なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

オギ(イネ科・ススキ属)多年草

2021-11-23 16:25:14 | 草花
 オギはススキと似た草ですが、川辺や沼の水辺など、湿地を好んで成育します。
小穂にススキのような芒がないので、ちくちくした感じがしません。
オギでは小穂の基部の毛は、小穂の2~3倍もの長さになり、ふわふわした柔らかい
感じがします。
 風に吹かれてたなびく様子が面白いです。
 宇曽側の両岸には、たくさんのオギが生えていました。

























コセンダングサ(キク科・センダングサ属)一年草

2021-11-21 11:44:23 | 草花
 いろいろなセンダングサの中で、一番多く目にするのは、コセンダングサです。
11月も下旬に入ろうとする今時分でも、長く咲き続けています。
 これは、宇曽川の川縁に群生していたコセンダングサです。
1cm程の頭花に舌状花が無くて、筒状花ばかりなのが特徴です。
葉は、下部では対生していて、羽状に裂けています。センダンの葉の様子と
似てるかなあ?・・。
茎は四角形状に角張っています。
種の開き方は、前回のアイノコセンダングサとよく似ています。




























アイノコセンダングサ(キク科・センダングサ属)一年草

2021-11-20 15:14:41 | 草花
 愛知川河川敷の日当たりのよい所にコシロノセンダングサとよく似た花が群生して
咲いていました。
コセンダングサと似ていますが、頭花には白色の舌状花が5個ほどあります。
また、外周の筒状花の何個かが、大きく白くなっています。
 そう果の先端には、下向きの刺のある冠毛が2~4個ついています。
 アイノコセンダングサは、コシロノセンダングサとコセンダングサの雑種とされて
います。
























サネカズラ(マツブサ科・サネカズラ属)常緑つる性木本

2021-11-18 11:12:22 | 樹木
 愛知川土手の木立の中には、ところどころにサネカズラが生えていて、
今時分になると鮮やかな赤い実を、葉陰からのぞかせています。
「名にしおはば逢坂山のさねかずら人に知られでくるよしもがな」
百人一首の有名な歌を思い出します。
 サネカズラはつる性の木なので、「くる」というのは、「繰る」だったのだとやっと
わかりました。そして、「さねかずら」というのは、実の目立つ葛で、実葛・・
これもナットクしました。
 オマケ画像は、クサギの実です。河川敷に大きな木が生えていました。























コブシ(モクレン科・モクレン属)落葉高木

2021-11-13 10:19:34 | 樹木
 一昨年、タムシバかしら・・?と迷っていたコブシの木に、今年も赤い種が袋果から
弾けてぶら下がっていました。
 果実は10cm前後で、袋果が結合して出来ています。この集合果が握り拳状に
見えるので、コブシの名がつけられたようです。
 下の草の中には、あちこちに赤い種が散らばっていました。