お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

聖徳太子を訪ねて その4

2023年10月08日 | 仏教


 今回、旅の最後は奈良県葛城市の當麻寺へ。
 真言宗と浄土宗並立寺院。
 副住職さまのご案内で、伽藍三堂と、お一人で手入れなさっていると言われるお庭めぐり。
 副住職さまは高野山でご修行なさったとのこと。
 開基は聖徳太子の異母弟・麻呂古王とされる。
 中将姫(藤原鎌足子孫の姫君)が當麻寺で出家され、極楽浄土を願い、「観無量寿経」の仏法曼荼羅(4m四方)を織り上げられた。
 その曼荼羅で有名。
 今は、その曼荼羅は宝物館に保管され、曼荼羅を正確に移した絵が代々伝えられている。
 中之坊に縮小された曼荼羅がかけてあり、僧侶による曼荼羅の絵解き(解説と声明)もありました。

 源平合戦の折、平氏が當麻寺にも火をつけましたが、後、源頼朝が寄進したと言われる須弥壇がありました。



 写真↑は日本最古の梵鐘。

 こうして、多くの皆さまのお蔭様で、有難い感動の2泊3日の旅を終えました。
 素晴らしい先輩方とご一緒させていただいて仕合せでした。
 グループ最高齢はもうすぐ90歳の女性。ウオーキング欠かさず、今も若い方々とゴルフをなさっているとのこと。かかりつけ医もなく、湿布薬以外、薬とは無縁。階段もサッサと上られる。よく食べ、お酒も強い、どう見ても70代にしか見えない方。グループ最年少の私が1番老けていたかもです。

 今回、モントトラベル(門徒旅行社・東本願寺住職が立ち上げられた旅行社)を初めて知りました。
 国内外の仏教遺跡巡りなどお世話くださる旅行社で、旅費も詳細明瞭。
 今回、新参者の我々夫婦以外の皆さんはインド仏跡旅行以来の長いお付き合いの添乗員Mさんのインドはもちろん、海外のお話も面白かった〜
 お世話になりました。
 さて、今回、初めて知ったこと。
 聖徳太子は178cmの長身だったそうですよ。
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 聖徳太子を訪ねて その3 | トップ | 2023年10月の言葉 その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿