なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ユリノキ(モクレン科・ユリノキ属)落葉高木

2012-10-31 18:53:01 | 樹木
 荒神山公園のユリノキが美しく色づいてきました。よく見ると、実のようなものも出来ています。
ここにユリノキが生えていることを知ったのは、今年花の時期を過ぎてからでした。来年こそは、チューリップに似た
形だという美しい花を見逃さないようにしたいものです。
 ユリノキは北アメリカ中部原産で、明治時代初期に日本に渡来しました。生長が速く、街路樹、公園樹としてよく
利用されているということです。
















シロザ(アカザ科・アカザ属)一年草

2012-10-30 19:21:09 | 草花
 草紅葉というのでしょうか、田んぼ道に綺麗に紅葉した葉の草が目につきました。
葉は赤くなってきていますが、シロザという草でした。よく似た草にアカザという草があります。茎の上部の若い葉が
赤いものがアカザで、白いものをシロザというそうです。アカザはシロザの変種ということになっています。
シロザはごく普通に田畑の雑草として見られますが、アカザは、畑や畑の縁など、肥えた土地にわずかに見られる
程度だということです。













センニンソウ(キンポウゲ科・センニンソウ属)つる性多年草・・・種

2012-10-28 13:39:24 | 草花
 センニンソウの花後に種が熟してくると、仙人の髭のような白い羽毛状の花柱を開くと知って、何度か見に行って
いました。黄緑色の平べったい種に糸状の長い毛が伸びていましたが、なかなか羽毛状には開いてきません。
先日、別の場所で偶然この種についた毛が開いて羽毛状になったものを見ることが出来ました。
花の写真は、9月3日に撮影したものです。













ヨメナ(キク科)多年草  ノコンギク(キク科)多年草

2012-10-27 19:12:33 | 草花
 ヨメナもノコンギクも秋に薄紫か白色の花をつけ、いわゆる野菊と呼ばれているものです。
ヨメナはやや湿った所を好み、田畑など耕作地周辺によく生えています。山地にはあまり見られません。
ノコンギクは日当たりのよい山野に普通に生えています。
ヨメナとノコンギクは花の形も葉の形もよく似ていて見分けが難しく思われます。
一番はっきりした見分けのポイントは、筒状花や舌状花にノコンギクは冠毛が見られますが、ヨメナには肉眼では冠毛は
見られません。たいへん短い冠毛のため、見えないということです。


    ヨメナ






    ノコンギク








うまく撮れていませんが、筒状花の比較です。上がノコンギクで、冠毛が見られます。下はヨメナです。