なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

チゴユリ(イヌサフラン科・チゴユリ属)多年草

2016-04-29 14:01:59 | 草花
 これは、鉢植えですが、チゴユリが咲いてきました。
落葉樹の林などに生えているということです。花が1㎝余りと小さいので、名前の
通り可憐な姿をしています。
ユリといっても、一般のユリの花と違って、ナルコユリやアマドコロ、ホウチャクソウなどの
仲間に近いそうです。黒い大きな実が出来ます。




















ノヂシャ(オミナエシ科・ノヂシャ属)1~2年草

2016-04-26 13:21:55 | 草花
 キランソウの近くに小さな白い花が集まってついている草を見つけました。
見たことある草だな・・と見ているうちに、ノヂシャと思い出しました。
名前を覚えた頃、あちこち探していた草でした。
 明治時代の帰化植物で、食用に栽培されていたものが、野生化したそうです。
茎が何度も二股に分かれ、分岐のすぐ下に長さ2~4㎝の葉が対生しています。
花は淡青色で、一つ一つの小花は、2㎜にもならないような小さな花です。




















キランソウ(シソ科・キランソウ属)多年草 別名ジゴクノカマノフタ

2016-04-24 15:23:52 | 草花
 この花を覚えてから、毎年咲いていないかな・・と、探すようになりました。
昨年は、ロゼット状に広がっているのが、よくわかったのですが、今年は、一面に咲いていて
ロゼット状とは、わかりにくかったです。
濃い紫色の唇形花で、上唇は、ごく小さく2裂しています。下唇は、平らに大きく発達していて
3裂し、特に中央の裂片が長く突き出しています。
雄しべの葯に花粉の見られるものもありました。
3枚目に偶然写り込んだ蟻んこから、花の大きさがおわかりになるでしょう。















タニギキョウ(キキョウ科・タニギキョウ属) 多年草

2016-04-21 14:34:30 | 草花
 曾根沼公園の入り口から少し遊歩道を入った右手、荒神山からの水が滲みだしてきている木陰に
タニギキョウは今年も咲いていました。
5㎜程のとても小さな花で、日光が差さないと、開いてきませんので、撮影には、苦労します。
 柔らかそうな小さな葉で、びっしりと広がっています。
花はキキョウに似ていて、花冠は、鐘型で、5深裂しています。雄しべは5本、雄しべが花粉を
出し終わった頃に、雌しべの柱頭が3つに裂けて開きます。






















マツの花

2016-04-20 08:32:22 | 樹木
 風がさあ~と吹くと、マツの枝から白い煙のようなものがふわぁ~と出てきました。
手で別の枝を揺らすと、もくもくたくさん出てきます。マツも花粉を出すんだ・・針葉樹でした。
今の時期、マツの花がたくさん見られます。
つくつくと新しい若い枝が伸びている基部のところに、つくしの頭のような形をした茶色い雄花が
集まってついています。ここからたくさん花粉を出しているようです。
見ると、まだ、若い枝があまり伸びていない雄花の方が花粉をたくさん出します。
マツは雄花の方がはやく開いて、別の枝の先に開いた雌花に受粉するようです。
雌花は、この若い枝の先端に赤い丸い形でついています。これが、受粉してマツの果実になります。
マツの果実は一年半もかかって成熟するそうで、昨年できた果実が新しい枝の基部についています。