なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ニワゼキショウ(アヤメ科・ニワゼキショウ属)多年草

2014-05-31 10:37:46 | 草花
 愛知川の河川敷から階段を下りた河原に一面にニワゼキショウが咲いていました。
茎の先に葉と同形の苞に包まれた細い花序を出し、細い柄のある直径1.5cmぐらいの6弁花を開きます。
花被片は、青紫色、紅紫色、白色などのものがあり、筋が入っていて、中心部は黄色です。
果実は3~4mm、球形のさく果です。

























ムシトリナデシコ(ナデシコ科・マンテマ属)1~越年草

2014-05-30 07:44:29 | 草花
 愛知川の河原には、ムシトリナデシコの花も咲いていました。ムシトリナデシコはヨーロッパ原産の帰化植物です。
江戸時代に観賞用として渡来し、各地で野生化しているということです。
名前の由来は、茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分が帯状にあり、蟻など、小さい虫が付着して捕らえられる
ことによります。葉は卵形~卵状被針形で、無柄です。対生して、やや基部を抱きます。
花の萼筒は、葯1.5cmと長いです。花は、直径1cmぐらいで、紅色をしています。白色のものもあるそうです。
花弁は5枚ですが、鱗片2個ずつがついています。
























                       オマケ画像はマムシグサです。5月7日愛知川河川敷の木陰にて撮影





マンテマ(ナデシコ科・マンテマ属)一年草

2014-05-29 09:02:49 | 草花
 愛知川の河原にそろそろマンテマの花が咲いていないかと、探しに行きましたら、ありました!
昨年初めて見つけた場所よりやや離れた所に、あっちにもこっちにも可愛い赤い花をつけていました。
草丈は50cmにもなろうかと思われるのもあります。全体に開出毛と腺毛が密に生え、毛むくじゃらです。
5枚の花弁は白色で、中央に紅紫色の大きな斑紋があります。
萼筒には赤褐色の筋があり、花の後、卵形に膨らみます。
今回は、花弁の色がピンクのものも見つかりましたが、これがシロバナマンテマなのか、どうかは、わかりません。



































アカバナユウゲショウ(アカバナ科・マツヨイグサ属)多年草

2014-05-28 08:36:31 | 草花
 荒神山唐崎神社前の歩道に、今年もアカバナユウゲショウの花が咲いていました。
5月から9月まで、随分長く咲くものだと、昨年感心した花です。
花弁は4枚で、紅色の脈があります。中心部は黄緑色をしています。雄しべは8本あり、葯の部分は白く、糸を引いて
います。雌しべの先は紅色で、4裂しています。ユウゲショウという名前ですが、花は昼間から咲いています






























シナサワグルミ(クルミ科・サワグルミ属)落葉高木 

2014-05-27 09:25:58 | 樹木
 曽根沼の岸辺に大きなシナサワグルミの木が何本か生えていて、たくさんの長い果穂を垂らしています。
カエデの実のようなプロペラがいくつも連なったような独特の形をしています。
秋になれば、これがバラバラになって、風に舞い散るのでしょうか・・。
木の周りには、昨年の種から芽生えたらしい実生がたくさん群がって生えていました。