奄美自然観察記

高のフィールドより

2羽で渡来  ハシブトアジサシ

2024-06-01 17:31:37 | 鳥類

今日から6月、夏ですが奄美は梅雨真っただ中、どんよりした天気が続いています。北部へ出かけたついで、大瀬海岸に寄ってみました。ウズラシギやトウネン、コアオアシシギなどが採餌している近くで、2羽のハシブトアジサシがいました。ハシブトアジサシは、一見ベニアジサシにも似ていますが、名前のとおり黒くて太いくちばしをしているので遠くからでも識別でき、この時期毎年のように単独または数羽で訪れています。しばらく休憩していた後、2羽一緒に飛び立ち、上空から急降下して岩礁にいるカニなどを捕食していました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうら6月、夏だりょんば、わきゃ島やながしぬ真っただ中、どん曇りぬ天気ぬ続しゅりょっと。にし方ちいじゃんついで、大瀬海岸ちゆてぃにょうた。ウズラシギんきゃトウネン、コアオアシシギんきゃぬ、かみむんとぅむぃかたしゅんどろぬ近さじ、たあちぬハシブトアジサシぬうりょうたが。ハシブトアジサシや、ぱっとぅ見ベニアジサシにだか似しゅりょんじゃが、名前ぬとうりくるかしふてぇさんくちばししゅりょんかな遠、とぅうさらでも判てぃ、くん時期毎とぅしにし、ちいちっくゎかいくちかし、渡てぃちゅりょっと。いっとぅき休憩しゃん後、たあちまあじんとぅび立ち、てぃんらあっただんまとうびうれぃてぃ、石がんぱらじうんガンぬきゃば、とうてぃかどぅりょうたっと。

 


やはり格好いい幼虫  フタオチョウ

2024-05-31 17:43:04 | 昆虫

今日で5月も終わりですね。あいかわらず雨が降ったり止んだりの梅雨らしい1日です。知り合いの方から連絡があり、フタオチョウの幼虫を観てきました。去年と同じ場所の食樹・ヤエヤマネコノチチの葉に、1匹の幼虫がじっとしていました。昨年のこの時期に初めて幼虫を観て以来、その4つの角が生え、燃えるように見える頭部に、思わずおおっ!と声を上げたほどでした。何回見てもやはり格好いいと、見とれてしまいます。ところで観るときはいつもじっとしていますが、知り合いの方が見せてくれた動画には、夜に旺盛に葉を食べている様子が映っていました。夜にたくさん食べて、昼はお休み時間が多いようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうし5月だか終わりだりょうりや。いちんけんにし、あむぃぬ降たり止またりぬ、ながしらっしゃん1日だりょっと。どぅしぬむぇら話ぬあてぃ、フタオチョウぬくゎっくゎ虫ばにしきょうたっと。くぅずぃだか同じどろぬ食樹・ヤエヤマネコノチチぬ葉じ、ちいちぬくゎっくゎ虫ぬ、よおりっくわしゅりょうたっと。くぅずぃぬくぅん時期初むぃてぃくゎっくゎ虫ばにしっから、うんゆうちぬ角ぬむぇーてぃ、むぇーとぅんにしにゃあれぃんかまちちに、はぁげぇぇぇ!ち、くぅいばあぐぃたんほどだりょっと。何くゎいにしんもだかいちゃりや~ち、にいほれぃてぃしまゆりょっと。がしゃしゅんば、にゅんとぅきや、いちでんよおりっくゎしゅんじゃが、どぅしぬにゃあしくれぃたん動画じや、ゆるひっただか葉ばかどぅんどろぬ映さっとぅりょうたっと。ゆるいっぱいかでぃ、ひんまや休み時間ぬふうさんにししゅりょっと。

 


海岸の絶壁に咲く  ボウラン

2024-05-30 17:46:04 | 植物

再び梅雨空に戻りましたが、雨はそれほど降りませんでした。北部海岸の切り立った岸壁に数株のボウランがあり、花も咲いていました。ボウランは、昔は集落の海岸近くの墓のそばにあるリュウキュウマツに群落をつくっていて、よく写真を撮ったりしたものでした。その後に観た森の中で咲いているボウランには、ちょっと違和感を覚えました。まぁそんなものかと思っていたら、今度はもろ海風の当たる海岸の絶壁にあることも分かりました。ちょっと過酷にも思える環境で生きていけるのは、水分を保つことのできるあの棒のような葉に秘密がありそうです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

また、ながし(梅雨)空ち戻りょうたんじゃが、あむぃやうがしがれぃや降りょうらんたっと。にし方ぬうんぬ切り立ちゅん岸壁じ、いくちかぬボウランぬあてぃ、花だか咲しゅりょうたっと。ボウランや、昔や集落ぬうん近さぬ墓ぬぶちじあんマチギィじまぐんしゅてぃ、ひった写真ば写しゃりしょうたんむんだりょっと。うん後じにしゃん山ぬ中じ咲しゅんボウランにや、なありしゅうだかんや~ち思たりしょうたっと。あげぇ~がしゃんむんんかいや~ち思てぃうたっとぅ、今度やむるうんぬかじぬ当たりゅん浜ぬぶちぬ絶壁じあんくぅとぅも分かりょうたっと。なありむちかしゃんち思われぃんどろじも生きちいかれぃんや、むじばたむぃてぃうかれぃんあん棒にししゅん葉じ隠さっとぅんかも分らんど。

 


林道脇で眠り始める  イノシシ

2024-05-29 17:20:43 | 哺乳類

今日は昨日の大雨から一転、早朝から青空が広がり、まさに五月晴れといった風情です。林道脇で、鼻先で土を掘り起こし餌を探しているイノシシ(亜種リュウキュウイノシシ)を観ました。疥癬にかかっているようで、毛並みもよくないようです。あまり餌がなかったのか、草も食べていました(写真1枚目)。そのうち林道の日当たりのいい反対側に移動すると、ゆっくりと腰を下ろして寝てしまいました(写真2,3枚目)。これまでも林道脇で寝ているのは何度か観ていますし、私も森の中で時々ひと眠りすることもありますので、気持ちはよく分かります。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうやきぬぬ、ううあむぃと反対に、ひかんまふぇっさら、おおさんてぃんぬ、ひるがてぃ、ちゃど五月晴れちいゅんだっかだりょっと。林道ぶちじ、鼻先しみちゃばふりがちな、かみむんばとぅむぃからしゅんシシ(亜種リュウキュウイノシシ)ば、にょうたっと。疥癬ち、かあとぅんくぁんぶぇし、ひぎぬむぇー方だか、いっちゃありょうらんど。あんましかみむんぬねんてぃがぬ、草だかかどぅりょうたが(写真1枚目)。うんうち林道ぬてぃだん当たりぬいちゃん反対側ち行じ、よおりよおりくぅしばうれぃし、にぃぶてぃしまようたっと(写真2,3枚目)。なまがれぃも林道ぶちじ、にぃぶとぅんや何くゎいかにしゅりょんじゃが、わんだか山ぬ中じ、とすきどぅきちゅ眠りしゅんくとぅだか、ありょんかな、気持ちやむる分かりょっと。

 


風雨の強いなか、くちばしの横振り採餌  セイタカシギ

2024-05-28 17:33:37 | 鳥類

台風1号の北上に伴って、今日は1日中断続的に雨が降り続き、風も結構強く吹いたりしています。そうしたなか、秋名の田んぼの中にいる1羽のセイタカシギを観ました。近くからはシロハラクイナがあわてるようにかけ走って、草むらの中に逃げ込みました(写真2枚目)。しばらく観ていると、セイタカシギは強い風雨も気にせず、くちばしを泥の中に突っ込んだまま、左右に振りながら餌を探しています。まるでソリハシセイタカシギやクロツラヘラサギなどの採餌方法とそっくりです(写真2枚目)。水面からの視界が悪い時は、くちばしを差し入れたまま振り回して、触る餌を狙った方が効率的なのかもしれません。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

てーふ1号ぬにし方ち上てっち、きゅうや1日中ちぎちぎあむぃぬ降り続し、かじもて~げちゅうさ吹ちゃりしゅりょっと。がししゅんなか、秋名ぬ田ぬなかじうんちいちぬセイタカシギばにょうたっと。近さじやクゥムル(シロハラクイナ)ぬばたぐぅてぃ走っち、草ぶすちひんぎてぃいきょうたっと(写真2枚目)。いっとっきにしゅたっとぅ、セイタカシギや、ちゅうさんあむぃかじもぬんねんにし、くちばしば泥ぬ中ち突っ込だんまま、左右ち振りがちな、かみむんばとぅむぃかたりゅりょっと。いいばソリハシセイタカシギきゃクロツラヘラサギきゃぬ、かみむんとぅむぃん方法とぅ、むるにしゅりょっと(写真2枚目)。むじぬうーら、にいぐるかんとぅきや、くちばしば差しくぅだんまま振り回し、触りゅんかみむんば、とぅたん方がとぅりやかん方法かもわからんど。

 


竹藪で咲いていた  ユウレイラン

2024-05-27 17:20:05 | 植物

フィリピンの近くで発生した台風1号が北上していて、今日は午前中は時折晴れ間も見えたほどでしたが、午後からは時々雨が降りました。蒸し暑さが一段と増している感じがします。この間(5/21)、知り合いの方からの情報で、ユウレイランを観てきました。道路脇の竹藪の中で10株ほど(写真1枚目)と、他にもいくつかはまばらに確認できました。これまで林道脇や法面などで観ることが多かったのですが、竹藪の中で咲いているのは初めてみました。早朝は花が開いているものはなく、午後から改めてきたところ多くの花が開いていました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

フィリピンぬ近さじいじたんてーふ1号ぬ、にし方ち上がてぃっちゅてぃ、きゅうひかんまや、とぅきどぅき晴れ間だかにゃあたんほどだりょうたんじゃが、ひんまらやとぅきどぅきあむぃぬ降りょうたっと。むるほむぇきゅんにし、なてぃきょうたが。こねだ(5/21)、どぅしぬむぇらぬ話ぬあてぃ、ユウレイランばにしきょうたっと。道んぶちぬ、でぇーぶすぬ中じ、とぅうあまり(写真1枚目)とぅ、他にだかいくちかやあまくまなんてぃありょうたが。なまがれぃ林道ぶちんきゃ法面きゃじにゅんくとぅぬひいさりょうたんじゃが、でぇーぶすぬ中じ咲しゅんや初むぃてぃ、にょうたっと。ひかんまふぇっさや花ぬさしゅんむんやねんてぃ、ひんまらなぃっくゎいいじゃっとぅ、あまくまなんてぃ花ぬあしゅりょうたっと。

 


白い粉を付けたキノコ?  ハナサナギタケ

2024-05-26 17:08:50 | 菌類

午前中は雨模様でしたが、午後からそれほどは降りませんでした。この間(5/21)のことですが、森の中で落ち葉の上に、高さ約1cmほどの小さなキノコのようなもの観ました。オチバタケの仲間など、落ち葉の上に生えるキノコは、ほとんど傘状の子実体を作るのですが、これは粉状の菌糸のようなものを付けていて、冬虫夏草のハナサナギタケと思われます。よく観ると、落ち葉の上に蛾の蛹の一部と思われるものが残っていました(写真2枚目)。ハナサナギタケは、蛾の幼虫、蛹に発生する虫寄生菌です。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまやあむぃ模様だりょうたんじゃが、ひんまらやうがしがれぃや降りょうらんたっと。こねだ(5/21)ぬくぅとぅだりょんば、山ぬの中じうてぃとぅん葉ぬうーじ、たあさやて~げ1cmべりぬ、いなさんっくゎしゅんナバにししゅんむんば、にょうたっと。オチバタケぬしじょんきゃ、うてぃとぅん葉ぬうーじむぇーとぅんナバや、て~げ傘にししゅんむん(子実体)ばちくりゅんじゃが、くぅれぃや粉ぬ菌糸にししゅんむんば、ちきとぅてぃ、冬虫夏草ぬハナサナギタケち思われぃっと。ゆんまにいば、うてぃとぅん葉ぬうーじ、ハブルぬ蛹ぬむんち思われぃんむんぬ残とぅりょうたが(写真2枚目)。ハナサナギタケや、ハブルぬくゎっくゎ虫、蛹らいじてぃきゅん虫寄生菌だりょっと。

 

 


イヨカズラの実に群がっていた  ヒメジュウジナガカメムシ(幼虫)

2024-05-25 17:49:26 | 昆虫

今日も一日中どんよりとした曇り空で、わずかに小雨が降った程度でした。引き続きカメムシの話題ですが、この間(5/21)、南部の海岸近くでちょっとしたイヨカズラの群落を観ました。近づいて観ると、ぷっくっと膨らんだ長さ約6cmほどの実が付いていて、その実の上にヒメジュウジナガカメムシの幼虫と思われるカメムシが10数匹群がっています。実の表面がかじられような跡があり、実が枯れてしまわないといいのですが・・・。さらに、一部に咲いていた花にも同じように数匹いました(写真4枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか一日中どん曇り空あてぃ、わなありっくゎ小雨ぬ降たん程度だりょうたが。引き続きカメムシぬ話だりょんじゃが、こねだ(5/21)、ふぇ方ぬ浜近だじ、なありぬイヨカズラぬまぐんば、にょうたっと。近かゆてぃにしゃっとぅ、ぷっくっち膨れぃたん長さやて~げ6cmべりぬ実ぬくっかとぅてぃ、うん実ぬうーじヒメジュウジナガカメムシぬくゎっくゎ虫ち思われぃんカメムシぬとぅうあまり、まぐんしゅりょっと。実ぬうーじ、かまったんにししゅん跡ぬあてぃ、実ぬ枯れらんばいちゃっかや・・・。うっから、ちゅとろじ咲しゅたん花ちだか同じにし、いくちかうりょうたっと(写真4枚目)。

 


オオハンゲの実に来ていた  イチモンジカメムシ(幼虫)

2024-05-24 16:28:13 | 鳥類

一日中曇り空で、少し小雨が降りました。東京は最高気温29度で、名古屋や群馬県辺りでは、30度を超えていたようです。奄美は26度でした。以前ご紹介したオオハンゲの実ですが、この間(5/21)みると、実に何やらカメムシのようなものが来ていました、調べてみると、体長が約1cmほどのイチモンジカメムシの幼虫(3齢か4齢)と思われます。成虫は薄黄緑色で、前胸背に雄は白色、雌は紅色の横帯があるようですが、個人的にはまだ成虫は観たことがなく、今のところそれほど多くはないのかもしれません。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

一日中曇り空あてぃ、なあり小雨ぬ降りょうたが。東京や最高気温29度あてぃ、名古屋んきゃ群馬県ぼてぇじや、30度ば超えたんあんぶぇだりょっと。わきゃ島や26度だりょうた。前紹介しょうたんオオハンゲぬ実だりょうたんじゃが、こねだ(5/21)にしゃっとぅ、実じぬーがカメムシにししゅんむんぬ、しっちゅりょうたが。調ぶぇてぃにしゃっとぅ、どぅうぬ長さやて~げ1cmべりぬイチモンジカメムシぬくゎっか虫(3齢か4齢)ち思われっと。ふっちゅ虫や薄黄緑色しゅてぃ、前胸背にやインガ虫やしる色、ウナグ虫や紅色ぬ横帯ぬあんにししゅりょんじゃが、わんとぅしやまだふっちゅ虫やにしゃんくぅとぅぬねんてぃ、なまぬどろ、うがしがれぃふうさやねんかもしれらんど。

 


久々に出会えた成鳥  ムラサキサギ

2024-05-23 17:14:38 | 鳥類

早朝は雨が降りましたが、止んだあとは夕方まで曇り空でした。南部の農耕地で、アマサギなどと一緒にいたのは、ムラサキサギでした。ムラサキサギと言えば出会うのは幼鳥が多いのですが、きれいな成鳥で5年ぶりの出会いとなりました。ムラサキサギは八重山列島で留鳥として生息していて、昔、石垣島や西表島などを訪れた際には、わりと簡単に観ることが出来たものの、奄美では意外と出会う機会は少ないようです。ヘビのように細長い首を生かして、小魚やカエル、昆虫、トカゲなどを捕えています。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさや、あむぃぬ降りょうたんじゃが、止だんあとや、よね方がれぃ曇り空だりょうたっと。ふぇ方ぬはてぇ地なんてぃ、アマサギんきゃとぅまあじんうたんや、ムラサキサギだりょうた。ムラサキサギち言いば、おおゆんやわーさんむんぬひいさんじゃが、きょらさんふっちゅドゥリあてぃ、5年ぶりぬおおいかただりょうたが。ムラサキサギや八重山列島じ一年中うてぃ、昔、石垣島んきゃ西表島きゃち、いじゃんとぅきや、て~げ簡単ににゅんくとぅぬでけりょうたんじゃが、わきゃ島じやぬががぬおおゆんくとぅや、なかなかでけりょうらんど。ハブにし細長さん首ば生かし、いなイュんきゃビッキャ、虫、ティンニャブリャんきゃば、とぅてぃかどぅりょっと。

 

                                                                                                                                                      


波打っているヒダ  サケバタケ

2024-05-22 17:06:48 | 菌類

早朝から雨が降り続き、さすが梅雨入りしただけのことはあります。この間(5/18)のことですが、北部林道を歩いていると、脇にあったリュウキュウマツの倒木に、束になって付いているキノコを見つけました。表面は黄褐色で、縁が少し内側に巻き込んでいます。傘の大きさは2~5cmほどです。調べてみると、イチョウタケ科のサケバタケのようです。少し下側からアップで撮影してみると、放射状のヒダが縮れたように波打っています(写真3枚目)。これがサケバタケの特徴の一つにもなっているようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら、あむぃぬ降り続し、ちゃど梅雨入りしゃんだけぬくとぅやありょっと。こねだ(5/18)ぬくぅとぅだりょんじゃが、にし方ぬ林道ばあっちゅたっとぅ、ぶちじあたんマチギィぬとぉれぃとぅんきぃじ、束なてぃくっかとぅんナバば、にっきりょうたっと。表や黄褐色しゅてぃ縁ぬなあり内側ち巻しゅりょっと。傘ぬふうさや2~5cmべりだりょっと。調ぶぇてぃにしゃっとぅ、イチョウタケ科ぬサケバタケにししゅりょっか。なありしゃー側らだいばん写しにしゃっとぅ、真ん中らすとぅちひるがとぅんヒダぬ縮れたんにし波打ちゅりょっと(写真3枚目)。くっかサケバタケぬ特徴ぬちいちなとぅんあんぶぇだりょっか。

 

 


サクラランの花で吸蜜  リュウキュウアサギマダラ

2024-05-21 23:48:10 | 昆虫

一日中ほぼ曇り空でしたが、夕方からポツポツと雨が降り出しました。今日、奄美・沖縄は梅雨入りしたとの報道がありました。平年より9日遅い梅雨入りです。車でゆっくりと走っていた林道脇に、上から垂れ下がってたくさんの花を咲かせていたのは、サクラランでした。止まって観ていると、その花のうちのひとつにじっと止まっているリュウキュウアサギマダラ(写真2枚目)がいました。どうやら吸蜜している様子です。一見肉厚で硬そうな花から蜜が出るのだろうか? 背伸びして花をアップで撮影してみると、花の中心付近は蜜のようなもので濡れているようにも見えます。口が花まで届かず、舐めてみることが出来なかったのが残念でした。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

一日中て~げ曇り空だありょうたんば、よね方らポツポツち、あむぃぬ降りじゃしゃりょうたが。きゅう、奄美・沖縄や梅雨入りしゃんち報道ぬありょうたっと。いちんけんぬとぅしんま9日遅さん梅雨入りだりょっと。車しよおりよおり走っちゅたん林道ぶちじ、うーら垂れ下がてぃ、いっぱいぬ花ば咲かしゅたんや、サクラランだりょうた。止まてぃ観しゃっとぅ、うん花ぬうちぬちいちち、よおりっくゎ止まとぅたんチョウチョ(リュウキュウアダギマダラ)(写真2枚目)ぬうりょうたっと。て~げ蜜ばぬどぅんあんぶぇだりょっと。ぱっとぅ見肉厚ぬくぅわかげぇかん花ら蜜ぬいっじりょんかい? くぃしぬばし花ばだいばん写しにしゃっとぅ、花ぬ真ん中ぼてぇや蜜にししゅんむんし濡れぃとぅんにしも、にゃあれぃっと。口ぬ花がれぃいっきゃらんてぃ、舐むぃてぃにゅんくとぅぬ、でけらんたんが残念だりょうたっと。

 


純白の毛に覆われた花  ハナガサノキ

2024-05-20 17:58:25 | 植物

天気は少し下り坂のようですが、今日は雨も降らずに済みました。北部林道脇でわさわさと広がっていたのは、ハナガサノキでした。常緑つる性でアカネ科のハナガサノキは、秋から冬にかけてみられるオレンジ色の実がよく目立って目を引くのですが、薄緑色の花はあまり目立たないようです。高い木によじ登っていることが多く、このように低い位置で広がっているのは観察しやすくてありがたい。まだつぼみが多い10個前後の集まった花が、さらに束になって寄り集まっているさまは、確かに花傘のようです。開いている小さな花をアップで撮影してみると、美しい純白の毛に包まれていました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

天気やなあり下り気味だりょんじゃが、きゅうや、あむぃも降らんてぃ済みょうたっと。にし方ぬ林道ぶちじ、わさわさちひるがとぅたんや、ハナガサノキだりょうたっと。常緑つる性あてぃアカネ科ぬハナガサノキや、秋ら冬がれぃにゃあれぃん橙色ぬ実ぬむるむぃ立っち、ちゅんむぃば引きゅんじゃが、薄緑色ぬ花やあんましむぃ立たんにししゅりょっと。たあさんきぃちよじ登てぃうんくぅとぅぬふうさあてぃ、かしゃんだっか低かんどろじひるがとぅんや、にいやかんかなありがてぃなむんだりょっと。まだつすぅぼみっくゎぬふうさんとぅうべりぬ集またん花ぬ、また束なてぃゆり集まとぅんどろや、ちゃど花傘にしにゅりょっか。あしゅんいなさん花ば、だいばんし写しにしゃっとぅ、きょらさんまっしるしゅんひぎとぅ、まかっとぅりょうたっと。

 


寝ているように死んでいた  アマミトゲネズミ

2024-05-19 19:08:43 | 哺乳類

今日も、時々小雨もちらつきましたが、ほぼ一日中晴れました。一昨日のことですが、早朝の南部林道で寝ているように死んでいるアマミトゲネズミをみました。最初は本当に寝ているのか思うほどでしたが、裏側の眼に少し血が付いていたので、おそらく車と衝突したものと思われます。少し前(5/13)にも、ガイド中に近くでアマミトゲネズミの毛皮が二切れ落ちていたので、これも状況からみて、車と衝突したのちに何者かに食べられたものと思われました。林道などでは車はゆっくり運転するなど、充分気を付ける必要があります。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

のちほど掲載します、すみょうらん。

 


久しぶりの夏羽個体  シベリアオオハシシギ

2024-05-18 23:27:31 | 鳥類

今日も、ほぼ一日中晴れました。北部へ出かけたついで、大瀬海岸に寄ってみました。セイタカシギと一緒に採餌していたのは、1羽のシベリアオオハシシギでした(写真1枚目)。久しぶりの夏羽個体で、近くにいたアオアシシギと比べて、ほぼ同大であることが判ります(写真2枚目)。夏羽で頭からおなかにかけて、赤色の美しい色合いをしています。オグロシギとも似ていますが嘴は黒一色、またよく似ているオオハシシギは足が黄緑色ですが、シベリアオオハシシギは黒色です。8年前には4個体で渡来したこともあります。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうだか、て~げ一日中晴れぇりょうたが。にし方ちいじゃんついで、大瀬海岸ちゆてぃにょうた。セイタカシギとぅまあじんかみむんとぅむぃかたしゅたんや、ちいちぬシベリアオオハシシギでだりょうた(写真1枚目)。まれぃまれぃぬ夏羽ぬむんあてぃ、近さじうたんアオアシシギとぅ比ぶぇてぃ、て~げ同じべりふうさんくとぅぬ判りょっと(写真2枚目)。夏羽あてぃ、かまちらわたがれぃ、はーさし、きょらんさん色しゅりょっと。オグロシギとぅも似しゅんじゃが、嘴やくる色、またむる似しゅんオオハシシギや、はぎぃぬ黄緑色だりょんじゃが、シベリアオオハシシギやくる色だりょっと。8年むぇ-にや、ゆうちまあじん渡てぃっちゃんくぅとぅだか、ありょっと。