なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ジンチョウゲ(ジンチョウゲ科・ジンチョウゲ属)常緑低木

2016-03-16 19:36:50 | 花木
 家の裏の日陰で、ジンチョウゲの花が開き、よい香りがしています。
日本にある木は、殆どが雄株で、結実はしないそうです。
花弁のように見える部分は、萼が花弁状に変化したもので、花弁ではないということです。
よく見ると、萼の外側は、蕾の時、赤く見えますが、開花すると、内側は白くなっています。
室町時代に原産国の中国から渡来し、庭木として、日本で広く植えられるようになりました


























トサミズキ(マンサク科・トサミズキ属)

2016-03-14 09:45:17 | 樹木
 庭のトサミズキの花が今年も咲いています。
もともとは、高知県の固有種だそうですが、庭木として広く植えられています。
穂状の花を7~10個咲かせ、個々の花は、花弁5枚、萼片も5枚で、雄しべは、花弁と同じくらいの長さです。
咲き始めは、赤い色の葯が目をひきますが、裂開して黄色い花粉を出します。
だんだんと、花穂の先端の方へ垂れ下がって咲いていきます。
 花の後に出来る実は、さく果です。自然風さまの2014年1月9日のブログに詳しい写真を掲載されています。


























キツネノカミソリ発芽 (ヒガンバナ科)

2016-03-11 13:19:35 | 草花
 一昨年の2014年9月に土に埋めておいたキツネノカミソリの種がなんと二年がかりで発芽しました。
見つけたのは、3月の初旬です。細い葉を伸ばしてきて、左右に開いています。
今では、数えてみると、10個ほどになりました。
 実は、一年めの昨年の春、どうして芽を出さないんだろう?と思って、少しだけ掘り出してみました。すると、
しわしわとなった種から地下茎がまっすぐ下に伸びて、先に小さな豆粒ぐらいの白い球根が出来ていました。
よく見ると、その少し上に芽の赤ちゃんみたいのがついていました。でも、一年めでは、地上に出ては、
こられませんでした。もう諦めかけていましたので、今回は、とても嬉しく思いました。
この葉は、少し大きくなったら、また、枯れるでしょう。だんだんと球根を太らせて、花が咲くのは、
何年目になるのかな・・暫く観察を続けたいと思います。








                    親株から出た葉の様子。球根が増えていったようです。



                     キツネノカミソリの花  2014年7月14日撮影



                    キツネノカミソリのさく果  2014年8月8日撮影



                    さく果が弾けて顔を出した種  2014年9月8日撮影



                    採取した種  直径6~7㎜程 2014年9月11日撮影



マンサク(マンサク科・マンサク属)

2016-03-10 09:24:47 | 樹木
 春に「まんず咲く」花、マンサクが今年も裏の畑で咲きました。
3月2日に撮ったはじめの方の写真は、日射しのまぶしい朝、黄色いリボンのような縮れ花弁を伸ばし始めた
3分咲きの頃です。最後の1枚は、3月8日の満開になった頃のものです。
マンサクの花を見ると、もう春なんだと、何となくうきうきした気分になります。