思うまま

考え中。

自粛生活をどう過ごすか。

2020年04月24日 | Weblog

先の見えない新型コロナウィルスによる自粛生活、ここまで長引いてくるとさすがに気持が滅入ってきます。テレビをつければ殆どのTV局はコロナに関する話題です。こういう時期何をすべきか試行錯誤を繰り返しています。

朝はやはり気になりますのでTVのニュースを観ますがその後は録画してためていた私好みの番組を見ることにしています。もっぱらラジオを聞いています。

そんな時に妹からラインが入り女優の岡江久美子さんがコロナウィルスによる肺炎で亡くなったそうよ、一瞬信じられませんでした。病気などの印象が感じられない明るいキャラクターの女優さんという思いがありましたので、初期の乳癌手術後の放射線治療中で免疫力が落ちていたのがコロナ感染になったとの報道をみて、コロナの怖さを改めて知った次第です。感染から亡くなるまでの速さがそれに拍車を掛けました。徹子の部屋でかつての元気なころの明るい彼女の様子をみていたらたまらない気持ちになってしまいました。感染から身を守る先の見えない恐怖ですね。

自分なりのここ2か月の生活を振り返って見ました。

季節の設えを4月になった早々に5月人形を出しました。気持ちだけでも明るくなるようにそれでも3月のお雛様のようにはいきません。やはり地味目になってしまいました。飾る所はいつもの2か所。

毎朝眺める我が家の庭の花達が私に元気をあたえてくれます。今年はライラックの花が見事に花をつけてくれました。

手入れもしてあげていないのにこちらも頑張ってくれています。

前々から気になっていた断捨離をこの時期に取り組もうと思い立ちました。夫を送ってから15年の月日が経ちました。箪笥、クローゼットには着る当てもない衣類がわんさと残っています。きっかけを失くしてしまったのもありますがそのうちそのうちが今に至っていました。ひょんなことから見つけた記事が後押しをしてくれました。

購読している雑誌に載っていた”古着を送ってワクチンを”このキャッチフレーズです。一口3980円で古着を入れる袋を購入します。段ボールではなくしっかりした袋です。それに詰めるだけの衣類をいれて事務局に送ります。宅配業者が取りに来てくれます。購入1口につき15人分のワクチンを寄付することができます。ワクチンはミャンマー、ブータン、ラオス、バヌアツなどの子供たちに届けられます。衣類はインドに送られて女性たちが選別作業を行い、170種類もの品目に分類その作業で現地の雇用を生み出します。選別された古着は開発途上国に送られ安価に販売されます。

これを見た時に単にゴミとして処分しなくても良いのだと、夫の遺品が生かされるんだと思ったら急に意欲が湧いてきました。ついでに私のものも処分しようと思い立ちました。まもなく紙袋が届けられました。

詰められるだけ詰めてくださいと言われています。バッグ、靴もオーケーです。翌日宅配業者の方が受け取りに来てくれました。永年の気持ちが一気に解消しました。夫のネーム入りのジャケットがどんな国の方が着てくれるのでしょう、喜んでくれますよね。夫の写真に報告しました。

家族写真の整理はだいぶ前に済ませましたので次に我が家のため込んである書類の片付けです。書類を見ていると我が家の今まできた歴史が感じられます。明らかに処分していいものの通知書、古い通帳、わからないものはネットで調べたり役所、税務署に聞いてみました。結構この時期断捨離している人が多いらしく問い合わせがあるそうです。

もう一つは食器棚の器の整理です。これは考えて処分は辞めました。気に入って集めたものに囲まれる暮らしまで片付けるのはどうしても出来ません。私が使えなくなったら家族にしてもらうことにしましょう。

”もしもの時に家族も私も安心”と名付けられたノートに少しづつ記していく作業をしていくつもりです。

ここまでしてみて感じたことはものを片付けるということは気持ちを整理することに結びついていくのだなと思いました。この時期訪ねてくる人もいないので集中して出来ました。

片付けおばさんばかりしていたわけではありません、自分一人のための美味しい料理も作ります。こちらがそうです。

この肉味噌は、ご飯の上に肉味噌を乗せてレタスでくるんでいただきます。豆板醤、コチジャン、オイスターソース、ごま油で味付けしたあるので辛みが効いてビールに合うのです。片付けていた時に出てきた古いCDを聞きながら一人酒も楽しみます。

図書館で日頃あまり読まない作者を無作為に選んで読みました。今は図書館は休館なので自分の気に入った本を読み返してみようと思っています。

この自粛生活いつまで続くか先は読めませんが落ち込まないように気分のバランスをとりながら過ごして行こうと思っています。

 

 

 

 


新筍をいただく。

2020年03月31日 | 料理

このところの新型コロナウィルス騒動ですっかり生活スタイルが変わってしまいました。朝刊を見れば昨日の陽性感染者数が目に入ってきます。

27日にはコメディアンの志村けんさんが亡くなったと報じられました。

これには大変なショックを受けました。重篤とは報じられてはいましたがまさか亡くなってしまうとは今更にコロナ菌の怖さを知らされました。発症から亡くなるまでの早さにも驚きでした。

政府のほうからは不要不急の外出を避け自粛をするようにとの要請を漠然とは受け入れていました。ますます家に閉じこもりの毎日になっていきます。元々家でゴソゴソと用をするのは嫌いではないのですが、それも限界があります。

そんな時友人から出かけてこない?お誘いを受けました。おしゃべりも大好きなのです。彼女の家の真ん前が小さな公園になっていて桜が満開というのです。家に居ながらにして桜が見られるなんて。公園に面した窓を開けると見事な桜です。

この桜並木は唐沢堤沿いに駅まで続くのです。嬉しい今季初めての桜見物です。

帰りにはビッグなお土産をいただきました。ご主人の実家がある熊本から送られてきた新筍です。嬉しいな、包んである新聞紙もまだ湿り気が残っているほどの新しさです。

早速皮を剥いて米ぬかと赤唐辛子を使って茹でます。皮を剥いていても新鮮さがわかります。これ買ったら高いだろうなー。これだけ剥いても1キロはありました。

アクをすくいながらたっぷり時間をかけて茹で上げます。

そのままさまして水に浸します。

明日は孫のT君が来ますので筍ご飯を作ってあげようと思います。

T君初物だよ。


クリスマスローズ満開になりました。

2020年03月14日 | 

自宅で過ごすことが多い昨今です。

いくつか参加しているサークルもお休みになっています。

膝の調子もあまりよくないので5年ほど入っていたカーブスも退会してしまいました。上半身だけでもマシーンを使って頑張ってみたのですがやはり中途半端な気がして思い切りました。家の中で色々情報をみながら自分なりに身体をうごかしています。ウォーキングが出来ないのが少々物足りないのです。

花が盛りになる時期に向けて毎日少しづつ庭の手入れをしています。膝を屈めながらの草取りは結構きついのですが雑草が茂る前にと頑張っています。

毎年2月までに強い剪定しておいた薔薇が少しづつ芽を膨らませています。

ここは薔薇のコーナーにしています。お気に入りが8本。

塀に沿って水仙が咲き始めています。ペチコート水仙(原名バルボコディウム)

といいます。

アップにしてみるとこのようです。一本紛れて咲いているラッパ水仙が子供を見守る母親のように見えます。

春に先駆ける我が家のメイン、クリスマスローズが満開を迎えました。

一株が大きいので結構見栄えがします。来シーズンは株分けをしてもう少し増えればと思っています。

もう一本楽しみにしているのがこちらのライラックです。微かに香るピンクの優しい花が咲きます。蕾が沢山ついて開花が待ち遠しいです。


孫を預かる

2020年03月13日 | 家族

新型コロナの影響で孫の小学校も休校になっています。

週の何回か我が家に来ます。自粛ともなりますとお出かけするわけには

いきませんのでママとの約束事を入れながら一日の予定をたてます。

黙っていても勉強にまず取り掛かります。低学年の時のようにいつ始めるの

と何回も声を掛けていたのが嘘のようです。量も多くて大変そう。

私もその間家事を片付けます。

10時のおやつ。

この後図書館に行って本を借りてきます。テーマを決めて10冊借りてきました。

ついつい、ばあばの甘さを出してフィギュアを買ってあげてしまいました。

本はそっちのけでフィギュアに取り掛かります。

すっかりリラックスタイム、まあ、しょうがないわよね。

彼の指定席です。

午後はママとの約束の一日1時間のユーチューブタイム、

私には全然理解の出来ない歌とリズムに乗っています。

 

少しは外の空気に触れなくてはT君ランニングしようよといって我が家のご近所を

ランニングすることにしました。ほんとに人の気配がしません、元気有り余る彼

にはついていけませんが汗をかいて気持ちよさそう、この体力の発散の仕方考えな

くてはね。ばあばが相手では限界もありますよね。

この感染拡大の様子だと休校も延長になるのではないでしようか。

皆が自覚してこの大変な時期を乗り切らなくてはいけないのでしょうが

何とも複雑な思いで、孫を見守ってしまいます。

明日は登校日、友達に会えるのが楽しみだといっています。


長い長い三か月間です。

2020年03月08日 | 歳時記

ブログ投稿をはじめてからどのくらいになるかは定かでは在りませんが年が明けて3月になると毎年のように使うフレーズがあります。

一月行く、二月逃げる、三月去る。本来の意味は正月から三月までは行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを調子よくいったものと言われますが私は自身の怠け者の言い訳に使っておりました。

今年は年の初めより体の調子を崩していたので家に籠ることの多い毎日でした。それが落ち着いた頃に新型コロナウィルス騒動です。自粛、自粛の声がある中、外出も控えサークルも休会です。

いつまで続くこの陰鬱な空気、一日も早い終息宣言を待ち焦がれます。

我が家の唯一のコーナーで季節の移ろいを設えております。

一月           二月

 

三月

狭い一画なのですが、私のホッとするところです。何対のお雛様があるのでしょうかすべてが思い入れのあるものです。

3月3日が終わるとすぐに片付けないと娘の嫁入りが遅れるといわれますが土地柄旧暦での雛祭りなのでこのまま暫く飾っておきます。行き遅れを心配する娘もおりません。

図書館に本を借りに行ったときにこんなコーナーを見つけました。

深谷市が推薦する作家5人として向田邦子、川端康成のコーナー

になっていました。私の好きな向田邦子さんなので始めに決めていた本を辞めてこちらの本を借りてきました。

これを返すまでに図書館が休館になりませんように。

 

手入れをまるっきりしていない庭にクリスマスローズが咲いていました。

柿の木をぐるりと取り囲むように下向きに咲いています。

自然交配で色が5色ぐらいになっています。一雨来たら葉も花も活き活きするのでしょうに今シーズンは我慢してね。

 


七草粥

2020年01月08日 | 歳時記

おかゆは元来あまり好きではないのですが、年明けの行事として一応

欠かさず作っています。といっても七草をそろえるなんてことはしません。

正月に食べ過ぎて疲れた胃を休ませるためにが理由です。

年のせいかもしれませんがおせちやお酒もこのところ食べ過ぎるなんてことは

ありませんね。お正月料理も3が日でほとんど片付きました。息子家族のお蔭です。

色彩的にあまり美味しそうではありません。それでもお米から土鍋で炊いたので

お味はそこそこ美味しかったです。

ガラス越しに同じように食事をしている輩を見つけました。

我が家の庭を独り占めにしているひよどりです。私はギャングと呼んでいます。

これはメジロのために用意してあるみかんなのです。

殆ど食べ尽くしてしまったあとメジロがつがいでやってきました。残り物を一生懸命ついばんで

いる様子を残念ながら撮り損ねてしまいました。

待ちわびているジョウビタキは一度見ただけで中々やってきません。

猫とヒヨドリのせいと思うのですが、ひたすら待つしかありません。

 

予約しておいてきた本をようやく読み終えました。

篠田節子の鏡の背面です。

新聞で紹介されて興味のある本は図書館で予約をします。

9月に載っていたのですから手元に来たのは12月10日ぐらいでした。

予約人数7番目でしたが必ず連絡してくれるところが嬉しいです。

本紹介の欄に日本のマザーテレサになりすました女性の謎を追う長編サスペンス。

とうたっていました。こういう類の本は選ばないのですが内容の深さに惹かれて

読み始めました。登場人物一人一人の人間の内面を掘り下げていく展開に暮れの忙しい

のを忘れて嵌ってしまいました。最後まで読んでタイトルの意味を理解できた

何とも疲れた読書感でした。2週間が借用期間なのですがゆうに過ぎてしまいました。

次の方申しわけありませんでした。昨日返却してきました。

次の本も予約してあります。今年も読書三昧になりそうです。

 


明けましておめでとうございます。

2020年01月02日 | 歳時記

新年おめでとうございます。

令和2年の静かな元旦を迎えることができました。

無理をしないで毎日を大切に過ごすことを心掛けたいと思います。

初詣を済ませた息子家族が新年の挨拶に来てくれました。

皆、健康で明るく過ごしましょうね。ささやかな手作り料理で乾杯。

一人ではこなし切れない料理も気持ちの良いくらい食べてくれました。

家族で食卓を囲むということはこういうものだったのね、自分の子供の頃

豊かではなかったけれど母の正月料理を賑やかに姉妹弟4人で屈託なく楽しく

すごした正月を思い出してしまいました。

 

明けて2日は一人のんびりの一日です。

昨日の料理の残りを適当に並べて熱燗をつけて箱根駅伝の観戦です。

誰にも邪魔されない至福の時間です。

 

これからの一年、タイトル通りの思うままに綴っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。


大晦日

2019年12月31日 | 歳時記

毎年のことながらあっという間の一年でした。

歳を重ねると一年が経つのがより一層早くなるといわれていますが

益々実感しております。

昨日の30日にはこの近年恒例になりつつある息子の暮れの我が家の

掃除の助っ人、今年は孫のT君も一緒です。

お嫁さんが出勤なので自分の家の掃除は昨日家族で済ませたそうで

一夜飾りにならないようにと30日に予定をとってくれました。

玄関を掃除して松飾、神棚飾り、天井灯の掃除、ベランダ、物置までも

手際よく済ませてくれます。換気扇とレンジまわりもさぼりの言い訳を

する私を聞き流しながら黙々と済ませてくれました。

本当にありがとう、感謝、感謝ね。お仏壇の掃除をしながら夫に報告です。

何年か前までは偉そうに母親風を吹かしていましたが今ではすっかり潜めてしまいました。

 

明けて今日は大晦日、おせち料理は少しづつ、準備をしていましたのでT君のリクエストの

お煮しめと春巻きの準備をして珍しく早めに終わりました。

年越し蕎麦の天婦羅とおつゆも出来上がり。行く年来る年を聞きながら一人年越しそばを

いただきます。

 

令和になって早々に災害に見まわれた年になりました。知人にも被害を受けた人もいます。

そして昭和を生き抜いて沢山の感動をもらった多くの人たちの訃報にも接しました。

私の中にも記憶に残る年になりそうです。

 

私事では膝の痛みに悩まされる年でもありました。昨年は白内障の手術今年は膝と

加齢による身体の衰えは致し方ありませんがこの膝の爆弾は何とも致し難しです。

やる気行動力にブレーキがかかってしまいます。

痛みが強い時はヒアルロン酸注射と痛み止めのロキソニンで抑えていたのですが

ここのところ和らいでいたので油断をしてしまいました。

あーあ、正月休み明けは病院行きで始まります。でもこれしきぐらいのことで

めげてはいけませんね。

迎える年が穏やかになることを期待して一年を締めくくりたいと思います。

拙いブログにお出でいただきましてありがとうございました。


鬼柚子の砂糖煮

2019年12月23日 | 料理

友人から鬼柚子をいただきました。

先日作った柚子ジャムに比べると何倍もの大きさです。

比較したのがこちら。

チョット笑ってしまうのがこちら。こんな表情の人いそうではありませんか?

誰とは言いませんが私の近くにもいそうな気がします。

 

この暮れの忙しい時期に手の掛かるものを作りたくはないのですが生来の貧乏性で

ほおっておくことができないのです。皮をきれいに洗って、実と皮と袋を別々にして

輪切りにして、果汁と砂糖を溶かした液に一晩漬けこみそれを煮詰める。

考えただけで面倒くさいと思うのですが性分ですね。

このように出来上がりました。

渋茶、紅茶、コーヒー何にでも合います。

左のようにジップロックに入れて冷凍しておくと味も変わらず美味しくいただけますが

毎度のことながらその前に食べきってしまいます。

やっぱり作ってよかった。チャンチャンです。


柚子ジャムと餅っこ

2019年12月21日 | 料理

我が家の庭に息子の小学校卒業の時の記念樹の一年柚子があります。

年数的には相当経っています。枝振りも小さいし実もあまり付かず少ないながらも

毎年薄く切ってはちみつ漬けにしたり柚子湯に入れたりするのに使っていました。

ちっとも実が付かない用なし柚子、文句をつけていました。

その文句に反抗するように今年は今までより随分多くの実をつけました。

手は掛かるかもしれないけれど柚子ジャムを作ってみることにしました。

取り掛かってみたけれど小粒なので大変です。

皮、実と袋、種この3つに分けて皮の部分を薄く刻み一晩水に漬け込み翌日煮詰めます。

苦労の甲斐あり甘みも品よく出来上がりました。

トーストにして薄く塗っていただき。美味なり。やっぱり手を掛けたものは最高です。

 

次は蘇った餅っこです。

というか2度試しても餅が突きあがらず寿命と諦めて使用済み小型家電の回収に

出そうとしていたところ回収日に出し損ねて来月まで持ち越すことになってしまいました。

捨てる前によし、もう一度試してみよう、失敗覚悟でモチ米1キロ買ってきて

再挑戦してみました。

一晩以上水に浸して、水切りも十分にして仕掛けました。

何なのよう、美味しそうなモチ米の蒸されたいい匂いがしてきます。

半信半疑で突くのボタンを押してみます。グーンと力強い音がしてきます。

何なのよう、このように出来上がりました。見捨てようとした私への反骨心?

お正月用の切り餅が出来上がりました。

 

餅っこよ、おぬしもか。などと一刀両断にこき下ろした私への反骨精神?

いずれにしても捨てないでよかった、美味しい柚子ジャム作れて良かった、

何とも何ともの心境です。