草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

保守同士が罵倒し合っているときではない

2024年03月31日 | 祖国日本を救う運動
 だから言ったではないか。清和研は岸田首相と親中派にしてやられると。安倍さんの言うことにも耳を貸さず、突っ走った結果がこのざまである。
 最大派閥だから岸田首相から優遇されると思ったのが勘違いのはじまりだ。旧統一協会をめぐって槍玉に挙がり、今度は「裏カネ」問題で、塩谷立、下村博文・両元文部科学相、西村康稔・前経済産業相、世耕弘成・前参院幹事長の4人は「離党勧告」という厳しい処分になりそうだ。
 自分が所属する岸田派も無傷ではないのに、岸田首相は何もなかったかのように処理しようとしている。清和研が狙い撃ちされただけなのである。
 そうでなくても、自民党の支持基盤はガタガタである。日本保守党や参政党が登場して一部食い込んでいるほか、国民民主党や維新の会を支持する人たちも増えている。
 世界は日本が対中政策で身構えるのではと思っていた。安全保障や経済の面でも、中国の脅威が日々高まってきているからだ。エアマニュエル・トッドが日本の核武装に理解を示しているのは、そうした背景があるからだろう。
 しかし、今の日本は保守ですら一本化していない。こんな体たらくでは、戦わずして敗れるだろう。何としてでも一致点を見出し、できることから手を付けるべきだろう。保守同士が罵倒し合っているときではないのである。

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