なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

チガヤ(イネ科・チガヤ族)多年草

2012-06-30 13:22:49 | 草花
 ヒメジョオンがたくさん咲いている空き地に、白い穂が風に揺れていました。
調べてみると、チガヤといって、ごく普通に見られる雑草だとわかりました。初夏に穂を出し、真っ白な綿毛に
包まれていて、よく目立ちます。種子はこの綿毛に風を受けて、遠くまで飛びます。
 タンポポの咲く頃、この花穂は地面近くで葉鞘に包まれていますが、これを取り出して食べると、甘みがあり
ツバナと呼ぶそうです。そう言えば、子供のころ、これを噛んでいた思い出が、かすかにあります。










ヒルガオ(ヒルガオ科・ヒルガオ属)つる性多年草

2012-06-29 18:56:40 | 草花
 近所の空き地にピンクのヒルガオがたくさん咲いていました。朝顔よりは小ぶりで、優しい色をしていますが、
草原の中に勢力を広げていく様子には、逞しさが感じられました。
 ヒルガオは地下茎で増え、結実はしません。花期は5月~10月と、長い間咲き続けます。
ヒルガオには、ガクのところに2枚の苞葉があるので、セイヨウヒルガオと区別することが出来ます。
 花言葉は「優しい愛情」「絆」。根で組み合っているところから、いわれたのでしょうか。
















ナンテン(メギ科・ナンテン属)常緑低木

2012-06-28 13:42:32 | 花木
 ナンテンは「難を転ずる」に通じるところから、縁起のよい木とされています。襦袢の柄にも南天があったのを
思い出します。葉をお赤飯や魚の煮付けに添えたことも・・・。
 初冬に見られる、赤くてつやのあるあの果実は、印象的ですが、この時期、花もなかなか可愛い姿をしています。
花が散ると、パラパラとまわりは花びらでいっぱいになります。
鳥達が、種を運ぶので、あちこちにひとり生えの芽を出します。花言葉は「機智に富む」「福をなす」













イヌガラシ(アブラナ科・イヌガラシ属・多年草)

2012-06-27 13:16:33 | 草花
 これも畑の雑草の一つです。枝先に4・5mmの黄色い小さな十字花をさかせます。果実は棒の様な形で、
弓状に曲がっています。花期は4月-9月で、長い間見られます。
花や果実がカラシナに似ていることから、この名がつきました。
 名前にイヌ何とか・・と、イヌがついていると、似て非なるもの、何か蔑称のような気がします。これも人間の
都合でつけたのでしょうが・・。














ヒペリカム・ヒドコード  ヒペリカム・カリシナム (オトギリソウ科)

2012-06-26 13:55:37 | 花木
 荒神山公園にキンシバイらしき花の植え込みがあり、たくさんの黄金色の花で、そこだけがぱあっと明るく
なっているような感じでした。花の盛りはやや過ぎたようで、しぼんだ花もかなりありました。
 よく見ると、花の開き方や付き方、シベの様子から、キンシバイの園芸種、ヒペリカム・ヒドコードである
ことが解りました。
 また、別の所には、矮性種のヒペリカム・カリシナム(別名セイヨウキンシバイ)の植え込みがありました。
シベの様子や丈が30cmぐらいだったことから、ビヨウヤナギではないと思いました。