なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ノリウツギ(アジサイ科・アジサイ属)落葉低木

2013-08-31 14:41:57 | 花木
 昨年は8月の初めに見つけて驚いていたノリウツギ・・今年はもう9月になろうというのに咲いているのを見つけました。
これは荒神山の山裾に咲いていたものですが、先日、荒神山山頂に登った時も、あちこちで見かけました。
アジサイの花はとっくにドライフラワーのようになっていましたが、ノリウツギは白い美しい花姿のままでした。
枝先に円錐状に白色の小さな花が多数つき、その中に花弁(実はガク片)4枚の装飾花が混じっています。
両性花は、花弁が5枚で、雄しべは10本もあります。
名前の由来は、樹液が和紙を漉く糊に利用されたことからきています。



















 

センニンソウ(キンポウゲ科・センニンソウ属)多年草

2013-08-30 20:18:54 | 草花
 今年は、センニンソウを愛知川河川敷や荒神山の山裾、曽根沼公園などいろんな所で、幾株も見つけました。
つる植物で、長く茎を伸ばし、他の草や木に絡みついて、たくさんの白い花をつけているので、よく目立ちます。
葉は3~7枚の小葉からなる羽状複葉で、対生しています。
白い花弁状のものは、ガク片で、4個あり、十字状に開きます。花糸はガク片より短く、雌しべは数個あり、細長いです。
果実には、白い毛があり、これを仙人の髭に見立てて、この名がつきました。




















イヌガラシ(アブラナ科・イヌガラシ属)多年草

2013-08-29 16:23:55 | 草花
 愛知川河川敷に黄色い小さな花が集まって咲いている草が生えていました。周りに種の入った鞘のような棒状のものが、
たくさんついています。家で調べると、イヌガラシとわかりました。昨年は6月に撮影しておきますので、随分と長く
咲く野草だな・・と思いました。
庭や路傍、水田など、やや湿った場所に生える雑草です。4~5mmの黄色の十字状花を総状につけます。
カラシナに似て、役に立たないという意味で、イヌガラシと名づけられています




















クサギ(シソ科)落葉小高木

2013-08-28 13:27:18 | 樹木
 やっと少し涼しくなって、出かけてみましたが、クサギの花は、もう終わり近くになっていました。
長いシベを思いっきり前に伸ばして、蝶さんたちを呼んでいます。
葉に触ると、むうっとするような、独特の臭いがするためにこの名で呼ばれています。
花は、8月頃から咲き、花冠は5裂して、基部は細長い筒状に突き出しています。雄しべ雌しべは、その中から更に
突き出しています。雄性先熟で、雄しべが突き出した後に、雄しべが下がり、雌しべが突き出します。
果実は核果で、赤いガクが開いて残るために、よく目立ちます。









 















キツネノマゴ(キツネノマゴ科)一年草

2013-08-27 16:05:25 | 草花
 愛知川の河川敷には、もうキツネノマゴが咲き始めていました。この辺りは、これからどんどんたくさんの
キツネノマゴが咲き広がっていきます。草丈は10cm余りで、まだ小さかったです。
夏から秋にかけて枝先の穂状花序に淡紫色から白色の花をつけます。同時に咲く花の数は少ないですが、順々に長い間
咲きます。花冠は、二唇形で、上唇は、小さく三角形で、先端が2裂しています。下唇は、丸く広がって反り返り、
先で浅く3裂しています。雄しべの2個は、上唇についています。