かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

再々「刑事モース」

2023-06-18 17:09:14 | テレビ番組
田舎暮らしをなるべく経済的に過ごせるよう母が死んでから電力契約から電話やネットワーク・テレビ等の契約を見直した。一人暮らしの高齢者にとってテレビはとても大事で、特に2カ月前に病気してから家に籠りテレビが更に重要になった。しかし、上記理由で番組の選択が限られていた。

先週日曜日に新聞の番組欄を見てると、普段見ないBS11に「刑事モース」の名前を偶然見つけた。数年前に東京の自宅でWOWWOWチャネルで家内と刑事モースの再放送を見るようになった。英国で人気の刑事番組で珍しく家内と好みが一致して、二人で犯人の当てっこをした。英国の刑事番組は他にも沢山あり、概して出来が良く少なくとも我々にとっては好みだった。

だが、田舎の実家では有料のサービスは全てキャンセルしたのでモースを見ることは出来なくなった。日曜日の午前中はBS11で再びモースを見る時間になった。従来ならば山裾歩きかサイクリングに出掛けるか、昨年までならジョギング、数年前までならバドミントン大会に出た。

先週「刑事モース」を見た時、すぐに以前見た再々放送だと分かった。東京にいる間に再放送を何度も見た記憶もある。だが、全然問題なかった。番組の所々に記憶のあるシーンが出てくるのだが、番組の大まかな筋や肝心の犯人まで記憶がなく、新しい番組と同じように楽しめた。

実は、東京にいる時に家内と再放送を複数回見た時にも同じことが起こった。私が番組の粗筋を忘れて見ている時に、彼女は記憶は確かで私に指摘することが何度もあった。しかも、番組の何でもないシーンが後で明らかになる犯人を示唆するものだと解説までした。

私の記憶力の衰えのせいか、或いは認知症が徐々に進んでいるのかと思った。だが同時に、彼女は若い頃から自宅に招いた私の同僚や友人の名前をよく記憶して驚かされた。多分、遺伝的にそういう才能があるのだろうと思った。今になってもその才能の差が続いていると思う。彼女は政治家には極めて重要な才能だと言った記憶だけ残っている。私にはない。

しかし、そのお陰で何度見ても「刑事モース」や「刑事フォイル」「ルイス警部」等を新鮮に楽しめる。しかも無料で。番組の筋は忘れるけど、好みかどうかは明確だ。日本や米国の刑事ドラマではダメなのだ。ネットによると、「見始めたら止まらない癖になる」のだという。私もそうだ。■

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最善の意思決定 | トップ | 悪夢の再来 »

コメントを投稿

テレビ番組」カテゴリの最新記事