なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ナンキンハゼ(トウダイグサ科・ナンキンハゼ属)落葉高木

2021-12-12 14:32:49 | 樹木
 曾根沼の中州に何本も生えて、綺麗に紅葉していたナンキンハゼ・・もう木の葉は
散り尽くして、残っていません。枝には、白い物がぽつぽつとたくさんついています。
 褐色に熟していた果実が裂けて、白いろう質の仮種皮に包まれた3個の種が、顔を出して
います。沼に架かった橋の上から、近寄って撮ることが出来ました。
 キジバトやムクドリ、ヒヨドリなどが食べに来るそうです。
























ハンノキ(カバノキ科・ハンノキ属)落葉高木

2021-12-06 13:52:53 | 樹木
 曾根沼の周りには、大小何本ものハンノキが生えています。
大きいものは、10m以上もあろうかと思われるくらい、大きく育っています。
もう、何十年も前からここに立っていたのだろうな・・と、思いました。
 ハンノキには、丸い松ぼっくりのような実がついています。未熟なものは、
まだ緑色で堅く、また、熟して既に種を散らしたものは、松笠のように開いて木質化
しています。
 ハンノキは、雌雄同株で、雄花序は、枝先に1~5個、尾状に垂れ下がっています。
黒褐色の円柱状で、どれもまだ開いて花粉を飛ばす状態ではないようでした。
これから、冬季、春先に開花していくものと思われます。
 雌花序は、ごく小さな目立たないもので、雄花序の下部に1~5個つきます。
ラストの写真でおわかりでしょうか?
























トベラの実(トベラ科・トベラ属)常緑低木

2021-12-05 10:10:29 | 樹木
 先日、お天気のよい日に曾根沼の周りを歩いていましたら、高く伸びたトベラの木に
黄色い実がついているのを初めて見つけました。
 トベラは雌雄異株で、雄株には実をつけませんので、駐車場近くのいつも見ている
トベラには、実を見たことがありませんでした。
 調べてみると、トベラの実は、熟すと弾けて赤い種が出てくるとのことでした。
6日後にもう一度見に行くと、実が割れて、中から赤いねばねばした種が出てきていました。





























サネカズラ(マツブサ科・サネカズラ属)常緑つる性木本

2021-11-18 11:12:22 | 樹木
 愛知川土手の木立の中には、ところどころにサネカズラが生えていて、
今時分になると鮮やかな赤い実を、葉陰からのぞかせています。
「名にしおはば逢坂山のさねかずら人に知られでくるよしもがな」
百人一首の有名な歌を思い出します。
 サネカズラはつる性の木なので、「くる」というのは、「繰る」だったのだとやっと
わかりました。そして、「さねかずら」というのは、実の目立つ葛で、実葛・・
これもナットクしました。
 オマケ画像は、クサギの実です。河川敷に大きな木が生えていました。























コブシ(モクレン科・モクレン属)落葉高木

2021-11-13 10:19:34 | 樹木
 一昨年、タムシバかしら・・?と迷っていたコブシの木に、今年も赤い種が袋果から
弾けてぶら下がっていました。
 果実は10cm前後で、袋果が結合して出来ています。この集合果が握り拳状に
見えるので、コブシの名がつけられたようです。
 下の草の中には、あちこちに赤い種が散らばっていました。