なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

タニウツギ(スイカズラ科・タニウツギ属)落葉小高木

2015-05-29 19:19:00 | 樹木
 山裾のあちらこちらで、タニウツギの彩りが美しく見られました。
写真は、半月程前の5月13日のものです。エゴノキを撮った時の帰りに撮りました。
タニウツギの花冠は、長さ2~3cmの漏斗形で、先は5裂しています。
花筒は長く、雄しべは5個で、花筒と同じぐらいの長さです。花柱は1個で、少し前に突き出ています。
昨年の果実の殻がたくさん残っていました。

























ガマズミ(スイカズラ科・ガマズミ属)落葉低木

2015-05-28 17:04:27 | 樹木
 今の時期、山裾の道を走っていると、よくガマズミの白い花が目につきます。
樹高2~3mの低木です。葉には、細かい鋸歯があり、10cmほどの広卵形です。
表面には、羽状の葉脈がわずかに出っ張り、凹凸があります。
枝先に散房花序を出し、白い小さな花を多数つけます。5本の雄しべが、長く花の外まで張り出していて、
遠くから見ると、やたらとシベが目立っています。
秋に赤い果実を実らせ、初冬の頃には、甘くなって食べられるそうです。




















コナスビ(サクラソウ科・オカトラノオ属)多年草

2015-05-27 16:32:53 | 草花
 曾根沼公園入り口近くの木陰に見慣れない小さな黄色い花を見つけました。柔らかそうな葉を
地表近くに低く広げています。
調べてみると、湿り気のある所に生えるコナスビという草でした。
合弁花だそうですが、花冠が5つに深く切れ込んで、離弁花のように見えます。花後に出来る小さな
丸い実が、ナスビに似ているというので、この名がつきました。
よく見ると、長い萼に包まれた小さな実が下にぶら下がっているのがわかりました。




















スイカズラ(スイカズラ科・スイカズラ属)常緑木本

2015-05-25 19:52:38 | 樹木
 今日は、久しぶりに曾根沼公園に行きました。スイカズラが咲いている頃かな・・と、見に行くと、
たくさん咲きそろって迎えてくれました。まだ、蕾も多いので、しばらくは咲き続けそうです。
スイカズラの花は、最初は白色の花が咲き、後に黄色に変わってくるため、白色、黄色の花を同時に
つけ、金銀花(キンギンカ)とも呼ばれます。
甘い香りがして、花の付け根の部分には、蜜がたまっており、蜜を吸うことからスイカズラという名前が
ついたということです。






























エゴノキ(エゴノキ科・エゴノキ属)落葉小高木

2015-05-16 19:07:41 | 樹木
 曾根沼公園駐車場への入り口に白い花をたくさん咲かせたエゴノキが生えています。
はや、満開を過ぎて、地上に花を散らせていました。もうすぐ、この木の下が落ちた花でいっぱいになります。
横枝から出た小枝の先端に、房状に白い花を、下向きに多数つけています。
萼はコップ状で、花冠は深く5裂しています。雄しべは、10本、花柱は、雄しべより長く突き出ています。
果実は、卵球形の核果で、果皮に有毒物質を含みます。