まで読書。
その後お会計(177,000円)して、出る前にお部屋担当の方に新館を案内して頂き、10:00前にチェックアウトしました。
最終チェックアウトは11:00です。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 5/10の宿泊報告3 最終(柊屋旅館 初日夜)

-
写真は、古い方の家族風呂。

到着時に夕食は18:00~か20:00~かを聞かれます。
僕は日常通り18:00に。

     
-
写真は、夕食。

もう説明要りますか。
美味しいに決まっていますw
写真4の茄子田楽とか好物だし、写真5の鮎うどんも鮎のすり身の付け出汁がよく合います。
写真6の時しらずも脂が乗ってます。
ナスのお漬物も最高に美味しかったです。

お食事が終わって20:00。
次は予約していた家族風呂の古い方へ(新しい方と2つあります)。
こちらは広くて小川三知のステンドグラスがあります。
お風呂枠は1時間毎にしているようです。
この間に部屋の布団が敷かれます。

お風呂から出て20:40。
部屋に帰って縁側のイスに座って読書。
結婚して子供が出来ると、「自由」と「静寂」の2つを失います。
その2つをじっくり楽しみますw
サイコ~~~www

22:00頃には布団に入って、いつもより早く就寝しました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

柊屋旅館1 予約 概要

-
写真は、玄関間からロビー。

柊屋旅館(ひいらぎやりょかん)は江戸時代に創業した京都でも有名な老舗の高級旅館です。

アクセス
最寄り駅は地下鉄東西線の京都市役所前駅。
改札を出て左手へ地下道を真っすぐに端まで進みます。
地下道の端まで来たら、左手から地上に出ます。
地上に出た目の前の左右の道が麩屋町通ですので、これへ左折します。
約40m先の右手に柊屋旅館の玄関があります。

柊屋旅館の玄関から北側が旧館で、南側が新館(2006年竣工)です。
旧館は20部屋ほどあり、中央が江戸時代で北の中央が明治時代、最も北が昭和初期の建築です。
HPから予約可能で、部屋も自分で選べます。

概要
玄関の正面には「来者如帰」の書が掲げられています。
左手に進むと玄関ロビー。
右手に2階への階段と北側への廊下、左手にチェックインカウンター、正面に奥への廊下があります。
この部分が江戸時代のものです。
奥への廊下を進むと左手に南側への廊下があり、こちらは新館につながります。
右手には応接室、左手の奥には2階への階段、その左手に家族風呂が新旧2つあります。
奥への廊下の突き当りにある14号室と16号室が、川端康成ゆかりの部屋です。

前述の北側への廊下に戻ります。
左手に4畳半の茶室の36号室、33号室、右手に34号室があり、これらは明治時代のものです。
さらに奥に進むと右手に31号室と32号室、左手奥に最大の部屋である30号室がありますが、これらは昭和のものです。

新館への南側の廊下を進むと、突き当り右手に大広間があります。
食事は部屋食でなく、こちらで戴くことも出来ます。
廊下の突き当り左手に進むと、新館のお部屋が並んでいます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 5/10の宿泊報告2(柊屋旅館 初日夕方)

-
写真は、玄関までのアプローチ。
                   
母宅によって荷物を取り、そこからは徒歩で向いました。
14:50にやってきたのが、柊屋旅館です!
この日はこちらに宿泊します。
今朝の本編 柊屋別館は、書いて保持していたら閉館しちゃって。
出しどころを失っていたので、匂わせ?!ついでに出す機会があってよかったですw

昨年は俵屋旅館だったので、自然の流れでしょうか。
柊屋旅館が俵屋旅館と違う点の1つは予約です。
柊屋旅館はHPで全室どこでも予約可能です。
まずは旧館か新館か。
僕的にはすきま風が吹こうが、雨漏りがしようが旧館です(もちろんそんなことはありませんがw)。
旧館のなかでも江戸時代からある川端康成ゆかりの部屋2つのうち、大きい方の14号室を選びました。

さて柊屋旅館の正面に立ち、扉を開けると上の写真の光景が拡がります。
もうワクワクしますよね。
玄関から入り、お部屋に案内される途中で共有スペースの説明があります。
食事が出来る新館の大広間や家族風呂です。
そして14号室へ。

     
-
写真は、宿泊した川端康成ゆかりの部屋 14号室。

こんな感じ。
次の間4畳半、本間が10畳。
次の間には台目1畳ぐらいの化粧室も付属しています。
さらに縁と縁の廊下の奥にトイレ、洗面所とお風呂。
メッチャ広いw
ちなみに天井は屋久杉です。

まずはお薄とお菓子が出てきます。
一服してヒマになったので、早速館内探検w
ロビーとか応接間を見ていたら、女将さん登場。
挨拶序に旧館を3部屋も見せて下さいました。
なかでも1番大きな30号室(昭和初期)には大きなお庭がありました。

これ終わりで16:30ぐらい。
お部屋に帰って部屋風呂に入りました。
高野槇の湯舟ヒタヒタにお湯が沸いています。
1番風呂、全身入ってザバ~~~ンとお湯が溢れる風景。
気持ちいい~~
家でやったらたぶん怒られますw

入浴後は浴衣に着替えて、本を読んでました。
静か~~~。
そうこうするうちに18:00の夕食タイムになりました。
続きは明日に。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

柊屋別館

-
写真は、庭園(現在閉店)。

柊屋別館は柊家旅館の別館として、昭和34年(1959)に創業しました。
柊家旅館よりは手頃な価格で泊まれます。

アクセス
地下鉄東西線の京都市役所前駅で下車します。
改札を出て左折し、Zest御池の地下街を約250m直進します。
ほぼ西の突き当りにある10番出口から地上に出ます。
出てすぐ前を横断する御幸町通へ右折します。
御幸町通を約250m直進。
途中で押小路通を渡った右手に柊屋別館があります。

宿泊であれば1人約2万円~5万円。
外来での夕食なら11,000円からになります。
今回は2023/2/5~2/14に企画された「泊まらず楽しむ 京の宿での懐石料理」で通常はしておられない昼食を頂けたので、その際の報告です。
2コースあり、8,800円と13,200円(サービス料・税込)。
食事開始は12時か13時開始かを選びます。

大正時代築の純和風の建物で、表門をくぐると石畳のアプローチがあります。
この奥右手に玄関があります。
玄関の左手にカウンター、正面の壁には「来者如歸」と書かれています。
これは自宅に帰りついたようにくつろいで頂きたいという気持ちを表したもので、柊家旅館と共通したもてなしの象徴です。

左右に廊下があり、左手へ。
廊下の左手に6畳ほどの応接室があるので、こちらで待ちます。
廊下を挟んで応接室の向かい側には2階への階段があります。
この階段の右手に12号室があります。
6畳間で、細長い露地のようなお庭を側面から拝見出来ます。

2階への階段を上ってすぐ正面に21号室があります。
本間には違い棚、床の間があり、左辺と奥側は庭園に面しており縁があります。
本来は宿泊する仕様なので、縁の手前側の突き当りには洗面所、右奥の突き当りにはトイレがあります。

館内の図面を見ると、玄関の右手奥にはお庭に面した2部屋が、応接室のある廊下の奥には家族風呂と、もう3室お部屋があるようです。

食事は品数が多く1つ1つの量は多くなかったので、我々的には食べやすい仕様で、もちろん非常に美味しかったです(リンク下参照)。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 5/10のランチ報告1(すっぽん大市)

-
写真は、六畳の間。
                   
朝1番からまた学会。
それが10:00まで。
もう必須のところは終わったので、早々に帰洛。

烏丸御池に寄って母宅に大きな荷物を置かせてもらい、母と12:00に向かったのが千本出水にあるすっぽん料理の大市。
江戸時代からある老舗のすっぽん料理屋です。
なかなか行く機会がなかったのですが、今回予約してみました。
お料理はすっぽんの〇鍋(まるなべ)のコースだけ。
選択の余地はありませんw
ただしこれが1人26,000円するので、なかなか付き合ってくださる方を探すのもタイヘンです。

志賀直哉や川端康成の小説にも出てくるお店。
建物も古い数寄屋建築でいい感じ。
お部屋の外に通り庭の様な細い道があり、その途中にトイレがあります。
なにか不思議な構造です。
1度全体をじっくり見てみたいですね。

      
-
写真は、〇鍋(まるなべ)のコース 26,000円。

コースの内容は事前に聞いていた通りシンプル。
まずはすっぽんの肉のしぐれ煮。
次がメインのすっぽんの◯鍋で、2回出てきます。
そしてスープで雑炊と香物。
最後に水物。

濃厚なスープが美味しかったですが、すっぽんの姿を想像しがちな方は苦手かもw
母は興味深々だったみたいで喜んでいました。
13:40頃にこちらを出て、この日のメインに向かいます。
昨年からの学会連動企画。
今年はどこでしょうか。
乞うご期待。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

金戒光明寺 蓮池院

-
写真は、表門(左)と本堂。

蓮池院(れんちいん)は金戒光明寺の境内塔頭で、源氏側の武士 熊谷直実(くまがいなおざね)によって開かれました。

金戒光明寺の表門をくぐり真っすぐに進むと、やがて左手に大きな山門が見えてきます。
これをくぐった正面に石段がありますがこれを登らず、右手へ道を進みます。
やがて道は坂になり、道なりに左へ。
すると右手に蓮池が出てくるので、この石橋を渡ります。
石橋を渡って右手に蓮池院の本堂と表門があります。

源平合戦に源氏側で参加した熊谷直実は一ノ谷の合戦で16歳の平敦盛を討つこととなり、世の無常を感じ出家します。
この辺りは歌舞伎でも演じられています。
法然上人の弟子となり隠棲した蒲生庵が蓮池院の前身です。
江戸初期に春日の局が蓮生庵を「蓮池院熊谷堂」と改築して、蓮池院となります。

表門の右手に本堂があり、「熊谷堂」の扁額がかかっています。
通常特に公開はしておられませんが、毎年3月と10月に桂二豆さんがこちらで落語会をされます。
日程は桂二豆さんのSNSでご確認下さい。
15:30から受付開始で、表門から庫裏に入ります。
玄関で受付をします。
1人1,000円です。
玄関から上がり、書院を経て右手の本堂へ。

本堂の手前半分が高座になっており、奥半分は内陣ですが幕で仕切られています。
落語は16:00開演。
まずは二豆さんが1席。
次に兄弟弟子さんなどのゲストが1席。
最後に再び二豆さんが1席を休憩なしで連続でされます。
約1時間30分で終了です。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 5/9の拝観報告4 最終(建仁寺 両足院 Spring Tea Meditation)

-
写真は、臨池亭の内部。

いもぼう 平野家本店を出て、再びシェアサイクルを借ります。
12:30頃にやって来たのが、建仁寺 両足院
この日は京都グラフィーの開催と共に、事前予約制でSpring Tea Meditationがお茶室の臨池亭でありました。

13:00までは書院で京都グラフィーの写真を拝見。
ワインのブドウ園での風景を写真に撮っていました。
13:00から庭園の臨池亭へ。
1席6名で、参加費は2,000円でした。

海外の方やリピートの方もおられ、自由な感じ。
お菓子は建仁寺のチョコレート。
お薄は6人分、すべてお点前して下さいました。
お茶碗も非常に薄く、お点前さんの手が透けて見えるほど華奢なものや、ガラスのお茶碗など変わった趣向。
お棗が鉛製なので拝見に回ってきて持ったらメッチャ重いしw
一見そう見えない外観なのも卑怯ですwww

天気も気候も良くて非常に気持ちよく、あっという間の1時間でした。

そして14:00に建仁寺の両足院を出ますが、ここから学会に京都駅へ戻る必要がありました。
いろんな交通機関を考えた結果、1番京都駅に早く戻る手段は・・・
自転車でしたw

なのでシェアサイクルを借りたままで待機にして、信号は出来る限り青優先で京都駅に向かった結果、無事14:21発の新幹線に乗れましたw

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

金戒光明寺 西住院

-
写真は、表門と枝垂れ桜。

西住院(さいじゅういん)は金戒光明寺の塔頭で、一時期谷崎潤一郎が滞在していたことがあり、枝垂れ桜もきれいです。

アクセス
金戒光明寺の三門を抜けると正面に御影堂に向かう石段がありますが、
それを上らず左手に進みます。
約70m進んだ右手に西住院の表門があります。

通常公開はしておられませんが、2024/4/12(金) 17:30〜20:00、4/13(土) 14:00〜17:00に中庭の枝垂れ桜を公開されました。

表門の右手に大きな枝垂れ桜が塀を越えて伸びています。
表門を入ると正面に本堂、左手奥に庫裏の玄関があり、ここから入ります。
庫裏から入り奥に進むと書院があり、書院の裏庭に大きな枝垂れ桜があります。
書院は4間構造で、書院の廊下の奥に網代の扉があります。
この部屋に大正14年7月~9月まで谷崎潤一郎が滞在していました。
ここから病気の濱本浩を見舞い、鹿ケ谷の和辻哲郎を訪ねたそうですが、お部屋は現在すっかりリノベーションされているそうです。

書院の表庭は表門の右横になり、大きさ枝垂れ桜はここから出ています。
またこの枝垂れ桜の横には大きな十三重石塔があります。

書院の右手に進むと本堂があります。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来像がお祀りされており、外陣の格天井には各種家紋が描かれていました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 5/9のランチ報告3(いもぼう 平野家本店)

-
写真は、店内。

再び嵐電で御室仁和寺駅~帷子ノ辻駅~嵐電天神川駅→地下鉄に乗り換えて、太秦天神川駅~三条京阪駅。
ここからシェアサイクルで八坂神社へ。
八坂神社の近くにもポートがあるので、こちらにシェアサイクルは返却。

11:20にやって来たのが、いもぼう 平野家本店です。
いもぼう 平野家本店は知恩院の南門があるすぐ近くにあります。
これとは別に近くにいもぼう 平野家本家もあります。
この辺りは説明を聞かなくてもなんかあったんだろうと察しが付くので、追及はしませんw

以前からこちらも来ようと思っていたのですが、実現していなかったので今回来てみました。

こちらは東西の細長~~いお店なんですね。
しかも結構いい数寄屋。
ただしメッチャリフォームしています。
細長~~い廊下の左右に個室が並び、最奥が広めの座敷です。

     
-
写真は、いもぼう御膳 2,750円。

食事は王道のいもぼう御膳。
いもぼうって、聞きはするけどなかなか食べたことないんですよねw
今回しっかり戴きましたが、うんメッチャ美味しいですね。
旨味が非常に詰まっていました。
量的もお値段もいい感じのランチでした。

12:00頃にこちらを出て、次へと向かいました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

金戒光明寺 瑞泉院

-
写真は、本堂から書院への廊下と中庭。

瑞泉院(ずいせんいん)は金戒光明寺の塔頭で、徳山藩を再興した奈古屋 里人(なごや さとんど)の墓所があります。

アクセス
金戒光明寺の三門を抜けると正面に御影堂に向かう石段がありますが、
それを上らず左手に進みます。
約40m進んだ右手に瑞泉院の表門があります。

通常公開はしておられませんが、桜ともみじの季節に書院でお弁当を戴けます。
詳細はインスタに掲載されます。

表門を入ると枯山水の前庭があり、玄関に入ります。
左手からあがると書院になります。
書院は田の字状に8畳間が4つあり、床の間のある右手奥の間の2面の襖絵は裏表で四季の花鳥図です。
こちらの書院で半月弁当を戴きました。
書院の左手は表の道側で、書院との間に苔のあるお庭があり、三門が借景のようになっています。

お願いすると本堂にお参りもできました。
書院の奥の廊下を右クランクに進むと中庭があり、秋は紅葉がきれいだそうです。
本堂の内陣には中央に半跏の阿弥陀如来像、右手には阿弥陀如来坐像、左手には阿弥陀如来立像がお祀りされており、内陣の天井は花天井でした。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )

2024 5/9の拝観報告2(伝心庵 KG+)

-
写真は、主屋と庭園。

京都駅の八条口のコインロッカーに荷物を預けて、再び出発w
地下鉄で烏丸御池経由で太秦天神川駅へ。
嵐電天神川駅~帷子ノ辻駅~御室仁和寺駅へ。
そこから徒歩で9:45に向ったのが、伝心庵です。
KG+での展示会場になっていました。
インスタから事前予約が必要だったので予約しています。
GWの後半に公開がなく、5/9の平日から再開だったので合わせて来ました。

2年前のKG+でも来ており、庵主さんは当時僕が来たのを覚えておられましたw
ただし当時とは参観ルートが変わっていました。
以前は正面の玄関門から外庭に一旦入り、そこから内庭、主屋でした。
しかし今回は勝手口からいきなり主屋でした。
なので今回は外庭はなしでした。

内庭から主座敷へ。
お庭や座敷に大きな写真が展示されています。
主座敷から次の間、そして4畳半の茶室。
裏の階段から2階へ。
2階では呈茶がありました。

展示されている写真はいずれも「何気ない日常の1枚」ですが、その何気なさに幸せな空気感が漂っていました。
個人的に印象的だったのはピンボケした回転寿司の大トロの写真。
値段が高いから皿の色が豪華なんです。
回転寿司で高額な皿を選んだ時のワクワク感がメッチャ伝わってきましたw

こちらも本来は10:00~でしたが、9:45着で開いていたので入れました。
そして10:15まで貸し切り状態。
そろそろ出ようと思ったところに、次のお客さんが来られました。

10:15にこちらを出て、また戻ります。

コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 前ページ