なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヤツデ(ウコギ科・ヤツデ属)常緑低木

2018-01-19 19:37:30 | 樹木
 荒神山公園の駐車場から唐崎(とうざき)神社へ登る坂道の薄暗い木陰に、ヤツデの花が
咲いていました。これは、12月に撮った写真です。
 ヤツデの花は、球状の散形花序が集まって、さらに大きな円錐花序をつくります。
茎の先端の花序や、枝分かれした先端部の花序から咲き始めます。
 初めは、花弁や雄しべを開き、蜜を出して蠅などを引き寄せます。これを雄性期といいます。
やがて、雄しべや花弁が脱落して丸くなり、雌しべが出てきます。
ここに他の花の雄しべの花粉が昆虫に運ばれ、受粉します。雌性期となります。
 さらに枝分かれして、最後に開く花序は、花弁や雄しべをつけたままで枯れ落ちるそうです。
つまり、雌性期となることはありません。






















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