なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ハシビロガモ(カモ目・カモ科・マガモ属)

2014-01-29 16:45:44 | 
 曽根沼で、胸の白いカモが浮かんでいるのが、綺麗に見えました。近寄って見ると、お昼寝中らしく、頭を翼の間に突っ込んだまま、じっとしています。頭は濃い緑色、目は黄色・・このカモは目を開いたまま眠るんですね!
他のコガモたちが、いくら騒いでも一向に頭を上げようとしません。背中に白い縞模様が見えます。脇腹は茶色で、
緑色の翼鏡が輝いて美しく見えます。・・・やっと、頭を上げて、動き出してくれました。平べったい丈夫そうな嘴・・
ああ、ハシビロガモだったのね・・と、やっと分りました。
 ハシビロガモは、この平べったい嘴で、水ごと食べ物を吸い込み、食物だけを濾しとって採食します。

























ケリ(チドリ目・チドリ科・タゲリ属)

2014-01-28 15:16:50 | 
 日曜日に所用で、近くの医院のお宅に行った時、鋭い鳴き声が聞こえ、見ると、前の田んぼに2羽のケリが
いました。慌てて家に戻り、カメラを持って来ました。ケリは少し前に進んでいましたが、まだいました。
見分けはつきませんが、つがいのようでした。田んぼの枯れ草に紛れて目立たないのですが、目を凝らして見ていると、しきりに餌を探してついばんでいるようでした。
 赤い目にすらりと伸びた脚、長い嘴は、いかにもチドリ科という感じです。ケリは、日本で繁殖する留鳥です。
かっては、東北地方に分布していましたが、現在では、西日本でも繁殖が確認されているそうです。
胸上部と体下面の境目に黒い胸帯があります。翼は先の方が黒く、基半部は白色と灰褐色で、飛ぶと、そのコントラストが美しく見えます。尾羽にも黒い帯が入ります。

























ホシハジロ(カモ目・カモ科・ハジロ属)

2014-01-27 09:53:28 | 
 遠くからしか撮れなかった曽根沼と違って、支那浜では、ホシハジロを近くで撮ることが出来ました。
ホシハジロは、全長42~49センチのカモで、シベリアで繁殖し、冬季に日本でも越冬する冬鳥です。
嘴は黒く、青白色の帯模様があります。雄の目は、燃えるような赤い色をしています。雄は、頭部から頸部の羽衣が
赤褐色、胸部の羽衣や尾羽の基部を被っている羽衣は、黒い色をしています。体の側面は灰色で、黒褐色の縞模様があります。雌は全身褐色で目の周りに白っぽい線があります。
ホシハジロはカワウと同じように潜水して、小魚などを獲ります。














                      下に頭が少し見えるのが雌です。




                      コハクチョウの前にいるのが雌です。




                      前を泳ぐのが雌、後ろが雄。













コハクチョウ(カモ目・カモ科・ハクチョウ属)

2014-01-26 11:30:33 | 
 23日に草津市の支那浜へコハクチョウを見に行きました。この日は、4羽のコハクチョウが岸辺近くに
いました。お昼過ぎで、お昼寝の時間に入ったのか、2羽は、翼に首を突っ込んで、じっとしたまま、動こうとも
しません。たくさんのキンクロハジロやホシハジロに取り囲まれていました。オナガガモは岸に上がって、
堂々とお昼寝中です。よく人馴れしたものだと、感心しました。
 コハクチョウは、ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季に日本にもやってきて越冬する冬鳥です。

























エナガ(スズメ目・エナガ科・エナガ属)

2014-01-25 09:52:10 | 
 白い繭玉のような、丸い小さな体、つぶらな目、ちょこんとした小さな嘴、長い尾羽、・・・エナガは本当に
可愛い小鳥です。体長は、14cmぐらいということですが、半分ぐらいは、長い尾羽ですから、実際はスズメより
ずっと小さな鳥です。数羽の集団で、枝から枝へと忙しなく動き回り、カメラで追っかけるのが、大変です。
 昨日は、近頃めずらしく、ぽかぽかした暖かい日で、曽根沼公園を散策するうちに、3箇所で、エナガの集団と
遭遇しました。
エナガは、留鳥で、夏は山地など高地にいて、冬に里山近くにやってくるそうです。