かぶれの世界(新)

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米語が聞き辛くなった

2023-04-01 22:46:57 | 日記・エッセイ・コラム
録画したイギリスの人気刑事ドラマを毎日見てると、時折だが単語が聞き取れるようになったと感じた。たまに言葉の方が字幕より先に聞こえる時がある。そんな時に「英語」が聞き分けられたと実感する。一方、最近は殆どハリウッド映画は見なくなり、「米語」を聞き取れなくなったと感じる。

私は50代半ばに米国の子会社に赴任して4年弱米語の世界で過ごし米語を身につけた。私の年齢で身につけた米語は、当時の日本人スタッフによると、文法は滅茶苦茶で単語を繋げていたという。それでも仕事は出来た。TOEICは赴任前730、帰任後900点だったと思う。

だが、帰任後24年経過した今の英会話(米語)の実力は、多分赴任前のTOEIC700点程度に戻ったと思う。後期高齢者になった私の記憶は若い頃は思い出せても、老人になって得た記憶は殆ど思い出せない。極端に言うと昨日聞いたことを忘れてしまうのだ。

上記のようにこの数年見続けた英国の刑事ドラマ「刑事モース」や「刑事フォイル」でより頻繁に字幕付きの「英語」を聞いた。会社勤め頃に極まれに英国の会社と打合せをした時、意外にも彼等の言葉が分かった。ところが、彼らが仲間通しで喋っている時は全く分からなかった。

退職直前の2000年頃に家内とニュージーランドを旅行した時、スコットランド出身のバスガイドの英語が酷くなまって聞き辛かった。数年後に英語塾に通った時そのことを講師に伝えると、彼女が血相を変えて否定した。気付かなかったが彼女もスコットランド出身だった。

上記の英国人は仕事上日本人と話す時は我々が理解できるように、「米語」風に喋ってくれたと思う。日本人だって仲間通しでは出身地の訛りのある言葉で喋り、他人とは標準語で喋るのはよくある話だ。テレビが普及した今は若い人は標準語を喋るようになったらしいが。もし、今英国人と打合せしたら「英語」が聞き取れるかもしれない。■

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