hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

GWは深大寺を歩く②〜深大寺参拝

2024-05-01 05:00:00 | 日記
(深大寺の続き)山門をくぐると本堂前に到着する。見るとお参りに並ぶ人がたくさんいる。やはりGWである。後ろに並んでしばらく待つ。


一度に4〜5人で手を合わせるのだが、ふと聞いていると手を叩く人が、ここはお寺だから柏手はいらないと思いつつも、若いのにお寺に参拝とは感心と赦している自分がいる。家族の安寧、特に怪我や病気にならないようにと50円でしっかりお参りした。



たまにしか来ないのだからと寺務所に行き、御朱印を頂く。いつの間にか御朱印は500円が定価になり、しかも御朱印帳に書いてもらえない。これもコロナ禍なのか。こちらでは3種類、ご本尊の無量仏、国宝の白鳳仏、元三大師の厄除けである。前回は元三大師だったからと白鳳仏にした。

白鳳仏が国宝となった際に御堂を造る話があったが、これもコロナ禍で延期されていたようだ。こちらの再開の告知と寄付の依頼のパンフレット、これもアニメになっていた。

元三大師堂に向かうが、途中にあるナンジャモンジャの木が満開、溢れるほどの白い花が付いている。例年この時期に来るのだが、ここまで綺麗に咲いているのは初めてである。

元三大師堂にも人が多い。この建物は1867年に本堂をさしおいて復興されたほど当時は元三大師が多くの信者を集めていたのである。以前にこの御堂の中に入り、秘仏である元三大師像に手を合わせたことを思い出す。



そう言えば以前ここに元三大師と千手観音の石仏が置かれていたのだが、位置が動かされたようである。

最後に白鳳仏をお参りする。白鳳仏は正式には『銅造釈迦如来像』、飛鳥時代7世紀〜8世紀頃に作られたもの。数奇な運命を辿り、元三大師堂の須弥壇下から1909年に再発見された。旧国宝に指定されていたが、1950年に文化財保護法で重要文化財に指定替え、再び2019年に国宝に指定された。今は香薬師像(新薬師寺、盗難に遭い今は不明)、夢違観音像(法隆寺)とともに白鳳時代の代表的な仏像と言われている。お賽銭を投げて手を合わせた。(以下、次回)


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